るろうに剣心を徹底的に語る!原作・アニメ・実写版レビューと考察!

るろうに剣心

るろうに剣心…
漫画に始まり、アニメから実写映画まで
色々な分野でヒットしている作品ですね。

非常に幅広い展開が行われているのが
特徴の一つです。

今回は、そんなるろうに剣心の
漫画・アニメ・ゲーム・映画…
あらゆるものについて語って行きます。

スポンサーリンク

原作漫画の感想

和月伸宏さんによる漫画で、1994年から1999年に
連載された漫画です。全部で28巻が発売されました。
明治時代初期の日本が舞台で、一部実在の人物などが登場するのも
特徴的ですね。

主人公が強い!
主人公の剣心は、伝説の人斬りとしての過去を持つので、
最初からとても強いです^^
主人公が成長していく系では無く、敵がどんどん強くなっていく
スタイルですね。。
京都編が始まるまではそれほどてこずっていなかった印象です。

絵柄が…?
最初と最後で絵柄が少しずつ変わっていった印象…
少し柔らかくなった?というかそんな感じです。
京都編終わったぐらいから変わっていたような…

やはり京都編が…
色々な話がありますが、やはり個人的には京都編が一番の
お気に入りです。十本刀との戦いなどはかなり良い雰囲気でしたね。
第17巻の最後の演出も味があって、良い感じでした。
彼らしい最後…ということで。

人誅編は…?
アニメでは放送されなかった”人誅編”というストーリーが
京都編の後にあります。
こちらもなかなか良いと言えば良いのですが、結構暗い感じの
話でした。。
敵キャラも十本刀に比べると個性が薄かった印象です…
縁は強敵でしたが、どうしても志々雄真実に比べると
格下に見えてしまうのがザンネンでした…

漫画は色々ありますが、お気に入り漫画の一つです。
明治時代を舞台としている漫画ではありますが、
歴史的な知識が無くても、特に問題なく楽しめる漫画
だと思いますよ^^

アニメ版の感想

和月伸宏さんによる同名の作品をアニメ化したものです。
1996年から1998年に放送されました。全94話。
オリジナルストーリーなども多く挿入されたのが特徴ですね。

やはり京都編・・・
やはり個人的には京都編が好きです。
なかなか丁寧に描写されていて、とある人物のその後や、
十本刀の戦いも大分丁寧に描写されていました。
京都編のBGMも良いですね!

オリジナルが・・・
るろ剣のアニメはオリジナルストーリーが多めです。
個人的にはオリジナルストーリーは嫌いじゃないので
歓迎なのですが、、
後半のとあるオリジナルストーリーは微妙でした。。

人誅編はカット!
漫画では最終章の人誅編はカットされており、
京都編終了後は色々なオリジナルストーリーをやって、
そのまま最終回を迎えます。
人誅編。。確かにクセはありますが、アレはあれで
面白かった気もしますけどね・・・。

オリジナルストーリー
個人的にお気に入りは島原編ですかね。。
あれだけは結構楽しめました。
魅王は何のために出てきたのか…(笑)
他の黒騎士編とかもそこそこは楽しめましたが、
最後の風水編はもはや謎でした。。
何故少年漫画のアニメに風水の要素を(笑)

BGM
BGMも全体的に良い曲が揃ってました!
上でも書きましたが、特に京都編のBGMはお気に入りでした。
まぁ、京都編よく見ていたからそう思うだけかもしれませんが・・・

OP、ED
るろ剣はオープニングとエンディングが結構頻繁に
変わっていた印象。
個人的にはオープニングでは1/2
エンディングでは1/3の純情な感情 が好きです。
他にも結構良い曲はありますが・・・。

なかなか良いアニメでした!
京都編の後はなんだか燃え尽きてしまった感もぬぐえませんが、
それでも面白い話は面白かったので
個人的には満足です。

スポンサーリンク

小説版「島原編」感想

アニメ版のるろうに剣心で放送されたオリジナルエピソード、
島原編の小説版ですね。
漫画には存在しないエピソードなので、漫画ファンにも楽しめるかと。

島原編は…
テレビアニメ版は京都編終了後はオリジナルエピソードに突入し、
そのまま最終回までオリジナルエピソードを繰り返し放送してました。
その中の一つがこの島原編。
個人的にはこれはなかなか好きです。
このあとの勝海舟編や黒騎士編、風水編はイマイチでしたが…

