「イメージファイト」は
アイレム（当時）から発売された
縦スクロールのシューティングゲームです。
仮想空間での戦闘と実戦が用意されているなど、
特徴的なシステムも採用されています。
こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。
（※スイッチのアイレムコレクションVol1でFC/PCE/AC/海外版をプレイしました）
どの機種で遊べるの？
「イメージファイト」を遊ぶことができるのは
現時点では下記の機種となっています。
・ファミコン
・PCエンジン
・プレイステーション1
・セガサターン
・Wii
・WiiU
・プレイステーション4
・ニンテンドースイッチ
・プレイステーション5
・XBOXONE
※発売順
プレイステーション1版とセガサターン版は単体では発売されておらず
「アーケードギアーズイメージファイト＆エックスマルチプライ」というソフトに収録されているほか、
プレイステーション5とXBOXONE版も単体では未発売で
「アイレムコレクションVol1（これ自体はswitchとPS4でも発売）」に収録されています。
PS4版とスイッチ版はアイレムコレクション以外にも
単体でアーケードアーカイブスのタイトルとして発売されています。
独特なシステムが特徴的なSTG
ルール自体は、縦スクロールのシューティングゲームですが、
ステージ構成が特徴的で、
序盤の5ステージは仮想空間での訓練、
終盤の3ステージが実戦という特殊な構成になっています。
ストーリー上の演出だけではなく
仮想空間での訓練には”合格”と”不合格”があり、
合格するには、5ステージの撃破率の平均を90パーセント以上にする
必要があります。
これで、成功する後半の実戦へ、失敗するとペナルティとして
高難易度の追加訓練ステージへ進まされることになるなど、
かなり特徴的なシステムです。
色々なシューティングを遊んできましたが、
こういうシステムのSTGはあまりないので、
非常に珍しく感じたものです。
ただ、その分敵の撃破率のことも意識しないといけないので
このルールが好きかどうかは
人によって好みが分かれそうな感じもします。
各機種版をプレイ。色々と違いも
私は「イメージファイト」をアイレムコレクションVol1で
プレイしたのでアーケード版をはじめ、
ファミコン版やPCエンジン版など、
色々なバージョンをプレイすることができました。
それらの感想も、一つずつお話していきます。
・アーケード版
一番見た目が綺麗で遊びやすい印象です。
難易度もそれなりに高いですが
個人的には一番これが好きですね。
海外版もありますが、あまり大きく違いを実感するほどの
差は個人的には感じませんでした。
・ファミコン版
グラフィックの見た目が大きく異なり、サウンドも
ファミコン音源になっています。
見た目は大分変りましたがステージ構成は同じで、
システムも同じなのでイメージファイトとしてのプレイ感覚は
十分に味わえました。
最終面のBGMは個人的にファミコン版の方が好きです。
・PCエンジン版
こちらはファミコン版とは違い、大分アーケード版に似ています。
若干アーケードとはサイズなどが違い、違和感もありますが
大方、アーケード版と同じような感覚で
プレイすることができました。
・NES版
海外版で、ファミコンと同じような感じですが
色合いが妙に青くなっていて、ちょっと違和感を感じました。
遊んだバージョンの中では個人的には一番遊びにくく感じましたね。
難易度は高め
敵の攻撃もそれなりに激しいですし、
撃破率も前半のステージでは考えないといけないので
難易度は結構高い部類の作品であると感じました。
ただ、アイレムコレクション版では
中断セーブやロード、無敵なども利用できるので、
苦手な人でも安心して遊ぶことができると思いますし、
アーケードアーカイブス版などでも中断セーブ・ロードは
利用できるので、
シューティングゲームがあまり得意ではない人は
”最近移植されたバージョン”を購入するようにすると、
良いのではないかな？と、思います。
R-TYPEを遊んでいると…
本作の内容は、同じアイレムから展開されていた
R-TYPEシリーズのFINAL以降にも登場していて、
FINAL2の追加ステージには、イメージファイトのステージを
ベースにしたステージも登場していました。
私は以前からR-TYPEシリーズを遊んでいて、
FINAL2作も良く遊んでいたので、
”やっと原作が見れた”という感じですね…！
R-TYPEFINAL系統を先に遊んでいると、
他の人はあまり味わえなそうな、逆方向の発見を
楽しめました。
続編は発売されているの？
イメージファイトの続編は発売されているのかどうか。
こちらに関しては
「イメージファイトⅡ」という作品が
1992年にPCエンジン向けに発売されています。
基本的なシステムなどはそのまま継承され、
さらにはストーリー描写なども盛り込まれた
作品になっています。
アイレムコレクションVol1に収録されているほか、
WiiUやWiiのバーチャルコンソールでの配信も
行われていました。
（バーチャルコンソールの方は配信終了）
ただ、それ以降は新作は登場しておらず
Ⅱまでの発売、という形に今の時点ではなっています。
（R-TYPE FINALには機体がゲスト出演したり、
FINAL2の追加ステージでは本作のステージの
オマージュステージが登場するなどして、
他作品ではありますが、間接的にまだ出番があることはあります）
