るろうに剣心アニメ版（2023/ノイタミナ）レビュー！どこまで放送するの？

「るろうに剣心（2023）」のアニメ版は、
同作品2度目のアニメ化となる作品で、
前のアニメ版（1996年～1998年）のものとはまた別の
作品となります。

ただし、内容自体は原作の第1巻からを再び描いていく形なので
同じ原作の作品をまた、新しく作り直した…という感じですね。

現在連載中の「るろうに剣心北海道編」のアニメ版ではありません。

こちらを実際に見た感想をお話していきます。

どこの部分を描くの？

どこの部分を描くの？

1996年のアニメの時も原作の第1巻からを描いていましたが
今回も原作の第1巻からを描く作品です。

原作のその後や、前のアニメ版のその後、
連載中の北海道編のアニメ化などではなく、
また最初から、という形です。

東京編からスタートし、現在は原作の通りに沿って
物語が進んでいる状態になっています。

キャストは一新。最初は違和感も慣れていく

前のアニメ版とは、主人公の剣心を始め、
全てのキャラクターのキャストが一新されています。

前のアニメ版を見たことがない人には
何も問題はないと思いますが
私は前のアニメ版も、その劇場版も、OVA版も、
そして実写映画版5作品も全て見ているので、
最初は剣心の声も含めて
結構違和感がありましたね（笑）

特に剣心の声は、今回は男性の声優が
担当しているため、
最初はなかなかの違和感でした。

ただ、不思議なもので第2話、第3話と見ているうちに
だんだんと違和感は無くなっていきましたし、
他のキャラクターに関しても、当然前とは声は違いますが
”合わない”という感じではないので、
私のように、最初は違和感を感じても
次第に慣れていくとは思います。

登場する声優さんは
割と脇役まで含めて豪華な声優陣になっているように
感じました。

映像は前より綺麗に

アニメーションの映像は、前よりかなり綺麗に
なっている感じがしますね。
作画の意味ではなく、技術的な部分が当時（1996年のアニメ版）よりも
向上して、動きなども滑らかになっているように感じます。

作画も今のところはある程度安定している
印象を受けますし、
見た目の部分は問題ないと思います。
（前のアニメ版の時は終盤の方で特に作画が乱れていたような気はしますが…）

CMが多い気がする

私は普段、夜間の時間帯のアニメはほとんど見ないため、
これが普通なのかもしれませんが
やたらとCMが多い気がしますね（笑）

CMが長いせいか、割とあっさり1話1話が終わってしまうような
印象を個人的には受けました。
ただ、普段からこの時間帯のアニメを見る人からすると
このぐらいが普通なのかもしれないので、
あくまでも、普段あまり見ない立場からすると、
そう感じる…ということで。

次回予告は文字だけ

次回予告は現時点では”文字だけ”になっていて、
次の話のタイトルが表示されるだけで終わりです。

そのため、次回への楽しみ、という点では
少し前作よりも劣るような気もしますね。

まぁ、私は原作の漫画も最後まで読んでいて
既に内容を知っているので、
予告が無くても”次回はこれのはず”ということは
分かりはするのですけどね…。

どこまで放送するのかが気になる

るろうに剣心の物語は原作通りに進むと
「東京編」（最初の色々な話の部分）と
「京都編」「人誅編」に分かれていますが
どこまでやるのかどうか、気になるところです…

前の1996年のアニメの時は全96話で、
人誅編はやらずに、京都編の終了後に
島原編、勝海舟編、黒騎士編、風水編という
オリジナルのシナリオをそれぞれ放送して
そのまま最終回を迎えましたが
今回、そこまで長くやるのかどうか？という疑問も
あるので、何とも言えないところですね…

個人的には”京都編”までやってほしいところですが
京都編まで描くとなると、恐らく50話ぐらい必要に
なりそうな気がするので、
何となく青紫のところまでのような気もします。

京都編に入ってしまうと、流石に京都編の途中で打ち切るのも
難しいでしょうし…

とは言え、京都編の直前は、
確か雷十太だったはずなので、
雷十太で最後というのもかなり微妙になるので、
青紫か、あるいは斎藤が出て来るところまでか…
そんな気はします。

ただ、もしも斎藤の所まで描くと、京都編の雰囲気も出て来るので、
第2期か何かで京都編もやったりするのでしょうか。

人誅編は…まだ一度もちゃんとアニメ化されていませんが、
（OVAのひとつでダイジェスト的に出て来たのと、実写化されただけ）
今回もなかなか厳しそうな印象を受けます。