分かりにくいところも…
アニメ版では尺の都合上か、分かりにくいところまで
ちゃんと描かれていたのは良い点だと思います。
映像が無い分、小説だと細かいところまで書いてくれますからね…。

小説は読みやすい!
小説の読みやすさとしては文字の大きさ、構成など、
読みやすいようになっていると思います。
長さとしてもほどほどなので、特に疲れる!という印象は無かったですね。
文章にも問題なかったと思います。

壮大そうで…
島原編の物語は導入部分は何やら、ものすごく壮大そうな
イメージ漂うのですが実際に始まってみると
あっさり終わっていくような感じです(笑)
本当はもっと長い予定だったのでしょうか?

魅王…
どうしても笑えてしまうキャラクター。
敵のリーダーを裏切る、影の黒幕的存在なのですが
その最後があっけなさすぎて笑ってしまいます。
メインキャラ誰とも戦わずに退場だとは!

アニメでも楽しみましたが小説版も楽しめました。
島原編関連の本はたしかこれしかないので、
ある意味では貴重な小説だったりします!

OVA「追憶編」感想

テレビで放送されていたアニメは、原作の京都編までやったあと、
オリジナルストーリーをいくつか展開して、そのまま終わってしまいました。
そのため、原作の後半のお話しは描かれないままでした。
その、描かれなかった部分をOVAとして発売したのがこの作品ですね

最初にこれを見た…
初めてるろうに剣心シリーズを見たのは
この作品でした。原作よりも、アニメよりも先にこれを見たわけですね。
なので、これが回想シーンにあたる部分だとは思わず
こういう作品なのかと思ってました。

これがきっかけで…
この追憶編がきっかけで、るろうに剣心のアニメや漫画を
読み始めたので、そういう意味では、るろうに剣心を見る
きっかけを作ってくれた作品です。
追憶編から入った人なんて、きっと珍しいですよね(笑

最初は違和感が…
これの後に普通のアニメ版を見たのですが最初は
あまりのギャップに驚きました。追憶編はシリアスな
雰囲気ですからね…絵柄も全然違いますし、最初は戸惑いましたが
今は逆に追憶編の絵柄に違和感を感じます笑

これから見ても…
主人公の過去のお話しですが、こちらから見ても、別に
話は理解できていたので、問題ないかとは思います。
私も当時、普通に1本の作品として、楽しんでいました。
ただ、できれば本編からの方が良いかもですね

るろうに剣心の入り口となってくれた作品なので、
個人的にはとても好きな作品ではあります。
ただ、もう一つ発売されているOVAの星霜編は楽しめなかったので
こちらが最初で、本当によかったです。笑

OVA「星霜編」感想

るろうに剣心、原作のその後を描くOVA作品で、2章仕立てで発売されました。
剣心の、人生の最後までを描くという、原作ファンなら
注目の内容に仕上がっています。

これは・・・何これ?
これは…恐ろしい内容ですね。カンタンに言えば剣心は病気に
よって最期を遂げるという内容なのですが、家庭を捨てて(?)
再び旅に出たりとか…そんなことをする人だとは思えませんでしたが…(汗

とにかく暗い!
星霜編…最初から最後までとにかく暗いですね。
るろうに剣心特有のギャグ要素なども一切なく、最初から最後まで
とにかくダークな雰囲気が漂っています。
観終わった後の感想が「楽しかった」ではなく
暗くなった…という感じだったので、お世辞にも楽しいとは言えませんでしたね…

え??薫も…?
何故か、ヒロインの薫も最後には息子を放り出して(?)
病気の剣心と一緒に~みたいな展開になります。
一体、剣心と薫はどうしてしまったのでしょうか?
こんなのるろ剣じゃない!とは言いませんが、
違和感は感じますね・・・

