斬撃のレギンレイヴのレビューとネタバレ!開発会社はどんなところ?

アクション

斬撃のレギンレイヴは、
2010年2月に発売されたWiiソフトで、
地球防衛軍シリーズを開発した”サンドロッド”が開発した
アクションゲームです。
北欧神話を題材とした物語が展開されます!

発表当初は「ダイナミック斬」などというタイトルで、
2009年発売予定でしたが、その後、発売が延期されて
2010年2月に発売されました。

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個人的な感想

このゲーム、サンドロッドが開発しているだけあって
完全にゲーム内容は地球防衛軍です。
迫りくる巨大な大量の敵を倒し、繰り返しプレイすることで
強力な武器を手に入れていくーー
最初プレイした時
「あ、地球防衛軍ww」って思ったぐらいです。

ストーリー
ストーリーは北欧神話を題材としており、
ラグナロクに向かい、徐々に追い詰められていく、
という感じです。
人間と神々が登場するのですが、このゲームでは特に
人間たちの活躍が目立ちます

神々は・・・
逆に神々はかなり脇役です。
トールは最初しか出番がありませんし、
テュールはヘイムダル、オーディンといった神々も
次々と倒されてしまいます

冥界めんどくさい!
物語中盤より現れる冥王ヘルが率いる軍勢。
これが凄く面倒臭いです。
特にプワプワ浮いているあの敵!(笑
奴が大量に現れるステージは見ただけで
拒否反応が・・・!
例えるなら地球防衛軍のUFOの動きの遅いヤツが
大量にいる感じです。
このゲームは銃ではなく剣なので倒すのが大変!

難易度は高くなる
このレギンレイヴも地球防衛軍と同じように
難易度を上げると地獄のような難しさになります。
ラスボスのスルトの最終形態はどことなく
地球防衛軍のマザーシップを思い出します。。

操作微妙?
リモコンとヌンチャクを振ることでダッシュできるのですが
これの反応がイマイチです。
慣れるまでは相当てこずりました。。

声優が豪華!
このゲームの声優さんはとても豪華です。
どの方も一度は見たことのあるような方ばかり。。
脇役にまで豪華な顔ぶれがそろっているので
声優好きにはたまらない作品かも。。

Wiiの中では目立っていませんが、かなり良いゲームです。
色々粗はありますが、長い間楽しめる作品かと。
アクションゲーム好きにはもちろん、地球防衛軍好きも
きっと満足できるハズですよ。
私のプレイ時間は200時間越えです(笑)

登場人物まとめ!その結末は?

五十音順に並べてあります。

〇アルヴィルダ
ゴート国の姫君で高飛車な性格。
兵器サラマンデルと共に戦いへと参戦した。
ムスペルとの最終決戦の際にグンター共々犠牲に。

〇イズン
アスガルドの女神。序盤からフレイ・フレイアらをサポートしていたが、
中盤で、アスガルドが冥界の軍勢に襲撃された際に、
冥界の軍勢に襲われて犠牲に。

〇ヴェルンド
北方の小領主でシグムンドの友人。フリッグの指示で塔を制作するなど
していた。シグムンドらに比べると博識。
ヴィーグリース平原の戦いで犠牲に。

〇オーディン
アルガルドの主神。巨大な槍グングニルの持ち主。
ラグナロクに備えるよう、神々に指示を出すも、
その後ヨルムンガンドの襲撃の際に丸のみされてしまう。

〇グンター
ブルグント国の国王。民からの辛抱も厚い人物。戦況を悲観
しながらも戦い抜き、ムスペルとの最終決戦の際まで
フレイを支えた。最終決戦の際に犠牲に。

〇シグムンド
ヴェルズング一族の若き長。若いながらも、判断力と戦闘能力に
優れる人物で、フレイと出会った後、巨神との戦いに身を投じていく
ことに。終盤まで戦いを続けるも、ヴィーグリース平原の戦いで
犠牲になってしまう。

〇テュール
アスガルドの武神で、フレイらの剣の師匠にあたる人物。
ヨルムンガンドとの戦いで負傷するも生還。その後
ヴィーグリース平原で巨神の王フリムとの戦いに臨むも、
捕まってしまい、握りつぶされてしまう。

〇トール
アスガルドの雷神。巨大なミョルニルという武器を持つ。
終盤でヨルムンガンドに挑むも、毒液を浴びてしまい犠牲に。

〇ハーゲン
ブルグント国の兵士で、優れた実力を持つ人物。
ヴィーグリース平原の戦いの際に犠牲となる。

〇フリッグ
アスガルドの女神。オーディンに次ぐ地位の女性。
ヴェルンドに塔の制作を指示するなど、いち早くラグナロクへの
備えを始めていた。終盤でフレイらにアスガルドの危機を伝えるも
その後は登場せず、消息不明。

〇ブリュンヒルデ
オーディンの娘のワルキューレ。中盤でフレイらの援護のため、一度人間界に
降り立っている。
終盤でフレイらと再会するも、ヴィーグリース平原の戦いで力を使い果たし、
消えるようにして消滅してしまう。

