2023年のゲーム業界予想~PS5は勝負の1年。スイッチ中心は変わらず~

ゲーム

昨年に続き、
”次の年の”ゲーム業界が
どうなっていくのかを予想していきます。
去年版はこちら

今回も元ゲーム店店長経験と
色々なゲームを遊び、長年ゲームに触れて来た経験をもとに
2023年の”国内のゲーム市場”が
どうなっていくのかを予想していきます。

あくまでも国内のお話になりますので
海外はまた別の話になります。
ご了承ください。

2022年はスイッチ1強と言える状態が続き、
”スプラトゥーン3 1本で、PS5の全ソフトの合計売上を超える”ほど、
とんでもない大きな差がついてしまった1年でした。

1本だけで1年分の全てのソフトでも届かない、となると
いくらスプラトゥーンが売れているからと言っても相当厳しい状態が
分かると思います。

では、2023年はどうなるのでしょうか。
PS5の巻き返しはあるのでしょうか。

※2022年年末時点の予想です。
後から内容を変えることはありません。

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2023年はPS5の最後のチャンスの年と言える1年

2023年は「PS5」の最後のチャンスと言える1年になりそうです。

2022年後半からPS5の生産もだいぶ改善されてきており
”このままのペース”を維持できれば
2023年の早い段階で転売屋は完全に手を引き、
一気に在庫が溢れると思います。

しかしながら”ここで”巻き返しを始めることができなければ
もう、国内でのPS5は厳しいでしょう。
FF16も6月に出ますし、そここそが、”最後の勝負”タイミングです。

ここで巻き返しができればPS5のこれからにも未来があると思いますが
失敗すれば”PS5は失敗”で終わってしまう。
そんな勝負の1年になると思います。

一方、スイッチは引き続き安定的で、
後継機の登場は2023年中はないと予測しています。
ゼルダも控えていますし、堅実に売れるでしょう。

では、各陣営ごとの予測を見ていきましょう。

任天堂は引き続きスイッチでトップ独足。後継機は今年もなし

世界や、利益の話はともかく
昨年の国内でのソフトの売上は先ほども書いた通り
「イカ1本で勝負あり」と言えてしまうほど、圧倒的なスイッチ1強の1年でした。

今年もこの傾向は続くと思いますが
後述する通り、PS5が若干勢いを取り戻すため
「イカ1本」から「2023年の任天堂タイトル全部」ぐらいの
勝負にはなると思います。

ただ、それでも国内においてスイッチ中心であることには変わらず、
5月にはゼルダが控えており、これが来年のトップクラスの売上を
誇る作品になると思います(国内売上だけなら今回はFFも超えるでしょう)

他にファイアーエムブレム、カービィ(リメイク)、ピクミンなども控えており
十分なラインナップであると思います。

一方、後継機に関しては2023年も投入はない予想で、
マリオカートやゼノブレイドなど有料コンテンツ(シーズンパス系)の配信時期が
軒並み2023年末までなので、2024年以降になると予想されます。

任天堂が大きく動くとすれば2024年以降でしょう。
任天堂にとっての勝負の年は2024年以降で、
2023年は引き続き”安定”と分析します。

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ソニー陣営は勝負の1年。PS5の命運が決まる。縦マルチは継続

ソニーは、先ほども書いた通り「PS5勝負の1年」となると思います。

生産は2022年後半から改善しており
このペースを”維持”できれば、2023年前半には転売屋は手を引き
普通に在庫が溢れるようになるはずです。
(また生産数が落ちれば論外ですが)

ただ、そのあと問題になってくるのが”値上げ”したことで、
通常版が6万円のハードとなると
品薄解消後、恐らくあるタイミングで一気に売上の停滞が始まると思います。

と、言うのも、過去の据え置きハードの歴史を見ると
”高額なハード”が覇権を握ったことはないのです。
6万となるとライトユーザーやファミリー層はその時点で切り捨てている状態で
”一定のところ”で売上も停滞するはずです。

そこで必要なのが”値下げ”あるいは”値下げ及び薄型モデルの投入”です。

過去のPSを見ると、そろそろ2023年中には新型モデル(薄型など)が
出る時期で、PS5も”出すべき時期”に来ていると思います。

6万のままでは、正直”業界の中心”になるのは国内では難しく
売上はどこかで停滞します。

生産増で品薄を改善後、いち早く値下げ+新型投入ができるかどうか。
これがPS5の運命の分かれ道になるはずです。

それができれば、PS5は一気に巻き返しもできるでしょう。
スイッチに及ばないまでも「失敗」と言う人はいなくなると思います。

が、それができなければ”ヘビーユーザー中心のパッとしないハード”のまま
終わる可能性は十分にあります。

”6万”はコアユーザー以外には高すぎるのです。
(デジタルエディションの5万でも高いです)

可能であればFF16の前にそれができれば、かなりPS5は巻き返しできるでしょう。

しかし、FF16までに…どころか、値下げの動きもなく…では厳しい結果になるはずです。

良くも悪くも、2023年はソニーの勝負の年であると思いますね。

一方、PS4との縦マルチは「海外市場向けのソフト」では切られることも
増えて来ると思いますが
国内メーカーのソフトなどを中心に、まだ色々出るので、
「PS4で十分」というユーザーは引き続き多いとも予測されます。

縦マルチはまだ、2023年は多くのソフトで続くでしょう。

XBOXは現状維持。大きな変化は無し

XBOXは引き続き現状維持で
国内においては大きな変化はないと
考えられます。

日本国内では、ゲーム業界のトップに立つことは
これまでのXBOXの流れから見ても
非常に困難であると思われますが
これからもコアユーザーを中心に
堅実に、ファンの心を引き付ける展開を
続けると思います。

が…もし、日本で大ヒットを目指すなら
”XBOXONE以降の方針を大きく転換しないと”
厳しいでしょうね。

まとめ

2023年も
スイッチ>PS4&PS5>XBOXの勢力図になると思います。

スイッチとXBOX陣営に大きな変化はないと予想されますが、
PS5にとっては運命の1年となるはずなので、
メーカーがどう動くのかに注目です。

ソフト自体は、FF16もあることから
前年よりは売れるソフトも増えるはずです。

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