縁が出てくる…
原作の最後の敵として登場した縁。
アニメは京都編のあと、オリジナル展開に入ったので縁が登場せずに
終わりましたが、この星霜編で、少しだけ登場します。
ただ、描かれるのは原作で言う決戦の部分だけで、
物足りない印象ですね。

これを作るならば…
星霜編を作るのであれば、原作の縁の話や、
没になったという北海道編を作るとか、もっと別の良い作品を
作れたのではないでしょうか。。
このとことん暗い雰囲気、というのはザンネンでした::

るろうに剣心の原作終了後の話が見れるのは良かったのですが、
こんなぶっ飛んだお話しだとは思いませんでした。
見るなら実写版見た方が良いデスね…。

維新志士への鎮魂歌 感想

1997年に公開された映画で、アニメ版の劇場版という
位置づけです。映画オリジナルのストーリーが展開され、
オリジナルキャラクターたちを交えた物語が展開されていきます。
アニメ放送当時の映画はこれだけでしたね。

内容は・・・
内容はオリジナルキャラクターたちとの戦いですね。
ちょっとワケアリ系です。
るろうに剣心にはよくある展開なのですが、無難にまとめられていた
印象で良い作品でした。

音楽が・・・!
何よりも良いのは音楽ですね…
哀愁漂うような音楽の数々…思わずサントラも購入しました。
アニメ版でも島原編以降で使われているので、島原編以降を
見たことがある方にはなじみ深い音楽も多いと思います。

時雨…
オリジナルキャラの時雨。過去に抜刀斎に親友を
斬られている…という人物。
お約束的展開ですが、なかなか良い味は出していました。
他のオリジナルキャラに関しても良い感じですね

暗いかな…?
後半の島原編以降のるろうに剣心はなんとなく、
全部暗い話が多い印象。
島原編も勝海舟の話も、黒騎士も風水も
皆暗いイメージです。
この劇場版もそんな感じですね…
音楽は良いのですが、音楽のおかげでより暗いイメージを
助長しているかもしれません!

全体的にまとまっていて良い映画だと思うのですが
最初から最後まで全体的に寂しげというか暗い感じです。
原作もアニメも、なんか京都編が終わってからずっと
暗いイメージになってしまったのですよね…

スポンサーリンク

炎を統べる 感想

新作、と言っても、原作終了後の話などではなく、
志々雄一派結成のお話です。
絵柄が若干変わったような気もしますが、
話の雰囲気は原作通りで、
特に気にすることなく読めました

まぁ、話としては普通、ありきたりなのですが、
久しぶりに心眼さんや飛空さんの戦い
(1ページぐらいですが)が
見れたのはよかったです(笑)
終の秘剣も披露されてました。

ところでこの本、
1冊まるまる、漫画、と思いきや
半分は小説です。
同じ話の漫画版と小説版の2つが
収録されているという変わった構成の本です。

小説は、
漫画版よりも詳しく登場人物の心情などが
描かれていたので、
漫画→小説の順で読むと、
あの部分はこういう意味だったのか!
と言う感じで読めるかと。。

漫画だけ読む!って人も
多いような気はしますが
話だけ考えれば小説版の方が
個人的には好きですね。

ちなみに、るろうに剣心ですが、
主人公の剣心は出番なしです(笑)
少しだけ話題に出てくるぐらい…。

やはり、志々雄一派の人気は高いのですね!
作者様的にもお気に入りなのでしょう。。

原作終了から既に長いときが経っていますが、
久々にあの雰囲気を味わえたので
個人的には満足です。

北海道編第1巻の感想

るろうに剣心の本編終了後の物語を描く作品ですね。
北海道を舞台に、新しい物語が描かれる作品です。
直系の続編となっているので、原作を読んだ方なら
楽しめるのではないでしょうか。

新たな仲間を…
新たな仲間を3名ほど加えて、北海道に向かうようです。
今回は、その顔見せのようですね。
弥彦は今回は留守番のようで、弥彦に良く似た?
キャラクターが代わりに同行するようです

