ワイルドスピード ICE BREAKのレビュー!作中の犠牲者ネタバレも!

ワイルドスピード

「ワイルド・スピード ICE BREAK」は
2017年に公開された映画で、
ワイルドスピードシリーズの本編第8弾にあたる映画です。

第7弾を最後に、主要キャラクターの一人・ブライアンが
退場(演じている方が亡くなられたため…)し、
ブライアン抜きのワイルドスピードとしては
この作品が初めてとなります。
(X3のみ未登場ではありましたが、あれは外伝的な感じもあるので…)

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ブライアンのいないワイルドスピード

第1作目から登場し、第3作目を除き、
全てのワイルドスピードに登場していた
ブライアンが、本作からは登場しないので、
やはりどうしても、少し寂しいような印象がありましたね…

この先、第9作目、第10作目と進んでいけば
”ブライアンがいない光景”が当たり前になっていくのだと思いますが
第7作目まで続けて見てからの第8作目だと
やはりドム(主人公)の横にブライアンがいないのは
違和感が結構ありました。

作中の世界ではブライアンは健在で、家族で平和に暮らしている
設定ではありますが、
どことなく作中の登場人物たちも、ブライアンのことを
少し寂し気に言うこともあって、複雑な感じでした。

物語としての魅力は健在

ブライアンはいなくなってしまいましたが、
映画の作品自体としての魅力は健在で、
第7作目までと同じように、
十分に楽しむことが出来ました。

今回も、カーアクションはかなり派手で、
題名の通り、氷の上でのカーチェイスは
なかなか迫力がありましたね。

ただ、序盤の展開が結構急展開
(ファミリーがいきなり招集されていたり)なので、
このあたりは意外と駆け足感がありました。

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過去作品との繋がりは相変わらず多い

ワイルドスピードシリーズは第4作目の「MAX」以降は
特に、過去作品との繋がりが比較的多く、
今回も過去作品との繋がりは健在です。

今回の作品では、第7作目の「スカイミッション」や、
第6作目の「ユーロミッション」との繋がりが
深い感じでしたね。
実際に、第6作目、第7作目の時の敵キャラクターが再登場したり、
繋がりのある新たな敵が登場したりしています。

いきなりワイルドスピードシリーズをここから
見始めるのは、少し厳しいかな?と、思う内容でした。

ショウ一家は味方になると頼りに…

前作で敵対したデッカード・ショウが
今回は味方サイドとして登場します。

多少主人公サイドと言い合いはしているとは言え、
いきなり善人に?というのは少し違和感を感じますが
(弟の復讐のために前作では敵対していたはずなので)
前作で強敵だっただけに、味方になると
かなりの戦力になりますね。
(前半はともかく、終盤の敵の飛行機に乗り込んだところでは
彼らしい活躍を見せていました)

また、前々作の敵だったオーウェン・ショウも
久しぶりに登場して(終盤だけですが)
飛行機の中でデッカードと共に活躍しています。
(ただ、オーウェンの方は出番は短いです)

懐かしい顔ぶれも…

ショウ一家の他にも、
第5作まで登場していたデゴ・リコのコンビや、
第5作から登場していたエレナなども再登場しています。

ただ、エレナの方は割とあっけなくやられてしまったので、
少し意外でした。
(ワイルドスピードシリーズは、後から”実は生きてました”を
結構やりますが、あの感じではさすがに難しそうです)

ドムが敵に回る脅威

主人公のドムが敵に回る脅威を感じさせる作品でした。

ドムは、エレナと息子のために
敵側について後半まで行動していますが、
やはり、敵に回ると非常に厄介な相手ですね。
(第1作では一応敵対するような場面もありましたが)

特に、中盤のファミリーの面々と対峙する場面では、
他のメンバーもみんなそれなりの実力であるはずにも関わらず
圧倒する描写があり、
やはりファミリーの中でもまた一つ抜き出た存在であることが、
描かれていました。

こういう展開だったからこそ、
もしもブライアンがいたら、また違う展開を見せていた気もするので
そこのところは見て見たかったような気がしました。

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印象に残る場面

今回、個人的に印象に残った場面は、
終盤の氷上でのカーチェイス、
デッカード兄弟の飛行機内部での戦い、
それと中盤の車がオートでハッキングされて、
無人の車が大量に襲い掛かって来る場面ですね…。

特に、中盤の車の暴走は
大惨事になっていたので、
恐ろしい光景でした
(その後、物語の世界の中ではあの状況が
どのように処理されたのか、少し気になります笑)

終盤のデッカード兄弟の戦いも、
前作では怖いだけだったデッカードの異なる一面が
見れたりして、良い場面でした。
(オーウェンは前と同じ感じでしたが、
デッカードのほうは意外とお茶目な感じで笑えました)

作中の犠牲者ネタバレ

ワイルドスピード ICE BREAKの作中で
犠牲になってしまったキャラクターたちを
ご紹介します。
(作中の時系列順 今後、続編などで復活が確認された場合は
追記していきます)

〇エレナ・ネベス
サイファー一味に囚われの身となった状態で
ドムと再会、中盤までは存命であったものの、
中盤でドムがサイファーらの命令に反した罰として
ドムの目の前でローズによって撃たれて命を落とす。

〇コナー・ローズ
サイファーの配下。終盤までドムを監視していたものの、
ショウ一家によって息子が救出されたことを確認したドムの
反撃を受けて、その場で絶命する。

敵のサイファーは、
デッカードに追い詰められた際に飛行機から
パラシュートで逃亡、本作では倒されることは
ありませんでした。

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