〇フレイ
アスガルドの若き神。いち早く人間界に降り立ち、人間と共闘していく
ことに。当初は人間たちを下に見ている節があったものの、
次第に共闘するうちに、仲間として認識していく。
炎の王スルトを倒したのち、炎に巻き込まれて消滅する。

〇フレイア
アスガルドの女神。フレイの妹。兄のフレイに依存している節がある。
作中では別行動をとり、単身冥王ヘルを倒すなどの活躍も。
最後まで共に兄と戦い、兄と共に消滅する。

〇ヘイムダル
アスガルドの神の一人で、知覚能力に優れている。
終盤、武神たちの敗北を目の当たりにし、自身もフリムへと挑むも
戦闘能力は高くなかったため、あっけなく返り討ちにされてしまう。

〇ヘルギ
シグムンドの副官。気弱な性格だったものの、戦いを通じて
次第に成長していく。
ヴィーグリース平原の戦いで、他の仲間共々犠牲になってしまう。

〇ラーン
ブルグントの新米兵士。フレイに恋心を抱く。
後にヴィーグリース平原の戦いにおいて、犠牲に。

〇レギン
シグムンドらと対立していた狂戦士たちのリーダー。
後に巨神との戦いに身を投じ、シグムンドらとも和解した。
一度、フレイらを先に行かせ、橋に残り、消息不明となるも、
生きており、再びフレイらと合流した。
最後はヴィーグリース平原で命を落とす。

神々は思ったほど物語に絡まない印象。
まともに出番があるのはイズン・ブリュンヒルデ・フリッグ
ぐらいでしょうか…。
人間たちは、かなり出番はありますが、最後があっけなかったですね…

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担当声優一覧

斬撃のレギンレイヴの担当声優は下記の通りです。

フレイ …浪川大輔

フレイヤ …遠藤綾

オーディン …大塚芳忠

ブリュンヒルデ …沢城みゆき

イズン …折笠富美子

トール …江原正士

テュール …石川英郎

フリッグ …大原さやか

ヘイムダル …大川透

ロキ …郷里大輔

シグムンド …中井和哉

ヘルギ …三宅健太

レギン …小山剛志

ヴェルンド …三木眞一郎

ラーン …佐藤利奈

グンター …石塚運昇

ハーゲン …稲田徹

アルヴィルダ …植田佳奈

豪華なキャスティング!
斬撃のレギンレイヴに登場する声優さんは
とても豪華な顔ぶれになっています。
普段の地球防衛軍シリーズと比べても、かなり豪華なので
発売元の任天堂の力だったりするのでしょうか。

フルボイス
斬劇のレギンレイヴはフルボイスになっています。
イベントシーンでも喋りますし、イベントシーン以外の
場面でもキャラクターたちは、たくさん喋ります。
ボイスの収録は、かなり大変だったみたいですね…!

ストーリーネタバレ!作中の犠牲者は?

犠牲者1 イズン
アスガルドの女神。フレイらに助言を送っていた。
ニヴルヘイムの軍勢にアスガルドが襲撃された際に犠牲となる

犠牲者2 オーディン
アスガルドの主神。強力な武器、グングニルを持ち、
アスガルドがヨルムンガルドに襲撃された際にグングニルを
手に対決するも、丸呑みされてしまう。

犠牲者3 トール
アスガルドの雷神。武器ミョルニルハンマーを持つ。
オーディンに続き、ヨルムンガルドに挑むも、毒液を浴び犠牲に。

犠牲者4 ヘイムダル
アスガルドの神の一人。巨人の王の襲撃の際に他に戦える神が
不在だったため、自身が立ち向かうもあっけなく返り討ちにされてしまう

犠牲者5 フリッグ
アスガルドの女神。No2的存在。アスガルドの状況を
フレイらに知らせるも、フレイらが到着したときには既に
その姿は無かった。。

犠牲者6 テュール
アスガルドの武神でフレイらの師匠。ヴィーグリース平原で
フリムを迎え撃つも、その手につかまれ、握り潰される。

犠牲者7 ブリュンヒルデ
ワルキューレの一人。フレイらと共に戦い続けていたものの、
ヴィーグリース平原の戦い終結後、力尽きて息絶える。

犠牲者8 ヴィーグリース平原の犠牲者
ヴィーグリース平原の戦い終結後、フレイらが気がつくと、
既に仲間達の姿はなくー。
この戦いでシグムンド、ヘルギ、ヴェルンド、レギン、
ハーゲン、ラーンが犠牲に。

犠牲者9 ムスペルとの決戦の犠牲者
ムスペルとの最終決戦。この戦いで残っていたグンターと
アルヴィルダも命を落とします。

犠牲者10 フレイとフレイヤ
主人公達。炎の王スルトを倒すも、その残した炎に包まれて
2人とも最後の時をーー。

神々の活躍を考察!

