鋼鉄三国志を語る!作品レビューとネタバレ考察!気になる疑問を考察!

ゲーム以外

鋼鉄三国志は、ファンタジー世界を舞台とした
架空の三国志の物語を描く作品ですね。

2006年~2007年にかけて
鋼鉄三国志政策委員会によって、
アニメや漫画、トレカ、ドラマCDなど
様々な分野で展開が行われた作品です。

この作品のレビュー、漫画版レビュー、作中の犠牲者などの
ネタバレをお送りします。

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個人的な感想!

深夜アニメなので…俗に言う腐女子向け…でした(汗
三国時代を舞台としながら、幻想的な世界観を取り入れており
呉の陸遜を中心とした玉璽にまつわる物語が展開されます。

登場人物は全員男でイケメン系が多いですね(汗

最初はしまった!と思いましたが…
オープニングの最初のシーンが陸遜と諸葛亮が
抱き合っている(?)シーンから始まり、
「うっ・・・これは見るもの間違えた!」と
思い、消そうと思いましたが、なんとな~く
そのまま見続けてみると…
意外と内容が面白かったのです
(ボーイズラブ的な意味ではなく)

人物たちが…
呉の孫権、魏の曹操、蜀の劉備。
皆、女に見えます。
でも、皆、男だそうで…(汗

そこを気にしなければ…
別に男好きではないので、
そういう部分は楽しめませんでしたが、
内容的には意外と予想外の部分もあり、
楽しめます。

魏との戦い
物語はやはり魏の曹操との戦いですね。
そういえば、
三国志と言えば蜀が中心になることが多いですが、
本作は呉を中心としているのが
珍しいところです。
ちなみに魏の曹操はオカマっぽいです(汗
しかし、この魏軍、
ヤバイ人が多めで私の好み。
曹仁はただの戦闘狂、
許褚はターミネーター(笑
張遼は唯一マトモですが、ちょっと不気味です。
なかなか曲者ぞろいで
敵キャラ好きな店員Kとしては楽しいです(ニヤニヤ
…が、このアニメにおいて魏は
真の敵ではなかったのです

何これ?もはやバイオハザード
赤壁の戦い以降、メインの敵は魏ではなく、
蜀、諸葛亮がバックについている蜀軍になるのです。
しかもやりたい放題。
諸葛亮が擬似玉璽などという物体を持ち出し、
腹心の趙雲(真面目なイメージとは違い、鋼鉄では覆面の怪しい男に…)
を通じて
関羽に無理やり飲み込ませ、
乗り込まされた関羽は機械と馬が融合したかのような
化け物に…

何ですかこれ(笑
バイオハザードか何か?

あまりのヤバさに魏も対抗できない
勿論、魏も黙ってはいません。

蜀の土地に例の戦闘狂とターミネーター(笑)が
やってきます。
しかし、バイオハザード状態の蜀軍にあっけなく
蹴散らされ、あげく本拠地を化け物と化した劉備に
凍らされてしまいお手上げ状態

曹操も
「凍っておるわ…」とつぶやくのがやっとでした。

最初の威勢はどうしたんですか!

趙雲はいずこ?
諸葛亮の腹心として暗躍を続けた趙雲。
もしかしたら諸葛亮をも裏切って黒幕に?
…と思っていましたが第23話で劉備と会話したのを
最後に出番が無くなってしまいました
どこに行ったんでしょう?
彼を野放しにしておいては危険な気が…

最後に彼が言った一言、
「でも、なんだかちょっとだけ…」
ってのも気になりますね

ヤバイ雰囲気が漂っていますが、
内容は意外と面白いです
滅茶苦茶な内容ではありますが(汗
誤解を招くといけないので念のため…
私はボーイズラブ好きでも男好きでもありません。
念のため。

漫画版の感想!

