ワイルドスピード SKY MISSIONのレビュー!合成は最後だけ気付いた…

ワイルドスピード

「ワイルド・スピード SKY MISSION」は、
2015年に公開された映画で、
ワイルドスピードシリーズの第7弾にあたる作品です。

シリーズ第1弾から、第3作目を除き、
毎回出演していた主役キャラの一人、ブライアンの
最後の登場となった作品ですね。

こちらを実際に見た感想や、作中の犠牲者ネタバレなどを
お話していきます。

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ブライアンの最後の登場作品

1~登場していて、X3以外の全ての作品に登場していた
ブライアン・オコナーが最後の登場となる作品です。
1からずっと見ていると「これで最後なのか…」と
感慨深くなるものですね…。

ラストシーンでは別れを演出するかのような、
別々の道に進むシーンも印象的でした。

このブライアン自体は物語では、今回も
敵との戦いに打ち勝って無事に生還するのですが、
ブライアンを演じられていた役者の方が
全ての撮影が終わる前に亡くなられてしまっていて、
ブライアンが登場するのは
現時点ではこの作品が最後、ということになっています。

撮影自体も完全に終了していなかったために
一部のシーンでは、ブライアンを演じていた方の親族が
代役として出演、CG合成などが用いられるなどして、
足りないシーンをカバーして無事に完成したという
経緯を持つ作品で、
そのことを、私はこの作品を見る前に知っていたので、
色々寂しい感じもする作品でした。

特に、ラストの方のシーンでは、
他の共演者の人たちも、もうそれが起きたあとなのかな?と
思うような場面もあり、強く印象に残りました。

合成は全然わからない。ラストだけ違和感を感じたぐらい

一部のシーンで合成が使われている、と先に知った状態で
見たのですが、
”全然、どこのシーンだか分からない”ぐらいに
上手く作られていましたね…
お見事です。

唯一、ラストのドムとブライアンが一緒に走るシーンだけは
合成かな?と思いましたが(実際にそうだったようです)、
それ以外は、後に”答え”も見ましたが全然分からなかったので、
技術力の向上とは、やはり凄いものですね。

こういった背景を知らず、普通に一つの映画作品として見る分には
”何も違和感を感じない”と思いますので
映画のスタッフの力量を感じました。

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さらに派手に、滅茶苦茶に

映画自体の内容としては、さらに派手になっていて、
特に車でビルからビルを超えるシーンはもはや滅茶苦茶で
笑いました(笑)

映画なのにこっちまで怖くなるような、
そんな印象的なシーンになっていたと思います。

他にも、飛行機から車で飛び降りて敵を奇襲するような描写もあり、
今までよりも「さらに吹っ飛んだ」作品になっていたように感じます。

ただ、ラストの戦いに関しては個人的には前作の滑走路の戦いの方が
迫力があったかな?という印象は受けました
(ホブスのガトリングとかはヤバかったですけど…笑)

これまでとの作品のつながりも多い

過去作品とのつながりも多く、
これまでのほぼ全ての作品と繋がっていますが、
強いて言うのであれば「1」「EURO MISSION」との繋がりが深い感じでした。

また、「X3」の後の時代が描かれているので、
久しぶりにX3の主人公のショーンが出て来たのも
懐かしい感じでしたね。
(ただ、ショーンがドムとのレース前(X3の時の映像を使っている)と
レース後(新しく撮影)で年老いているのは少し笑えてしまいました)

過去作品の登場人物も色々登場していて、
個人的には1のヘクター(1にちょっとだけ出てたレーサー)が
久しぶりに出て来たのが懐かしかったです(笑)

ラストシーンはとても印象に残る

ラストシーンは、ブライアンが新たな道に進んでいき、
ドムたちと別れる感じの描写になっていますが、
その理由を知っていると、やはり、とても印象に残る
シーンになっていますね…。

元々、こういう展開の予定だったのかどうかは
分かりませんが、
恐らく事故の後にこういう展開になって、
演じている他の共演者の方も「そのあと」に撮影したものだと
思いながら見ると、やはりとても印象に残るものがあります。

特に、別れる道を進んでいくような描写は映画の中だけではなく
現実にリンクするような感じもあって、
とても印象的な描写に感じました。

まだまだブライアンを演じられていた
ポール・ウォーカーさんはまだまだ若く、これからも
色々な活躍があったと思うと、とても残念なことですね…。
改めて、ご冥福をお祈りします。

その後の、撮影エピソードなども含めて
映画の内容以上に、とても印象に残る作品となりました。

作中の犠牲者ネタバレ

ワイルドスピード スカイミッションで犠牲になってしまった
キャラクターたちをご紹介します。
(※今後の作品で実は生きていた、などになった場合は追記します)

〇ハン・ルー
物語の冒頭でデッカード・ショウに事故に見せかけられて
車ごと爆破されてしまう。
※⇒後の作品で生存が確認されています。

〇シェパード
ノーバディの部下。デッカード・ショウのアジトを襲撃した際に
罠にはまり命を落とす。

〇キエット
ジャカンディの配下の一人。
終盤でブライアンと対決するも、ブライアンの機転により
身体ごと引っ張られる形で転落、命を落とした。

〇モーゼ・ジャカンディ
終盤でヘリコプターからドムたちを攻撃するも、
車ごと大ジャンプしてきたドムによって爆弾をヘリにつけられてしまい、
そのまま爆発、命を落とした。

前作と比べると、犠牲者の数は少なめで、
メインの敵のデッカード・ショウは逮捕、
味方キャラのミスター・ノーバディは負傷したものの
無事に生還を果たしています。

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