懐かしい…
新しい話ではありますが、読んでいて懐かしい気持ちに
なりました。原作が終了してずいぶん経ちますから
リアルタイムで見ていた人ではありませんが、
リアルタイムで見ていた人には、さらに懐かしく感じるのかも
しれませんね。

京都編を…?
原作後期もそうでしたが、やはり京都編を引きずっているような
気がします。それだけ大きな話でしたし、店員K自身も
好きな話ですが、京都編を引きずり続けるのも、少しきついような
気がしないでもないです

絵柄など
絵柄については大分変わった感じがしますね。
原作後期よりもさらに変わった気がします。まぁ、このあたりは
読んでいるうちに慣れていくでしょうから、個人的には
あまり気になりはしません

今回はプロローグ的なお話しでした。第2巻以降、どのように
話が進んでいくのか、楽しみなところです。
しかしながら、OVAで発売された星霜編はなかったことに
されている、ということでしょうか(笑)

宇水の実力を考察!

斉藤との戦いでは、足などに傷をつけはしたものの、
終始、斉藤に言葉で圧されたあげく、最後には
零式を喰らい、倒されてしまいました。

しかし…?
しかし、斉藤との戦いでは何もできずに倒さされてしまう
相手も多い中、ある程度の傷は負わせていること、
そして剣心との決着をつけるためにとっておいたという切り札、
零式を使わせたことなどを考えると、
斉藤にとっても”ある程度の相手”であった、ということかと。
雑魚相手にあの斉藤が奥の手を使うとは思えませんからね。

警官隊を…
警官隊を簡単に倒すなど、宇水も斉藤には及ばないものの、
ある程度の実力があったのは間違えないかと思います。
ただ、宗次郎に並ぶ、とされていたのは仲間からの
過大評価だとは思います。
宇水が宗次郎と戦えば負けるでしょうし…。
これは志々雄を狙っているという「フリ」をしていたがゆえに
仲間たちからも実際の実力以上に高い評価をされていた、という
のは間違えないかと思います。
実際に張はそう思ってたみたいですし…。

ただ、宇水が十本刀の中で上位に位置する実力者なのは
事実だとは思います。

実写版の…
実写版の宇水?あれはタダの雑魚ですね(笑)
斉藤さんに一瞬でやられてしまいました・・・
と、いうより実写版の彼は心眼なのかどうかも
語られてないので分かりませんし…(笑)
もしかしたらただの目隠し野郎かも…w

斉藤との戦いから弱そうに見えてしまいますが、
宇水は決して弱くなどない、とは思います。
ある程度の実力は兼ね備えてますね。
斉藤の言葉に圧されて、上手く倒されてしまった、
というのが実際のところではないでしょうか。

ゲーム版発売タイトル一覧

るろうに剣心のシリーズ一覧を書いていきます!

・るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 維新激闘編
プレイステーションで発売。格闘ゲーム。

・るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 十勇士陰謀編
プレイステーションで発売。シリーズで唯一のRPGゲーム。

・るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 炎上!京都輪廻
プレイステーション2で発売。アクションアドベンチャーゲームです。

・るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 再閃
PSPで発売。格闘ゲーム。

・るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 完醒
PSPで発売。格闘ゲーム。

今のところは以上ですね。

今後は?
新しい漫画も始まったことですし、まだ新しいゲームが
出る可能性は十分にありますね^^
個人的にはるろうに剣心無双(?)がいつか出そうな気が
するのですがどうでしょうか!?

ゲーム版「維新激闘編」感想

プレイステーションで発売された格闘ゲームです

るろうに剣心を題材とした格闘ゲームです。
剣心をはじめ、色々な人気キャラクターが登場します。
アニメーションによるムービーシーンも魅力ですね。

ムービー
オープニングムービーのそばかすや
エンディングテーマの夜明け前などが収録されているほか、
新規アニメーションのムービーシーンなども入っており
るろうに剣心のファングッズの一つとして楽しめます!
なかなかこの辺りは良い感じだと思いますよ^^

ゲームとしては
ただ、格闘ゲームとしては微妙ですね。
バトルはありきたりのものですし、キャラクターもそこまで
多くはありません。
ついでにやり込み要素もそんなにないので、
あまり長続きはしないと思います。

没キャラ?
解放されるムービーを見ると「没になったんだろうなぁ」という
キャラクターのムービーなどを見ることができます。
彼らが出ていればもう少し楽しめた…かも?