鋼鉄三国志製作委員会による漫画で、作画はKYOさんが
担当しています。
基本的にアニメ版と同じような展開ですね。

展開はアニメと同じ
基本的な物語はアニメと同じです。
特別なエピソードが追加されていたり、とかは
無かったように思えます。
まぁ、1巻を読んだ限りの話ですが・・・。

絵に違和感
アニメ版を全部見た後に見ると、絵にかなり違和感が
あります。登場人物たちはみんなイケメン風なのですが、
漫画版だとどことなく不気味な感じです。
絵自体はそれほど良い感じではなかったですね。。

展開は丁寧?
物語自体は漫画版でもアニメ版と同じように
理解できると思います。
アニメを見ていないから内容が分からない!
など、そういうことはないのではないかな、
という印象でした。

発売されているのは・・・?
しかしながら漫画版、発売されているのは
1巻のみです。
2巻以降は発売されておらず、連載で完結したのかどうかも
イマイチ分かりません。
最後のほうの物語はぜひ見てみたかった気もしますが・・・。

鋼鉄三国志はアニメで見ることをおすすめします。
1巻しか出ていませんし、絵的にもイマイチなので
漫画版のほうはあまりおすすめできませんね。。

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趙雲はどこに行ってしまったのかを考察!

三国志における蜀の有名武将ですが、この作品では
覆面をしており、人を小馬鹿にするような態度をとる
かなり怪しい人物です。
諸葛亮の腹心として、暗躍を続けていました。

後半は特に…
後半は特に怪しい感じでしたね。
関羽や張飛を暴走させたり、
疑似玉璽を手に暗躍していました。
23話の描写から、自身も疑似玉璽の影響下にはあるみたいです。

しかし突然…
しかし彼は第23話を最後に突然居なくなってしまいます。
最終話の25話でひょっとして諸葛亮を裏切って彼が
ラスボスに…?などと思っていましたが、
ラスボスどころか登場すらしませんでした(汗
OVAの26話にも登場せず。
一体どこに行ってしまったのでしょうか?

最後の出番
最後の出番は第23話。
雪原で玉璽により暴走した劉備と対峙。
会話をします。
その際に諸葛亮をも凍らせようとする趣旨の発言をした
劉備に対しても敵対心を一瞬見せていましたが、
結局、そのまま劉備が飛び去ったため、
特に戦いにはなりませんでした。

その際に趙雲は疑似玉璽の力を発生させていましたが、
これも特に意味は無く…

で、そのシーンの最後のセリフが
「でも、何だかちょっとだけ…」

これで出番終了です

な、、何なんだ ちょっとだけってw

結局 どうなったのか?
結局趙雲はどうなってしまったのでしょうか?
主人公たちと遭遇した様子もありませんでしたし…
諸葛亮の真の計画を知っていて
もう自分の役割は終わったことを悟り、そのまま立ち去ったのか、
それとも「なんだかちょっとだけ…」は同情の意味で、
暴走する劉備を見て、そのまま立ち去ったのか…
それとも諸葛亮に始末されてしまったのか、、
色々想像は出来ますが、あくまでも想像の域を出ることはできません。。

お気に入り…
鋼鉄三国志のキャラの中で、趙雲がお気に入りでした。
しかしまさかあのような形で出番が終わってしまうとは思いもしませんでした。
まぁ、あの趙雲らしいと言えばそうですが。

個人的には趙雲は諸葛亮の真の目的を聞かされた上で行動しており、
23話の時点でもう自分の役割は終わったことを悟り、
そのまま立ち去ったのではないかと思っています。
皆様はどうですか?(笑

曹操の考察!終盤は脇役に!

