「Car Mechanic Simulatorポケットエディション」は
ニンテンドースイッチ向けに配信された
シミュレーター系のゲームで、
カーメカニックシミュレーターシリーズの一つです。
その名の通り、車の修理や整備などを行っていく作品に
なっています。
こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。
雰囲気はなかなかいい感じ
かなり細かく車の内部をいじることができるようになっていて、
パーツの種類や、やれること自体もそれなりに多いです。
また、試験走行では車を走らせることなどもできるので、
要素自体はそれなりに多く、雰囲気も個人的には
好きな作品でした。
グラフィックに関しても、シミュレーター系のゲームの中では
十分に綺麗な方で、
特に車の部品関連の部分に関しては
頑張っているように見えました。
車の知識がないとなかなか厳しい
↑で書いたように、雰囲気はなかなか良いのですが、
最大の問題点は”車の知識がないと結構厳しい”と、
言う点で、かなり細かいパーツの名前などが出て来るので、
車の(中身のほう)知識が皆無だと、
想像以上に遊びにくい作品です。
実際、私も車の内部には詳しくないので、
”〇〇を修理する”と言われても、そもそもそのパーツが
どこにあるのかも分からず、
オイル交換!と言われても、何を使えば良いのか
ゲーム内で説明されないために、
”かなりやりにくい”と感じてしまいました。
ただ、ゲーム自体は良くできているように思えるので、
このあたりの知識があれば、
私も楽しめたと思いますし、
知識がある人であれば、十分に楽しむことができるのではないかと思います。
日本語に対応しているのは〇
シミュレーター系のゲームは、全体的に見ると
結構、日本語非対応のものも多いのですが
本作はちゃんと日本語に対応しているので
その点は〇ですね。
日本語自体もちゃんと意味が伝わるようになっていますし、
逆にこのゲームが日本語非対応だった場合、
英語を読めない人はプレイ不可能なレベルで文字が多いので、
日本語に対応していた点は、良かったと思います。
ゲーム内の説明が致命的に不足している
このゲームの最大の問題点が
”ゲーム内の説明が致命的に不足している”ことで、
”チュートリアルを見ますか?”みたいなことも最初に聞かれるのですが、
そのチュートリアル自体もいい加減で、
ほとんど何も説明してくれない状態です。
このあたりは、ゲームの説明書がなくなったことの
弊害を感じる部分でした(笑)
せめて、ゲーム内にマニュアル(説明)を見れるところが
あれば良かったのですが
それもないので、ゲーム内で修理の依頼を受けた際に
〇〇をして下さい、と書かれていても、
”それのやり方が分からない”という状況に陥ってしまうことも
多く、この点は問題のある部分だと感じました。
先程書いたように、車に関する知識をある程度持っていないと
このゲームに関しては十分に楽しめないと思います。
私自身も、最初は調べながらやっていましたが、
セールで安く買った作品であることからも、
”これ以上無理に続ける必要はないかな”と、
十分にゲームを楽しむことはできませんでした。
ただ、先ほども書いたように、
遊んだ感じ、ゲーム自体は良い感じだったので
知識があれば十分に楽しむことはできるかと思います。
最初のロードだけ多少長い
私自身はロード時間は
基本的に気にしない人間なので、
個人的な評価が下がることは全くありませんが、
ゲームの最初のロードだけ「長い」ので、
気になる人は気になるかもしれません。
他のゲームと比較しても、それなりにロードが
長く感じるぐらいは長かったので、
ロード時間を待つ、というのがつらいと感じる人には
気になるのではないかと思います。
ただし、一度ゲームが開始されてしまえば、
後はそんなに長いロードは入らないので、
(苦手な人も)最初だけ我慢すれば大丈夫です。
その間、何か別のことをやってられる(飲み物を飲んだりなど)
ぐらいの時間があるので、のんびりと待つようにしましょう。
「ポケットエディション」とは?
この作品以外にカーメカニックシミュレーターを
遊んだことがないので、何とも言えませんが、
特に”ポケットエディション”だからと言って
内容が薄いとか、手抜きとか、
そういうネガティブな印象は受けませんでした。
恐らくは携帯ゲーム機としても使うことができる
ニンテンドースイッチ向けに発売されたタイトルなので、
それでポケットエディションと名がついているものと
考えられます。
シリーズ経験者であれば、色々感じる部分もあるかもしれませんが
シリーズ初経験であれば、ポケットエディションだろうと何だろうと
特に気になる部分はないかと思います。
続編は発売されているの?
他機種やPC向けには
カーメカニックシミュレーターは発売されていますが、
ニンテンドースイッチ向けに発売されているのは、
現時点(2024年1月時点)では、この作品のみになります。
ただ、シリーズ自体は
switch以外の部分で続いているので、
そのうちニンテンドースイッチ向けにも発売される可能性は
あるかと思います。
「switchに拘らない」と言う場合に関しては
他機種向けにシリーズ作品が発売されているので、
自分が持っている機種向けに発売されているものがあれば、
遊んでみるのも良いと思います。
switchに続編が出るかどうかは、
今のところは”何とも言えない”という状態ですね。
(もちろん、配信される可能性も十分にあるとは思います)