2024年のゲーム業界予想~switchとPS5の環境の変化に注目~

ゲーム

”来年のゲーム業界”が
どうなっていくのか、今年も去年、一昨年に続き、
予測していきたいと思います。

2023年は、”PS5にとって勝負の1年”と、
昨年末に書きましたが
結果はFF16でも巻き返すことが出来ず、
しかも値下げが重要だと思っていたら、値上げまでされてしまい、
真逆の方向に進んでしまう展開となりました。

引き続き、国内では2023年もスイッチ一強の状態で
終わりを迎えることになりそうです。
(⇒去年の予測も興味があればどうぞ)

では、来年の2024年はどうなるのか、
昨年に続き、各陣営ごとに見ていきましょう。
(国内での売り上げや展開のお話になります)

スポンサーリンク

switchの後継機の話題が出るかどうかの1年

来年注目されるのは”スイッチの後継機の話題が出るかどうか”に
なるかと思います。

現在でも、ニンテンドースイッチは国内では好調な状態をキープしており、
2023年の初めに、PS5の品薄は解消されましたが
品薄解消直後以外、ほとんどswitch本体の方が売れている週が
連続していた状態で、未だにスイッチの独走状態が国内では続いています。

しかし、そんなスイッチも発売から年数が経過したり、
海外では競合機が好調だったり、スペックの部分の問題もある程度は
出てきているために、後継機の話題もそろそろ出ては来るころでしょう。

2024年は”スイッチの動き”に注目な1年になりそうです。

任天堂陣営は引き続き安定。後継機の投入が不安要素

switch自体は国内では引き続き好調で、
PS5が足踏みしている現在、
国内だけで言えば”引き続きスイッチに新作を投入し続ければ”
安定して売り上げを記録できると考えます。

後継機の噂もありますが、いまだに正式発表はされておらず
2024年の新作ソフトもそれなりに既に発表されているため、
後継機が2024年に投入されるかは不透明ですが、
話題(2025年に出します見たいな感じ)であれば出て来る可能性は
高いかもしれません。

が、任天堂陣営にとってこれが一番のハードルで
好調のswitchから、後継機への切り替えの際に”大失敗”する恐れもあり、
ここが不安要素と言えそうです。

2024年も後継機の投入を見送れば”安定の1年”になると思いますが
もしも投入した場合は”かなりリスクの高い1年”になりそうです。

一番の鍵を握るのは”後継機の価格”で、スペックを上げすぎず、
3万円台には押さえたいところです。
ゲーム機全体がマニア向け価格になってしまうのは
ゲーム業界の衰退に繋がりますからね。

switchで継続していく場合は、今のラインナップだと少し弱いので、
次回のニンダイでの新規タイトル発表次第で2024年のswitchの運命が
決まりそうです。
(仮に次のニンダイで新作が色々発表されれば、後継機もまだ先でしょうし、
来年も引き続きスイッチ一強になるでしょう)

switchを継続して安定を図れば国内では来年もスイッチ一強、
後継機を投入する場合”リスクの高い挑戦”となると思います。

スポンサーリンク

PS陣営はこの価格では国内では勝負できない。値下げが重要

薄型モデル投入時に”値下げ”が必須、と私は言っていましたが
まさかの値上げという真逆の方向に進み、
既に、新型発売直後からハードの売上台数に若干の影響が見られます。

海外では次第にPS5にシフトしていますが
国内ではいまだにPS4版との売上が五分五分のソフトも多く、
苦戦が続いている上に、値上げをしてしまったため、
”このまま”2024年も続ければ
PS5は”伸びることはないまま”ダラダラと1年を過ごすだけに
なるかと思います。

唯一、国内でPS5が巻き返すには、
2024年中に値下げするか、廉価モデルを投入すること、
あるいは任天堂がスイッチの後継機で自滅することの
どれかになるかと思いますが、
現状ではなかなか難しそうです。

ソフトは次第にPS5にも集まってはいるものの、
”高すぎる価格設定”が本体自体の普及にブレーキをかけてしまっており
海外はともかく、国内では6万~7万のままでは
来年も引き続き、苦戦、switch一強の状態が続きかねません。

それを払しょくするために、やはり”値下げ”
とにかく、廉価版でもなんでもよいので
”値下げ”することがPS陣営の最大の課題であると思います。

国内において”この価格で勝負できる”と言うこと自体が
間違った認識であると感じますし、
事実、FF16でもこの価格では本体をあまり牽引できなかったことは
重く受け止めるべきかと思います。

逆に廉価モデルなどを発売できれば”PS5の逆転”もあり得ますが、
後はメーカーがそれをするかどうか、ですね。

XBOX陣営は現状維持。引き続き変化なし

XBOXSeriesは、国内では引き続きあまり変化のない
1年になるかと思います。

PS5が品薄に苦しむ間に、何か大きな勝負が打てれば良かったのですが
そのチャンスも逃してしまった今、
「いつものXBOX」で、国内では終わってしまう可能性が
厳しいようですが、高まりました。

ゲームパスなどは好評ですが、
客観的に見てそれが一般層にまで広がっているか?と言われると
決してそうではないですからね。

”何か国内向けの大きな改革”をしないと、
引き続き”今のまま”だと思います。

まとめ

2024年も、”変化”がなければ、
switch>PS5&PS4>XBOXの順になると思います。

ただ、switchが後継機の価格を上げすぎて
自ら自滅した場合や、
PS5が値下げor廉価モデルの投入で勝負を仕掛けて来た場合は
勢力図が変わることもあるかもしれません。

両陣営ともに何も大きな動きがなければ、
今年と大きく変わることはないでしょう。

タイトルとURLをコピーしました