作中で呉と対峙する勢力、魏を率いる人物です。
少し怪しげな風貌をした人物ですが、個性派ぞろいの魏を
まとめており、さらには呉を凌駕する圧倒的な勢力を持っているため
各国から警戒されています

作中において
第1話より登場。当初は呉と敵対する主要の敵として暗躍しました。
赤壁の戦いの際には呉の前に姿を現していますが
陸遜らの活躍により撤退することに。
その後は出番が激減し、最終的には劉備の暴走により、
城を凍りつかされ、戦闘不能状態に追いやられてしまいました。

中盤以降は…
赤壁の話以降は、出番がほとんどなく、
第22話で、玉璽により暴走した劉備の攻撃を受けて
壊滅的打撃を受けたことが張遼の口から告げられています。その後、
第26話では和平を結んでいることが明らかになりました

戦闘能力は?
曹操自身の戦闘シーンはありません。
赤壁の際に針のようなものを使っていたぐらいです。
軍団を率いる立場ですから、前線に自らが出て戦う、というタイプの
人物ではないようですね。

一般的なイメージと…
鋼鉄三国志における曹操は、一般的な三国志における曹操のイメージとは
相当かけ離れています。
最初に見た時に「え?これが曹操!?」って思ったぐらいです。
大軍勢の主であることには変わりありませんでしたが、なかなかイメージは
違うものですね。

鋼鉄三国志の物語は中盤以降、蜀との戦いがメインになりますが、
個人的にはこの曹操との戦いももっと見てみたかったところです。
魏のメンバーも個性的でしたから、物語があれば、それはそれで
楽しめたような気がします^^

ネタバレ!作中の犠牲者一覧!

犠牲者1 孫策伯符
呉の2代目君主。玉璽の力を手に、魏との戦いに身を投じていた。
陸遜と対面した直後、魏が放った刺客により命を落とす

犠牲者2 凌操公訣
呉の大将軍。凌統の父。黄祖軍との戦いの際に甘寧が放った
矢から息子を庇い、討ち取られてしまう。

犠牲者3 黄祖元陽
夏口の君主。諸葛亮から疑似玉璽を得てから豹変してしまう。
最後は甘寧によって宝玉を破壊され命を落とした

犠牲者4 周瑜公瑾
呉の大都督。孫策の友人でもある。魏との戦闘の際に陸遜の危機を救うべく
疑似玉璽を使うも、戦闘の最中に曹仁の攻撃などを受け負傷。
戦いののちに力尽き、息を引き取ってしまう。

犠牲者5 魯粛子敬
呉の文官。諸葛亮に心酔しているところをつけこまれて趙雲に
利用されてしまう。孫権を人質にとり、玉璽を奪おうとしたが、
最後には趙雲に用済み扱いにされ、趙雲の攻撃から孫権を庇い命を落とした。

犠牲者6 太史慈子義
呉の家臣で六駿のリーダー格。兄貴分として陸遜らを引っ張る存在に。
蜀からの撤退の最中に疑似玉璽で暴走した関羽と対峙。
最後は橋の崩落に巻き込まれて命を落とした。

犠牲者7 関羽雲長
蜀の武将。疑似玉璽により次第に自我を奪われていき暴走。
陸遜により自我を取り戻すも、最後は張飛の暴走を食い止めるため
自らの命を犠牲にすることに。。

犠牲者8 張飛益徳
蜀の武将。関羽と同じく疑似玉璽の力で暴走してしまうも、
関羽の手により正気をとりもどす。その後、呉と手を組もうとしたが
趙雲の陰謀により再び暴走。最後は自ら命を絶つ。

犠牲者9 劉備玄徳
蜀の君主。諸葛亮に利用されたあげく、最後には玉璽の力で暴走。
魏と呉を襲撃し、追い詰めていくも最後は陸遜の言葉で改心。
その直後に諸葛亮によって命を絶たれてしまう。

犠牲者10 陸遜伯言
呉の武将。師である諸葛亮の行動に戸惑うも戦いを続ける。
最終話で諸葛亮の真意を知り、消滅する運命にあった
諸葛亮をかばい、自らが消滅してしまう。

疑似玉璽がとにかく恐怖でした・・・。
ちなみに黄蓋たちが氷漬けになっていたりしていましたが
25話でちゃんと復活してたので犠牲にはなっていません。
それにしても趙雲、どこに行っちゃったんでしょうね・・・

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