京都編の前まで…
原作等の進行の都合から、斉藤が登場するところまでで
ゲームは終了です。個人的に京都編が一番好きなので
十本刀とかの活躍がゲームで見れないのはザンネンでした…
まぁ、こればかりは仕方ないのですが。。

唯一のゲーム版
今現在プレイした るろうに剣心のゲームはこれだけです。
他にもいくつか出ているのは知っているのですが、
なかなか買う気にならないので、とりあえずは購入していません・・・

ゲームとしては微妙ですが、るろうに剣心を楽しむためのモノとして
考えればそこそこは行けるのではないでしょうか。
個人的には安く購入しているので、良い買い物だったと思います。

実写版の感想

漫画、るろうに剣心を実写化した映画です。
2012年に公開され、ヒットした映画で、この後に京都編を描く
映画が2部作で制作されています。

違和感なく…
しかし、この実写版はなかなか凄いですね…
ほとんど違和感がなく、なんか本当にるろうに剣心を見ているような
気持ちで(まぁ、るろうに剣心なのですが)見ることができます!
原作ファンでもしっかりと楽しめると思いますよ

原作にあたる…
原作における初期の方の話がベースになっています
黒笠編・観柳の話が混ざったような感じですね^^
色々とアレンジはされていますが、かなり雰囲気が出ていて
原作の話を知っていてもなかなか楽しめます。

外印?
観柳邸突入時に立ちはだかった般若みたいな男、
般若かと思っていたら外印でした(笑)
しかも彼だけやたらと現代風で笑えました
覆面の下の素顔もそうですし、使っている武器も…

青紫は…?
原作の青紫は登場せず(京都編には登場)、
代わりに斉藤が登場していました。
ただ、青紫がいなくてもちゃんと魅力あるストーリーに
なっていたので、個人的には問題なかったですね。

個人的には…
これも十分楽しめましたが、個人的にはやはりこの後に
上映された京都大火編とか、伝説の最後編の方が好きですね^^
特に伝説の最後編の十本刀の投げやり感が好きで(笑)

漫画系の実写化作品の中ではなかなか良い作品なのでは
ないでしょうか。
このあとに上映された2部作も見ましたし、
るろうに剣心ファンなら楽しめると思います。

実写版「京都大火編」感想

2014年8月に公開された映画です。
原作でも人気の京都編を題材とした作品で、剣心と志々雄真実の
戦いを描きます。原作に忠実な展開も魅力の一つでしょうか。

完成度が高い!
個人的には実写作品の中でも完成度の高い作品だと思います。
かなり雰囲気が出てますし、昔見ていたるろうに剣心のアニメを
見ている時の感覚と同じような感覚で見れたので
しっかりるろうに剣心の世界を継承できているのだと思います

途中まで
京都大火編は2部作の前編なので物語は途中で終わりです。
決着は伝説の最期編に持越しですね。
私はブルーレイで見たので、続けてみることができましたが
劇場に観に行ってたら続きが気になったでしょうね・・・
(当時、今より忙しくてなかなか映画館に行けませんでした・・・)

十本刀・・・
脇役ですが、十本刀がちゃんと全員そろってるのに笑いました。
張もなかなか雰囲気が出ていて良いです!
残りのメンバーは背景ですが、宇水さんは笑えますね。
なんだかコスプレみたいですw

展開
物語展開はかなり原作に忠実です。尖角さんが居なかったり
しますけど、まぁ、彼はどうでも良さそうですし(オイ)
他の見たいシーンは大抵再現されていたので・・・!
あ、二重の極みのシーンは無かったですね・・・
彼は念仏唱えてるだけでした(笑)

キャスティング
個人的には違和感ナシです。見ているとちゃんと
そのキャラクターに似合っているような気がしてきてしまうから
不思議です。青紫も結構似合ってましたね・・・。
ただ、青紫は実写だと今回が初登場なので、
動機が分からず、ただの危ない人になっているような(笑)

