ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFTのレビュー!東京が舞台!

ワイルドスピード

「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」は、
2006年に公開された映画で、
ワイルドスピードシリーズの第3弾にあたる作品です。

前の2作とは異なり、物語の大半の舞台が
日本になっていて、登場人物も大きく異なっているなど、
外伝的な感じもする作品ですね。

こちらを実際に見た感想をお話していきます。

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今までのシリーズとはまた違う雰囲気

初代ワイルドスピードとワイルドスピードX2に続く作品ですが、
前の2作品とは異なり、
今回は主人公が新キャラクターになっているほか、
舞台も日本がメインになっているなど、
かなり雰囲気の違う部分もある作品です。

また、レースも”ドリフト”の部分に重点が置かれていて、
ここも今までとは少し違う感じのする部分ですね。

ただ、ワイルドスピードらしさは健在で、
多少の違和感はあるかもしれませんが
個人的には十分に楽しめた作品でした。

過去作品は見てなくても大丈夫?

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFTは、
前の2作との関係性はほとんどないので、
ワイルドスピードシリーズ初挑戦でも
特に問題なく見ることができる作品だと思います。

私自身は1と2から順番に見ていますが
仮に前の2作品を見ていなかったとしても、
物語的には全然理解できる内容であると感じます。

一応、唯一の繋がりとしては
物語のラストに1に登場したドミニクが登場することぐらいですが、
ドミニクの登場場面も、
仮に彼のことを知らなかったとしても、特に影響はない場面なので、
ワイルドスピードシリーズ初挑戦でも、
この作品に限って言えば問題ないと思います。

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レース自体は迫力がある

前の2作品と比べるとレースの場面が
さらに多くなっている印象で、
序盤のレース、終盤の峠でのレースのほかに
公道でのカーチェイスなど、
迫力のあるシーンが多数存在していました。

特に、ラストの峠でのバトルは、
珍しく純粋なレース(妨害はしてきていますが)の
決戦で、見ごたえがありました。

少し違和感のある感じも…?

日本が舞台となっていますが、
海外の映画なので、
若干”え?これ日本?”みたいな違和感が
なくもないですね…

公道でストリートレースみたいなことをして
大事故が起きていても、全然大丈夫!みたいな感じは
フィクションならではです笑

ただ、個人的にはこういうところのツッコミどころも
含めて楽しめたので
全然良いですし、むしろそういう部分が
この映画の良いところだと思います(笑)

が…気になる人は気になるかもしれないので、
念のため…。

え?学生…?

最初のシーンでは、主人公のショーンが
まだどんな立場か分からない状況だったので、
初代や2の主人公・ブライアンのように
普通に社会人だと思っていたのですが
なんと、高校生でした(笑)

序盤のレースシーンが終わり、
制服姿で彼が登場した時には驚いたものです。

しかも、何となくちょっと無理があるような…と、
思いつつ、見終わった後に調べて見たら、
俳優さんもやっぱりこの作品を演じている時点で
既に20代中盤だったようなので、
少し不自然な感じでした(笑)

ただ、演技自体は全然問題ないですし、
キャラクターも、見ているとだんだんと、
愛着が湧いてくるキャラクターは多かったですね。
(ブライアンとは違って、ちょっとショーンの方は
将来が心配な気もしないでもないですが…笑)

後のシリーズへの繋がりはあるの?

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFTに登場した人物のうち、
何人かは後のシリーズにも登場しているので、
一応物語上の繋がりはあります。

ただ、本編のメインキャラは登場していませんので、
シリーズの中でも比較的”独立した外伝作品”のような
イメージを受ける作品ではあります。

もちろん、シリーズ自体を追うのであれば
できれば見た方が良い作品ではありますが、
仮に飛ばしてもそこまで大きな影響は出ないかな?と
感じる作品ではありました。

とは言え、個人的にはX3(この作品)も面白かったので、
少し作風は違いますが、見ておいても損はないような気はします。

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登場キャラクターは個性的

前作までと同じく、登場キャラは
なかなか個性的で良いですね。
今回は前半部分でも少し触れた通り、
”新キャラ”がほとんどで、旧作から登場するのは
ラストシーンのドミニクだけですが、
新キャラも、それぞれいい感じを出しています。

個人的には、怪しい感じで登場しながらも
主人公を指導してくれたハンや、
小物感が何となく癖になる敵のタカシなどが
いい感じでした。

主人公の父親も、なかなか良い味を
出していましたね…!

後のシリーズにも、ショーンやハンなど、
一部のキャラクターは登場する作品も
存在しています。

作中の犠牲者ネタバレ!

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFTの作中で
犠牲になってしまった登場人物をご紹介します。
(※作中の時系列順です)

〇モリモト
敵対するレーサー・タカシの仲間。
終盤のカーチェイスのシーンでショーンの車に
体当たりを仕掛けていたところ、他の車をよけきることが出来ずに
事故を起こし、さらには他の車複数台にも追突されてしまうことに。
(状況的に命を落としている可能性が高そうかつ、
このシーンの後は一度も登場しませんが、
明確な描写・言及は作中ではありません。)

〇ハン
ショーンのレースの師匠的存在となった人物。
終盤のカーチェイスの際に、車ごと横転し、
その車が爆発して犠牲となる。
…も、後年のシリーズ作品では実は生きていたことが明らかに
なっています。

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