「マリオパーティ2」は
その名の通り、マリオパーティシリーズの第2弾にあたる作品で、
NINTENDO64で発売された作品です。
1が発売された1998年の翌年、ちょうど1年が経過するタイミングで
発売された(1999年発売)作品になりますね。
こちらを実際に遊んだ感想をお話していきたいと思います。
⇒前作マリオパーティのレビューは初代マリオパーティのレビューから
ご覧ください!
こちらでは2のレビューをお話していきます。
2はどの機種で遊べるの?
マリオパーティ2が遊べるのは
現時点では下記の通りになっています。
・NINTENDO64
・Wii
・WiiU
・ニンテンドースイッチ
この4機種ですね。
WiiとWiiUはバーチャルコンソールでの配信で、
これはサービス終了後はダウンロードできなくなったため、
”既にダウンロード済み”の人しか遊べません。
スイッチ版は「ニンテンドースイッチオンライン追加パック」の
特典としての配信となっており、
単品で購入することはできない形式での配信ですね。
そのため、パッケージ版が存在していていつでも買えるのは
NINTENDO64版のみとなっています。
後のシリーズでおなじみの「アイテム」が登場
マリオパーティ2では後のシリーズでおなじみの
ボードマップをプレイ中に使うアイテムが
始めて登場した作品でした。
(1のアイテムは、今とは少し違う感じの特殊なものでした)
1よりもさらに”現在のマリオパーティ”に似て来た作品と言えますね。
最初、アイテムのルールには違和感もありましたが
今では逆にアイテムがない方が寂しく感じるぐらいには
私もなりました(笑)
※当時は1をやり込んでたので、結構違和感があったので…。
1より劣化した部分も…
ミニゲームの数は増えていますし、相変わらず
ミニゲームは楽しいのですが、
残念ながら個人的には「1より劣化した」と
感じる部分も多い作品になってしまいました。
まず、ボードゲームが1では8種類ありましたが
2では6種類に減ってしまい、
内容自体も、個人的には前作のマップの方が
個性的な感じで、好きでした。
種類が減った分、ボリュームがアップ…という感じも
そこまでないので、
これに関しては単純にマイナスになったような
感じはします。
以降のシリーズでは6種類程度が多いので、
1が特別多かっただけとも言えますが…。
また、後述する「ミニゲームコースター」は
結構残念な感じでした。
ミニゲームアイランドが大幅劣化…!
初代マリオパーティに収録されていた
「ミニゲームアイランド」というモードは
マップ画面も楽しい感じでしたし、
クリア後も戻ってミニゲームを遊べたりと、
”マリオパーティの一人用ミニゲームモード”としては
初代にして、いきなり完成されていたと
個人的には思っています。
が、残念ながら、2の「ミニゲームコースター」は
少し劣化してしまった印象で、
マップ画面の風景が1に比べると手抜きな感じがする点、
後戻りできなくなって、自由度が減り、強制的な感じが
強くなった点、
1個1個のステージクリアごとに保存されず、エリアごとに
なってしまった点など、
かなり大幅に劣化してしまったように感じます。
最後のエリアまで進んでしまうと、
もう後戻りをすることもできない感じの
一方通行感があるので、
1のミニゲームアイランドが好きだった人は
「こうじゃないんだ…!」と思うのではないでしょうか。
まぁ…それでも3以降はこういうモードすら
削除されてしまったので、
ミニゲームコースターでもあるだけマシだったのかも
しれませんが…。
ミニゲームは安定の楽しさ
色々マイナスなことも書きましたが
それでも楽しいことに間違いはないですし、
ミニゲームは安定の楽しさでした!
「いろいろダッシュ」「ぷかぷかアイランド」
「のっかれボール」など、前作にあったもののアレンジ
(いろいろダッシュはいろいろキノコのアレンジ)も良いですし、
「クッパだいばくはつ」や「おとしていただきキノコ」も
個人的に好きなミニゲームでした。
ミニゲームを全部自由に遊べるようにするためには、
シリーズの中では比較的ハードルが高い
(ミニゲームコースターのクリアが必要)なので、
集めにくさを感じる人はいるかもしれません。
ストーリーが少し謎?
ストーリーは各テーマパークでクッパと戦っていく
舞台的なつくりの内容になっているのですが
エンディングで「今までクッパがマリオたちと戦ってきたのは
全部芝居だったんです」みたいなことを言っている
場面があり、これは少し「???」でしたね笑
マリオパーティ2内でのことを言っているのかもしれませんが
全てのマリオシリーズのことを言っているようにも取れる内容で、
シリーズ本編を否定しているかのような、
そんな描写にも見えてしまいました。
まぁ、マリオシリーズのストーリーをそこまで
真剣に考える方が間違っているのかもしれませんが…笑
売上はどのぐらい?
マリオパーティ2の売上は「約107万本」と言われています。
(※所説あり)
1の売上を超えており、マリオパーティ3よりも
売上が高いため、
NINTENDO64で発売されたマリオパーティの中では
最大の売上を誇っていました。
(Wii/WiiU/スイッチ版はダウンロード専用のため売上不明)
その後、Wiiのマリオパーティ8が登場するまでは
シリーズトップの売上を記録していました。
隠し要素や裏技は?
マリオパーティ2にも様々な隠し要素や裏技が
用意されています。
隠しマップの解放や
ゲーム内のコインで購入できるようになる
ミニゲームの種類を増やす要素などがあるので、
条件が気になる方は
⇒マリオパーティシリーズ全作品の隠し要素・裏技の
記事のほうを参考にしてみてください。
スイッチ版やWii版、WiiU版でも
このあたりの内容は変わりありません。
続編は発売されているの?
マリオパーティシリーズはこの後もシリーズ展開が続き、
任天堂の後のハードでも多数新作が登場しています。
N64ではこの後にマリオパーティ3が発売され、
それが最後のN64でのマリオパーティとなりました。
※続編レビューは⇒マリオパーティ3のレビューを
参考にしてみて下さい。
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「マリオパーティ2」以外のN64ソフトのレビューは↑からご覧ください。