るろうに剣心シリーズを久しぶりに実写映画で見ましたが
やはり面白いですね。
また、あの原作も見たくなりましたよ^^

実写版「伝説の最期編」感想

和月伸宏さんによる漫画、るろうに剣心の実写映画版です。
伝説の最後編はその完結作となり、
剣心たちと志々雄一派の戦いを描きます。

伝説の最後編だけは…
第1作と京都大火編は原作の展開にかなり忠実な
雰囲気でしたが、
この伝説の最後編は結構原作とは異なった内容
で進みます。
伊藤博文が出てきたり、十本刀があっけなく
倒されていったり…。
個人的には気になりませんでしたが、
気になる人は気になるかもしれませんね。。
勿論、志々雄との最終決戦は原作に沿っており、
また俳優陣の皆様の演技力の高さもあり、
楽しめました。

十本刀・・・
一応 瀬田宗次郎や佐渡島方治以外も
全員居るには居ます。
ただ、ほとんど背景ですね…
砂浜での最終決戦の際に
宇水は斉藤の牙突で一撃(台詞すらナシ 奇声のみ(笑))
さらに不二も警官を刺している最中に背後から斉藤に
刺されてあっけなく倒され、師匠との対決はありませんでした。。
安慈と左之助は一応戦いますが、
二重の極みとかはなかったですね。。
他のメンバーは背景です。

師匠とのやり取り長い…
映画の前半は師匠である比古清十郎とのやり取りが
大半です。
少し長すぎる印象で、だれてきてしまいました。。
もう少し戦いの方に時間を割いてあったほうが
楽しかったかな~と個人的には思います。

最終決戦は凄い!
志々雄との対決はさすがです!
展開も原作とほぼ同じ。
4対1での戦いはお見事でしたね!
それにしても演じている藤原竜也さんは
大変そう…
メイクとか…。

時間がなかった?
最後の方は凄い駆け足でした。
瀬田宗次郎や安慈、方治は行方不明ですし…
宗次郎は過去の話も無かったので
ただの狂人に…(汗
剣心に倒され、うずくまってるシーンで出番終了。。。
その後船は沈んだので…どうなったのでしょう?
安慈も倒された後、そのままでしたし、
方治は左之助に殴り倒されたあと一切登場しませんでした・・・
映画の尺の問題でしょうか??

この伝説の最後編は色々言われているようですが
個人的には良かったです。
何も原作そのまま100パーセント再現する必要は
ないかと・・・。。
砂浜での戦は鳥肌が立ちました。。カッコイイ。
…ただ、個人的には十本刀ばかり気になってしまいます。

伝説の最期編の小説版 感想

実写映画版のるろうに剣心 伝説の最期編をノベライズ化
したものです。前の2作品の小説版も出ているので、
3部作全てが小説版になっているカタチです。

小説だと実写感はない
小説だと、当然ながら「文字だけ」になりますから「実写版」の
小説を読んでいる!という実感はあまりわかないですね。
文字だけだと何となく原作の方のキャラクターが頭の
中に浮かんできてしまいます(笑)

映画版より丁寧
映画は尺の都合上、大分削っているみたいですね。
小説版だと、映画版以上にその展開は丁寧です。
本当だか知りませんが、映画版は、カットされた部分に
他の十本刀の戦いもあったと聞きますし…

十本刀がちゃんと戦っている!
小説版では、映画版だといつの間にか居なくなっていた
十本刀も全員ちゃんと戦って、倒されています。
…まぁ、破軍は一瞬で倒されたりしますけど、
それでも映画よりは丁寧です!

