ワイルドスピードMAXのレビュー!初代の正統続編な感じ!

ワイルドスピード

「ワイルドスピードMAX」は、
ワイルドスピードシリーズの第4弾にあたる作品で、
2009年に公開された映画です。

第1作の主人公二人が再び登場した作品で、
2作目や3作目よりも、初代の正統続編のような、
そんな感じのする作品ですね。
(※前作レビューはこちら⇒ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFTのレビュー

こちらを実際に見た感想をお話していきます。

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「1」の正統続編

ワイルドスピードシリーズは初代から順番に
見ましたが、2と3と比べても、
4作目にあたるこの「MAX」が、1の正統続編のような
感じがする作品ですね。

1の主人公だったドミニクとブライアンが再び登場し、
他にも1のキャラクターが登場しているので、
ようやく続きの物語を見ることができているような、
そんな感覚も受ける作品です。

なお、MAX自体は「X2」「X3」との繋がりは
あまりないために
その後の作品はともかくMAXに関しては
「1」⇒「MAX」で見ても十分に物語を
理解することはできるかと思います。

過去作品のキャラクターも多数登場

今回の主人公は1の時と同じく、
ドムとブライアンになっていて、
ドムは「X3」にほんの少しラストで登場していましたが
本格的に出て来るのは久しぶりです。
ブライアンは「X2」までは主人公でしたが「X3」にはいなかったので、
こちらも少し久しぶりな状態ですね。

他に、1で登場していたレティとミアの二人が
久しぶりに登場しているほか、
3に登場したハンも前半に少しだけ登場しているなど、
過去作品のキャラクターも多く登場している作品ですね。
(なお、時系列的にX3より前のようで、ハンがこの後東京に行くようなことを
ほのめかす発言をしています)

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レースよりアクション寄りになった印象

前作までと比べると、レースよりもアクション寄りに
なった印象で(アクションと言っても、カーアクション中心です)
純粋にレースをしたのは、序盤の方の
敵組織に潜入するための採用試験の場面ぐらいですね。

前作にあたるX3は特にレースしてる回数が多かった気がするので、
レースが好きな人は少し、レース不足を感じるところも
あるかもしれません。

個人的にはレースでもカーアクションでもどちらでも
楽しめるので、MAXも十分に楽しむことができました。

後半は若干駆け足感も?

前半は、敵組織の巨大さが強調されていた気がしますが、
後半になってから急にあっさりと小物化してしまった印象で、
大した抵抗もなく、敵組織は壊滅してしまった印象です。

組織に潜入するまでが意外と長く、
潜入が始まった後は、割とあっさり裏切って敵対するような感じで、
後半の方が展開が早いような気がしました。

ただ、それでも必要な部分はちゃんと描けているので、
評価マイナス、と言うほどではありません。

棒読みのキャラがいるのが少し気になる…

吹き替え版の方ですが、
一部キャラが妙に棒読みな感じで、
若干この点は気になりました。

多少であれば全然良いのですが、
結構、他の登場人物と一緒に喋っているシーンなどでは
「え?」と思うような場面もあったので、
気になる人は気になると思いますし、
どのキャラクターのことを言っているかは、
これを読んだあとに映画を見て貰えれば
なんとなく分かると思います。

(私は吹き替え版を見ているので気になりましたが
字幕版を見る人は当然、関係ないので問題ありません)

色々大変そうなブライアン…

1から登場しているブライアンは、
1の時点では潜入捜査を行っていた捜査官で、
そのエンディングでドムを逃がしたことで、
追われる立場になってしまいます。
2ではそれを見逃すことと引き換えに再び潜入捜査を行い、
その活躍を認められて今度は復帰…

と言う流れでしたが、MAXでは最後の最後で
再びドムを逃がすために自分の立場を捨てて追われる立場に…
と、とても忙しい展開を見せています(笑)

このあとの作品でも、ブライアンがどうなってしまうのか、
個人的には楽しみなところです。

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作中の犠牲者ネタバレ!

ワイルドスピードMAXの作中で犠牲になって
しまったキャラクターをご紹介していきます。
※後の作品で「実は生きていた」になっているキャラクターも
本作内でそのことが明らかになっていないキャラについては
記載しています(後半に補足で解説を入れています)

〇レティ・オルティス
序盤で命を落としたことがドムに伝えられる。
後に、ブライアンに協力して敵組織への潜入捜査を行っていたことが判明、
その最中、フェニックスによって命を奪われたことが明かされている。
(※この作品では犠牲扱いになっているものの、後のシリーズで生存が判明)

〇フェニックス・カルデロン
敵組織の幹部的存在で、ドムにとってはレティの仇。
終盤でブライアンを傷めつけていたところ、後から車でやってきたドムに
そのまま追突されて命を落とす。

続編はあるの?

ワイルドスピードMAXの続編は、
シリーズ第5弾として制作された「ワイルドスピードMEGA MAX」という
作品になります。
(※続編レビューはこちら⇒ワイルドスピードMEGA MAXのレビュー

他のシリーズ以上に直接的につながりを見せていて、
MEGA MAXの方はMAXのラストシーンの部分から
物語が始まり、その後が描かれていく、
と言う内容になっています。

MEGA MAXはかなり過去作品とのつながりも
色々と出てきているので、
MAX以上に、過去作品を見ていた方が分かりやすい作品ですね。
(1とX2とMAXを見ていた方が良いと思います)

その後もワイルドスピードシリーズは
広がりを見せていて、MEGA MAXの後に関しても
多数のシリーズが展開されています。

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