作中でまともに活躍したのはフレイ・フレイヤ…
そしてブリュンヒルデとイズンぐらいでしょうか。
他の神々は出番がほとんどないまま、次々と退場していって
しまいます…。

ブリュンヒルデの活躍
ブリュンヒルデは中盤、フレイらの援護のために人間界に
降り立ちます。ロキとの戦いまでしばらく共に戦っていましたね。
その後、アスガルドに戻りますが、アスガルドにやってきた
フレイらと再会、再び共闘します。
最後はヴィーグリース平原の戦いで犠牲になってしまいましたが…。
神々の中では唯一共闘できるキャラですね。

イズンの活躍
イズンは活躍…というより序盤~中盤までテレパシー(?)で
ずっとフレイらに助言を送る人物として登場しました。
たまに”本部の罠”(間違った情報)を与えてきますが…。
中盤で、冥界の軍勢に襲撃され、最後を遂げてしまいます。

他の神々
他の神々はほとんど出番がありません。
順番に見ていきましょう。。

・オーディン
アスガルドの主神。最初に登場したきり長らく登場せず。
終盤の撤退シーンでグングニルという槍を使い、フレイらを
助けてくれましたが、その後、ヨルムンガンドとの戦いで
あっけなく丸のみされてしまいます。

・トール
アルガルドの雷神。最初のシーンでミョルニルというハンマーを
誇らしげに掲げていましたが、それが最後の出番に…
終盤、ヨルムンガンドとの戦いで毒液を浴び、犠牲に。

・テュール
アスガルドの武神。フレイの師匠なので、出番があるかと思いきや、
最初のシーン以降、登場せず。
終盤で再登場しましたが、すぐにフリムに握りつぶされてしまいます

・フリッグ
アルガルドの女神。イズン亡き後、アルガルドの戦況をフレイらに
実況(?)します。
しかし、他の神々がことごとく犠牲になり、最後はフレイらに助けを求めましたが
その後は登場せず…。

・ヘイムダル
アルガルドの神。知覚能力にすぐれています。
フリッグと共にアルガルドの状況を伝えていましたが、
トールらが居なくなり自身も戦闘にやむを得ず参加、
しかしながらあっけなくフリムに返り討ちにされてしまいます。

もっと出番があるかと思いきや、ほとんど出番がない
神々がほとんどでした。
声優陣は豪華でしたけどね…(汗
あくまでも人間たちの戦いに焦点をおいた
作品なのだと思います。

開発元のサンドロットとは?

2001年に設立されたゲーム開発メーカーで、2008年には
株式会社へと組織変更しています。
株式会社ヒューマンから独立したスタッフによって設立された会社で、
ゲーム開発、携帯向けコンテンツ開発、ネットショッピングサーバー構築などを
事業としている会社です

その代表作は?
代表作はディースリーパブリッシャーより展開されている
「地球防衛軍」シリーズです。
ご存知の方も多いのではないでしょうか?
シンプル2000シリーズ出身でありながらヒットし、
今ではフルプライスで展開されている人気シリーズです

一応、他にも…?
地球防衛軍のイメージしかない感じのサンドロットですが、
一応他にもいくつかソフトを開発しており、
ギガンティック ドライブ(PS2)や超操縦メカMG(DS)、
鉄人28号(PS2)、斬撃のレギンレイヴ(Wii)などを
開発しています。

近年の活動は?
地球防衛軍5(PS4)を発売。
最近は地球防衛軍シリーズ1本の開発が多く、
斬撃のレギンレイヴ以降は、ずっと地球防衛軍の開発を続けている
感じになっています。

少人数…
会社の規模としては、かなり少人数な感じです。
最初に私がこの会社を知った頃は10名ちょっとでした。
今は20名ちょっとまで増えているようですが、
大規模な会社ではないですね。

地球防衛軍シリーズの会社!という印象です。
斬撃のレギンレイヴも遊びましたが、あれもシステムはほぼ
地球防衛軍でしたし(笑)

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関連商品まとめ!

攻略本は?
攻略本は1種類のみ発売されています。
小学館から発売の任天堂公式ガイドブックですね。
攻略情報だけではなく、神話のコラムのようなものも載っているので
なかなか読み応えがあります。

関連書籍は?
攻略本以外の関連書籍は発売されていません。
攻略本のみが発売されている感じですね。
ただ、上でも書いたとおり、攻略本におまけ記事みたいなものも掲載されているので
多少は攻略情報以外も楽しむことができる本になっています。

サントラは?
サウンドトラックCDは単体では発売されていません。
しかしながら、アマゾン限定で早期購入特典としてサントラCDがついていたので、
今現在だと中古で手に入れるしかありませんが、存在するにはします。
ただし、入手は少し難しいです。

サウンドテストはある?
ゲーム内にサウンドテストは存在するのかどうか。
これは、残念ながら存在していません。
ゲーム中で音楽を楽しみたいのであれば、実際にその場所まで進んで
曲が流れるのを待つしかありません。

その他
大乱闘スマッシュブラザーズforWiiU以降にて、
主人公のフレイとフレイアがフィギュア(スピリッツ)として登場しています。
流石にプレイアブルキャラクターにはなれませんでしたが、
少しだけでもレギンレイヴの世界を楽しめます。

なかなか評判の良いタイトルです。
WiiUでダウンロード版も配信されているので、そちらで
遊んでみるのも良いかもしれませんね。
地球防衛軍ファンにもおすすめできるタイトルです

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