姫川版 漫画 ゼルダの伝説 時のオカリナを徹底的に語る!

ゼルダの伝説

ゼルダの伝説 時のオカリナには
いくつか漫画版も発売されています。

4コマ漫画が多いですが
ゲームのストーリーをベースに
一本の作品にしたものも発売されていますね。

こちらでは
姫川明さんによる
漫画版「ゼルダの伝説 時のオカリナ」について
徹底解説していきます。

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何巻発売されているの?完全版とは?

姫川版時のオカリナは「2巻」発売されています。
「上巻」と「下巻」の2巻ですね。

上巻ではこどもリンク編、
下巻ではおとなリンク編が描かれます。

後から発売された「完全版」は、2つの巻がまとめて収録されていて、
本のサイズも大きくなったバージョンとなっているので、
今から購入するのであれば、こちらの方が良いかもしれません。

ただ、物語展開自体は、”同じ”なので、
完全版じゃないほうを持っている場合、
わざわざ買いなおす必要はありません

登場人物一覧

漫画版時のオカリナに登場する
登場キャラクターの一覧です。
こども編、おとな編の横の数字は
登場話を示しています。

リンク…
こども編全話、おとな編全話

ナビィ…
こども編全話、おとな編全話

サリア…
こども編1、2、番外
おとな編2、8、9

ミド…
こども編1、2、番外
おとな編2、9

デクの木サマ…
こども編1、2、5、6、番外

ケポラ・ゲボラ
こども編2、5

タロン…
こども編3、5
おとな編5

ゼルダ…
こども編3、4、6
おとな編1、5、7、8、9

インパ…
こども編3、4、6
おとな編1、4、7、8、9

ガノンドロフ…
こども編3、4、6
おとな編1、3、5、7、8、9

ハイラル国王…
こども編3

マロン…
こども編4、5
おとな編5

エポナ…
こども編4、5
おとな編4、5

ダルニア…
こども編4
おとな編1、3、8、9

インゴー…
こども編5
おとな編5

キングゾーラ…
こども編5
おとな編6

ルト…
こども編5
おとな編1、6、8、9

ジャブジャブ様…
こども編5

ラウル…
こども編6
おとな編1、8、9

スタルキッド…
こども編番外

バグの木…
こども編番外

シーク…
おとな編1、3、5、6、7

ツインローバ…
おとな編5、6、7

ナボール…
おとな編6、7、8、9

ローロ…
おとな編番外

みずうみ博士…
おとな編番外

グーフォ…
おとな編番外

エルロラ…
おとな編番外

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全話一覧

漫画版時のオカリナの全話一覧です。

<こども編>
1…デクの木サマの異変
2…リンクの旅立ち
3…トライフォースの謎
4…炎の精霊石を探せ
5…ジャブジャブ様のお腹
6…時の勇者、誕生

※番外編として
「スタルキッドとお面(前編)」と
「スタルキッドとお面(後編)」があり、
全部で8話構成となっています。

<おとな編>
1…伝説の剣、マスターソード
2…森の賢者、サリア
3…最愛の旧友
4…リンクVSリンク
5…闇の案内人、シーク
6…幻影の砂漠
7…運命の再会
8…打倒!ガノンドロフ
9…新たなる旅立ち

※番外編として「ワタララ族のローロ」が存在しており、
それを含めておとな編は10話になります

ゲーム版未プレイでも大丈夫?

ダイジェスト形式のような感じには
なってしまっていますが
ゲーム版未経験でも基本的なストーリーは
分かるようになっていますし
ちゃんとひとつの物語として
楽しめる作品になっています。

ゲーム版の「時のオカリナ」を
やったことが無くても、
物語自体はちゃんと理解できると思いますし
ゲームをやっていないと「???」という感じでは
ないですね。

一部キャラクターが、何この人…?ぐらいの
感じはあるかもしれませんが…。

逆にゲーム版を遊んだことのある人でも
しっかり楽しめる内容になっていて、
後述するオリジナルエピソードなどもあるので、
ゲームを極めている人でも、
時のオカリナが好きなら
読んでみる価値はあると思います。

うまく漫画化出来ている作品

ゲームのストーリーをベースにしつつも、
上手く1本の漫画として
再現できている作品で、
漫画としての完成度も高い感じです。

ダンジョンの謎解きだとか
漫画としてはそれほど必要ない部分の
カットも見事だと思いますし、
逆に漫画独自のエピソードの挿入も
よくできている印象です。

姫川版ゼルダの最新作
「トワイライトプリンセス」と違い
巻数が短いので、かなり駆け足に
なってしまっている印象はぬぐえませんが
この長さで時のオカリナのストーリーを
ゲームの内容ベースで
しかも漫画的にまとめてあるのは
見事だと思いますし、
絵柄も綺麗で見やすい感じです。

ただ、書け足であるがゆえに
水の神殿が速攻で片付いたり(本当に数ページしかない)、
唐突に登場人物が退場したりすることは
あるので、このあたりは尺が足りない、という点が
マイナスになってしまった感じもします。

バトルメインではない

時のオカリナの漫画はバトルメインではありません。

一応、各ダンジョンのボスは漫画に全部
登場していますが、
たいてい1ページ~4ページぐらいで
決着がつきますし、
一瞬で倒されるボスもいます。

バトル漫画ではないので、
そのあたりは理解しておいた方が
いいかもしれませんね。

バトルはあっさりしています。

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オリジナルエピソードも

時のオカリナの世界観を壊さない程度の
オリジナルエピソードが番外編で
描かれています。

こども編はデクの木のライバルが出て来る話、
おとな編は独自の種族が出てきて、その種族が
絡んだお話が展開されます。

どちらもゲーム版にはない話なので、
ゲーム版を遊んだことがある人も
楽しめるかな?と思いますね。

また、ゲームにも登場したボス、
ヴァルバシアに独自のエピソードを
挿入しているなど、
本編中にもオリジナルエピソードが
上手く散りばめられている印象を
受けました。

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