映画「アクセル・フォール」のレビュー!エレベーターに幽閉される映画!

映画

「アクセル・フォール」は2022年に公開された映画で、
主人公がエレベーターに閉じ込められた状態で目を覚まし、
状況も分からないまま脱出を目指すという物語が
描かれていく作品です。

ただ、特定の場所からの脱出を目指す感じの
シチュエーション特化型の映画…というわけではなく
ファンタジー系の要素も盛り込まれていて、
そこは、人を選ぶ部分に感じます。

こちらの映画を実際に見た感想を
詳しくお話していきます。

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エレベーターからの脱出を目指す

主人公のアリアは、エレベーターの中で目を覚まし、
出ることもできない状況の中、
エレベーターが勝手に上昇したり、急降下するという事態に
見舞われます。

エレベーターからの脱出方法を目指すうちに、
やがて、父親が諜報員として働いていたことが
判明し、その父親と何らかの事件で過去に因縁のあった
クルプノフという男がアリアをエレベーターに閉じ込め、
さらには家族のことも拘束している状態だと知ります。

その状況の中で、親族(実際には親族ではなく父親の同僚)の
ジャックから連絡がかかってきて、ジャックと連絡を取り合いながら
脱出を目指すという内容になっています。

アイデア自体はとても良い感じ

アイデア自体はとても良い感じの映画で、
エレベーターに閉じ込められて、そこから脱出を目指す…
というアイデアは、シチュエーション特化型の映画としては
非常に面白いものだと思いますし、
私自身もそれに興味を惹かれて、この映画を視聴しました。

ただ、実際には
”それ以外の要素”もあり、
この”それ以外の要素”の部分が
映画に味付けをするどころか、
逆に”この味付けをしない方がよかった”と、言えるような
状態になってしまっていて、それが大きなマイナスに感じる
作品でした。

”余計な要素を付けずに、エレベーターの中に閉じ込められて
脱出を目指す”ということだけに特化すれば、
もう少し面白い作品になったかな?とは思います。

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ファンタジー要素が作品のメイン要素と合わない

本作には、ファンタジー要素があり、
主人公のアリアと、双子の姉のザラには何か秘密があって、
特殊能力を持っています(自然の申し子とか何とか言ってた気がしますが
最後までハッキリとは分かりません)

また、未来を見ることができる能力のようなものを
持っている模様で、それを示唆するような描写も出てきますが
この”ファンタジー系の要素”が、本作とはミスマッチな感じで、
映画を盛り上げるどころか、まるで混ぜるものを間違えて
失敗してしまった料理のような感じになってしまっていて、
マイナスのように感じます。

父親が諜報員だったとか、
その復讐のために敵(クルプノフ)がアリアらを
こんな状態にした、とか、
そこまではあっても良かった気もしますが
(エレベーターに閉じ込められて上下させられる理由付けは
必要ですからね…)
この、ファンタジー系の要素は
映画を逆に複雑にしてしまい、
しかも謎をハッキリとも明言しないような状態で
終わってしまうために、”いらなかったかな?”とは
個人的に思う所でした。

エレベーター以外の部分は謎が多いまま終了

エレベーターからの脱出や、電話の正体など
そういった部分は描かれますが
主に”ファンタジー関係の部分”はほぼ謎のまま終わっており、
主人公たちが実際に何なのかハッキリまでは明かされないほか、
双子の姉の行方(最後まで回想以外出て来ない)、
未来が見えているようなそんな感じの発言の詳しいこと、
世界が滅んでいるような描写は一体何なのかなどなど、
全てが謎の状態です。

ここまで”ファンタジー系の部分”を謎のまま
終わらせるのであれば、やはりファンタジー系の部分は
最初からなかった方が良かったようには思います。

エレベーターの部分の話は面白かっただけに
そこが残念に感じる部分ですね。

電話の部分はいい感じ

序盤からアリアの親族を名乗る「ジャック」(アリアも面識がある模様)が、
アリアと電話で連絡を取り合い、アリアを助けに向かっている…
というような描写が何度も描かれますが、
終盤になっても一向にジャックは到着せず”いつ来るんだ?”と
思っていたところの正体のネタばらしはいい感じでした。

途中で”エンジニア”(敵のクルプノフたちが探している)の
正体を聞きたがっているあたりから何となく想像はつきましたが…。

なお、本物のジャックは最後まで出て来ませんでした。

なぜクルプノフを見逃した?

終盤では、アリアが覚醒して
超人的な力を発揮できるようになり、
クルプノフの手下たちをあっという間に葬り去ります。

ただ、何故かアリアはそれで満足してしまい、
クルプノフは部下が乗ったエレベーターの落下を
見届けたあとに、非常階段を使って脱出して
そのまま登場しません。

別にクルプノフを葬ることができない状態だったようには
見えませんし、
アリアからすれば、父親のリチャードを銃撃した
一番憎い相手のはずなのに
何故クルプノフだけを放置して
そのまま帰ってしまったのかは、完全に”謎”でした。

普通、クルプノフもあの状態なら
葬る気がするのですが…笑

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作中の犠牲者ネタバレ

「アクセルフォール」の作中で犠牲になってしまった
登場人物たちをご紹介していきます。
作中の時系列順に並んでいます。

〇バーバラ
アリアたちの母親。電話の向こうで
クルプノフらに命を奪われたと思われる。
(直接映像で確認できるわけではないため存命の可能性もあり)

〇リチャード
アリアたちの父親。終盤でクルプノフに撃たれて
駆け付けたアリアの前で息を引き取る。

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