ドライブハードのレビュー!コメディ路線のカーアクション映画!

映画

「ドライブハード」は2014年公開の
カーアクション系映画で、
コメディの要素が盛り込まれた感じの作品になっています。

教習所で働く元レーサーの男に
教習生と偽って、接近してきた男が
いきなり教習中に銀行強盗をやらかして、
教習所で勤務するロバーツも、共犯扱いされてしまうという
大変な状況が描かれる作品です。

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災難な主人公

主人公の一人、ロバーツは、家族からは雑に扱われていて、
金にも困っているようなそんな状況でした。

そんな中、教習所の仕事で担当することになったケラーという男が
いきなり指導中に銀行強盗をして、
車を強引に運転させられてしまい、そのまま一緒に
逃亡することになってしまうという、散々なお話です。

主人公のあまりに悲惨なスタートが
どことなく笑えてしまう作品ですね(笑)

コメディ路線の作品

映画を実際に見てみると、
シリアスな場面もありますが、どちらかと言うと
コメディ路線な感じの作品で、
どことなくコミカルに描かれている感じの
作品になっています。

敵サイドのキャラクターもどこか抜けているような、
そんな感じですね。

主人公のロバーツと、ケラーのやり取りが中心に
描かれている感じで、
最初は反発しながらも、だんだんと二人の間には
奇妙な信頼関係が芽生えていくなど、
不思議な感じの人間関係の変化も楽しめます。

ケラーは悪人であることは確かですが、
どことなく完全な悪人ではないような、
そんな不思議なキャラクターとなっていました。

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カーアクションはおまけ…

カーアクションシーンがもっとあるものだと
最初は思っていましたが
実際に見てみると、案外、カーアクションのシーンはおまけで、
最初に車で逃げ始めた直後と、
終盤、敵側のキャラクターであるロッシの部下たちが
追い付いたあとぐらいしかないので、
カーアクション系の映画ではあるものの、
カーアクションシーンには、過度に期待しない方がいいです。

どちらかと言うと、ロバーツとケラーが
文句を言い合いながらプチ旅行しているような
そんな感じです(笑)

敵サイドのキャラが間抜け…

敵サイドのキャラクターとして、
ケラーと因縁のある銀行幹部・ロッシと、
ロッシと内通している警察幹部のミック、そして
ミックに従っている警官が登場しますが、
いずれも小物な感じで、あまり出番もありません(笑)

ロッシは終盤でようやくケラーたちの前に
部下を引き連れて出現しますが、
あっけなく部下は一掃されて、
あっさりとケラーに捕まってしまったり、
汚職警官のミックの方は主人公たちに追い付く前に
仲間割れを起こしてあっさり命を落としてしまうなど、
何だか抜けているキャラクターが多いです(笑)

途中で無駄に色々な場所に立ち寄る

序盤で、ケラーの共犯だと誤解されてしまった
ロバーツは、既にテレビでも
逃亡中の凶悪犯として顔つきで、
放送されてしまっているような有様でしたが、
ロバーツとケラーは、何故か”途中で色々な場所に立ち寄る”ので、
そこでトラブルを起こしています(笑)

結婚式場に足を運んだり、ガソリンスタンドに足を運んだり、
バーのような店に足を運んだり、
その都度トラブルを起こしていて、
”何度同じミスを繰り返すの…?”みたいな気持ちに…笑

ただ、元々ロバーツとケラーは仲間だったわけではないですし、
ケラーもどことなくいい加減な感じのキャラなので、
キャラの性格を考えると「そうなるかも…」とも思わなくもないですね。

あまり意味のなかった警官たち

メインキャラっぽい感じで途中で出て来たウォーカーですが、
ロバーツたちと会うことなく、物語は終盤まで進み、
また、相棒のブラウンも特にほとんどセリフにないまま
物語は進んで行きました。

また、汚職警官のミックもあまり出番がないまま
終盤まで進み、”この人たちはどう主人公たちと絡むのか”と、
思っていたら…

4人で勝手に撃ち合いを始めて相打ちになって
全滅…(笑)

主人公たちと一切遭遇することなく、
ウォーカーと相棒のブラウンも、
敵サイドのミックも、出番を終えてしまいました(笑)

これには少し拍子抜けでしたね…

そのシーンのあと、ウォーカーたちについては
一切触れられることなく、物語は終了しています。
(メインキャラなのだと思ってたらただの脇役だった感じです!)」

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作中の犠牲者ネタバレ

「ドライブハード」の作中で犠牲になってしまった
キャラクターたちをご紹介していきます。
(時系列順に並んでいます)

〇ガソリンスタンド店員
やってきたロバーツが逃亡中の犯人だと気付く、
金目当てで銃を向ける。
その後、ケラーに追い詰められた際に、
ケラーを撃とうとして失敗、自ら放った銃弾によって命を落とす。

〇ミックの部下
ミックと行動を共にしていた警官。
終盤で、ウォーカーらを始末しようとしたミックを見かねて
銃を向けるも、隙を突かれてミックに撃たれて犠牲になる。

〇ミック
汚職警官。ロッシの指示でロバーツたちを
追っていて、終盤では立ち往生していたウォーカーらを
始末しようとした。
その際にウォーカー&ブラウンの銃撃を受けて命を落とす。

〇ウォーカー
連邦警察。ミックたちの前に序盤で姿を現し、
以降、ロバーツたちを追跡するも、追い付く直前で
エンジントラブルを起こし立ち往生、
その際に汚職警官のミックと撃ち合いになり、
ミックが最後の瞬間に撃った銃弾によって命を落とす。

〇ブラウン
ウォーカーの相棒。終盤でウォーカーと共に
立ち往生している際にミックと撃ち合いになり、
ウォーカー共々、ミックが最後に撃った銃弾によって
殉職してしまう。

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