原作のセリフを?
実写映画版の小説ですが、
宇水など、一部の人物の追加されたシーンでは
原作のセリフを使っていますね。。
映画では奇声しかあげなかった宇水も
ちゃんと小説版では斉藤と会話しています。
結局、すぐやられちゃいますけど…

写真・・・
小説の最初のほうに少しだけ実写映画版の写真が
掲載されています。
この部分が唯一「あ、実写版の小説なんだ」と感じさせてくれる
部分ですね(笑)

良い小説だと思います。
映画版の十本刀の扱いもこのぐらいになっていてくれればなぁ、と
夢見たりもできます。
あれ…でも一人居たかどうか思い出せません(たぶん居たと思いますけど)

実写版の十本刀について

まず、まともな出番があるのは
瀬田宗次郎、方治、張のみです。
他はチョイ役

瀬田宗次郎は原作に忠実ですね。
1戦目、2戦目。ちゃんと両方描かれています。
出番も十本刀の中ではかなり多めでした。
ただ、過去の話はまるまるカットされているので、
最終戦ではいきなり発狂したアブナイ人扱い(笑)
…ちなみに、発狂後、置き去りにされ、出番は終了ですが、
直後、船が沈んだので…どうなってしまったのでしょうね。。

方治は、原作よりもオーバーなリアクションを
とるキャラクターになっていました。
出番はかなり多く、剣心の処刑にも立ち会っていました。
…が、最後は左之介に殴られ、出番終了。
その後も不明です。

張。原作とほぼ同じ出番が与えられています。
ちゃんと剣心と戦って敗れるところまで同じでした。
あの薄いペラペラした刀は出てきませんでしたが…

他の7人はチョイ役です。。

盲剣の宇水さん。
容姿はほとんど同じです。コスプレにも見えますが(汗)
ちなみに、作中では心眼の能力を持つかは不明です。
ただ、目隠しをしているだけかも・・・。
台詞(奇声だけ)はなく、最終決戦の浜辺で
斎藤に一瞬で倒されました。

安慈さん。
7人の中では出番が多め。…っても少しですが。
最終決戦の船内で左之介と激戦を繰り広げて
敗れ去り、その後船が沈んだため行方不明…。
二重の極みに関する話はありません。

鎌足。
武器は刀、オカマかどうかも不明、
ちなみに、
最終決戦後、浜辺で倒れているらしいです

蝙也、台詞も戦闘シーンもありません。
もはや背景です。決戦後、逮捕されてました(笑)

夷腕坊、同じく背景です。
1回だけ剣心に体当たりしていましたが…。

才槌、背景です。大きさは普通サイズです
不二の肩の上に乗ったり…はしません(笑)

不二、こちらも普通サイズです。
最終決戦の浜辺で警官を刺した直後に
背後から斎藤に切られてあっけなく最後を迎える…

まぁ、尺の都合上もこんなものですかね…

ただ、一人1分ぐらいでも良いので
脇役陣の戦いも見たかったところです(笑)

実写版の小説版における十本刀

・宇水
浜辺での最終決戦の際、斎藤との会話が追加されています。
原作と似たような感じの会話ですが。
映画のように牙突一撃では倒されず、
最初に1回ガード(牙突ではないただの突きだったようですが)
する場面も追加されてました。
結局そのあと、普通の牙突で倒されてしまうのですが。。

・鎌足
剣心らがいた反対側の浜辺で警官隊と戦闘。
直後現れた蒼紫にあっけなく気絶させられ、
警官に引き渡される、というシーンが追加されました。

・蝙也
同じく反対側の浜辺担当。
蒼紫の存在に気付き、原作と同じように空へと
飛び上がったものの、投げつけられた短刀で
あっけなく倒されました(弱…)

・才槌
映画とは異なり、警官隊が用意して砲台の
破壊に向かう…ものの、
途中で師匠に倒され出番終了。
倒される瞬間すら省略されてました(笑)

・不二
才槌と一緒にまとめて倒されて出番終了。。
唯一、映画版のほうが出番が多かった
(…と言っても少ないですが)
メンバーですね。

こんな感じです。

映画で全くと言っていいほど、
出番のなかった背景メンバーたちが
少しだけ出番増している印象です。

映画でもこのぐらいは戦いを見せて欲しかった
ところですね

まぁ、小説で読むと
実写版と言う感じはあまりせず、
原作風のイメージで脳内に浮かんできますけどね、
文字だけなので。。

タイトルとURLをコピーしました