ギャラクティックインベージョンのレビュー!単調すぎて厳しい。

シューティング

「Galactic Invasion(ギャラクティックインベージョン)」は、
ニンテンドースイッチ向けにPix Artsより配信された
横スクロールのシューティングゲームです。

2021年に入ってから大量にダウンロードソフトを配信している
配信元による作品ですね。

内容自体は、非常にシンプルな横スクロール
シューティングゲームとなっています。

こちらを実施に遊んだ感想をお話していきます。

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Pix Artsの横スクロールシューティング

まず、Pix Artsという配信元について解説しておくと、
2021年に入ってからスイッチで大量にダウンロードソフトを
配信しているメーカー(?)なのですが、
セーブにすら対応していないソフトが多く、
また、「アーバンストリートファイト」「スペースエイリアンインベーダー」
など、数々の恐ろしい作品を配信しているメーカーです。
(恐ろしい、とは良くない方の意味で…笑)

私も実際に、このメーカーのソフトを他に3タイトル
遊んでいますが、ちょっときつい出来栄えのものばかりでした…。

そんな配信元によるこちらの作品ですが
「珍しくセーブ可能であること」そして、
「グラフィックの見た目が他作品よりも大分綺麗に見えること」などから
”これは遊べるかもしれない”と思いつつ、
セールをやっていたこともあって、購入してみました。

超シンプルな横スクロールシューティング

内容としてはひたすらシンプルな感じで、
特に特徴的なシステムはありません。
出現する敵をダラダラと倒しつつ、
進んでいくだけの作品ですね。

パワーアップアイテムのようなものもありますが
特別、目新しい要素はなく、
あまりパワーアップもしているのかどうか、
よく分からないぐらいの些細な変化です。

非常にシンプルなので、
誰でもルール自体はすぐに把握できるという魅力はありますが、
逆に極端にシンプルすぎる感じもあるので、
悪く言えば「味気がない」とも言えます。

「見た目」は現代風に見えますが
中身はかなりシンプルです。

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ひたすら単調なステージ。変化が乏しすぎる

ステージはずっとシームレスに続いていく感じで
レベル1、レベル2、レベル3…みたいな感じで
時々レベルが上がっていきます。

が、”あまりにも変化に乏しい”のが現実で、
背景もずっと似たような感じ、
敵キャラクターの種類も少なく、配置も似たような配置が続く、
音楽も1種類でずっと同じ曲が流れる…
などなど、非常に単調な内容が続きます。

正直なところ、遊んでいても眠くなってきてしまいますし、
同じスイッチで配信された別メーカーの
「パシフィックウィングス」というタイトルの
縦スクロールシューティングゲームと同レベルの単調さです。

こっち(ギャラクティックインベージョン)の方が見た目は
遥かに綺麗ですが、
内容自体は「パシフィックウィングスの横スクロール版」みたいな感じです。
(⇒参考 パシフィックウィングスのレビュー

”楽しませよう”という工夫を残念ながら
感じられない作品でした。

セーブ対応と言ってもハイスコア保存のみ

Pix Artsから配信のタイトルはほとんど「セーブにすら対応していない」の
ですが、こちらの作品は珍しく「セーブ対応」でした。

それが購入に至った理由の一つでもあったのですが
記録されるのは「ハイスコア」のみで、
やり込み要素があるわけでもなく、
途中保存や、ステージセレクトなどの要素も一切ありませんでした。

本当に「ハイスコアをセーブするだけ」です。

セーブができるようになったことは
非常に大きな進歩で、この点はとても評価できますが、
(まぁ…当たり前すぎることなので、現代のゲームなら
最初からセーブ可能であるべきですが)
ちょっとまだ…やっぱり、寂しい感じですね。

もっと奥まで進めば何かあるのかもしれませんが、
1週間ぐらい毎日プレイしてましたが、
レベル18ぐらいで飽きてしまって、もうこれ以上は…
という感じでした。

当然、メインモード以外のモードはありませんし
(オプションはありますがほとんど設定項目はないです)
オンラインスコアランキングのようなものも用意されていません

日本語非対応はプレイに影響なし

Pix Artsの作品は、私が知る限りでは
全て「日本語非対応」です。

が、こちらの作品はシューティングゲームで、
ストーリー描写などもゲーム内には存在していないため
「日本語非対応でも何も問題はない」ゲームになります。

オプションは英語ですが
「何もいじらなくても」普通に遊べますし、
”英語が一文字も読めなかったとしても”問題なく遊べるはずです。

この点は、安心してもらってよい部分です。

サウンド面も残念

サウンド面も残念な感じで、
ずっと単調な曲が続く…というものになっています。

ステージ自体も単調な上に、
サウンドも単調となってしまっていて、
より”単調さ”がパワーアップしてしまっている印象。

また、敵を破壊した際の効果音が妙に軽く、
爽快感を軽減させているような印象も受けます。

ただでさえ、敵の出現数もそれほど多くなく、
ダラダラとした感じになるゲームなので、
せめてそういった部分だけでも
カバーできていればよかったのではないかと思いますね…。

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続編の可能性は?

可能性は0とは言えませんが、同じ配信元の作品で
今のところ続編が出たゲームはなさそうです。

もし続編が出るのであれば
やはり「ステージごとの個性をつけること」と
「単調すぎる内容の改善」が必要になると
個人的には思います。

別メーカーですが「ハブロキシア」というシューティングゲームは
1⇒2で大化け(良くなった)したので、
ギャラクティックインベージョンも、もし続編が出るなら
そんな大化けを期待したいところです。

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