「ワイルドストーム」は
2018年に公開された映画で、
大型のハリケーンが直撃する中、
現金を強奪しようと目論む集団と戦っていく様子が
描かれるアクションとディザスター要素がミックスされた映画です。
こちらの映画を実際に見た感想をお話していきます。
ハリケーンの中、悪党と戦う映画
作品としてはシンプルで、
ハリケーンの直撃に乗じて、廃棄予定の現金を奪い取ることを
目論む悪党たちに、
主人公たちが立ち向かっていく姿を描きます。
展開的にもシンプルで、あまり複雑な人間模様などが
描かれることはなく、
敵と対決するアクション、そしてハリケーンの脅威を
描いていく作品ですね。
そこまで”目新しい感じ”はありませんが、
難しく考えずに、シンプルに楽しむことができる作品という印象です。
アクション要素が充実
前半でこそ、主人公たちの日常や人間模様が描かれますが
割と早い段階で、敵となる集団が動き出し、
そこからはアクション要素が多くなります。
ひたすらアクションを中心とした感じで、
主人公たちの恋愛模様が描かれたりすることもなければ、
敵が急に過去を語り出したりすることもないので、
そういった意味では”分かりやすい”映画になっています。
アクション面に関しては、直接戦うシーンもあれば
終盤のようにハリケーンが迫る中、大型トラックを交えた
戦いが展開されるシーンもあり、
なかなか迫力のある展開でした。
特にラストのハリケーンが迫る中での敵との戦いは、
本作のメイン要素の一つである「ハリケーン」も
しっかりと生かされていましたし、良いシーンであったと思います。
一般人の様子が描かれる感じではない
本作にはディザスター系の要素が盛り込まれていますが
ディザスター系映画でよくある
”一般人の様子”が描かれる感じではなく、
あくまでも”主人公たちがハリケーンの中戦う”という感じなので、
一般人がハリケーンから逃げる様子だったり、
立ち向かう様子が描かれるようなシーンはありません。
あくまでも”アクションの味付けのために”
ハリケーン要素が用意されているような、そんな感じなので、
”ディザスター映画”としてだけ見ようとすると「あれ?」と
なる人は中にはいるかもしれません。
吹き替えで見ると…
私は本作は吹き替え版を見ましたが
(映画によって字幕を見る場合もあります)
敵のコナーの吹き替え声優が大塚芳忠さんで、
あの声を存分に堪能できるキャラクターになっていて
笑えました(笑)
知らない人でも、洋画の吹き替えを見たことがあれば
一度ぐらい聞いたことがあるあの声です。
コナーはたくさん出番・セリフもあって、
いかにも大塚芳忠ボイスが似合うようなキャラクターなので、
ファンの方であれば、そういう面でもおすすめできる映画です(笑)
敵と分かる前の喋り方と、敵と分かったあとの喋り方の変化も
流石ですね。
最後は割とあっけない
最終決戦は迫力もあっていい感じですが、
最終決戦後はあっけなくスタッフロールに突入して、
主人公たちがその後どうなったのかは、
あまりハッキリしません。
3人とも無事なのは、はっきりと描かれていますが
あのあと、敵の関係者が全滅していることや、
人質に取られていた職員のリーダーも命を落としていることから
状況を説明するのがなかなかややこしそうですし、
(下手すればラトリッジたちが疑われかねない)
あのあと、どうなったのか、数分ぐらいのシーンでも
良かったので少し見たかったような気がしました。
とは言え、施設に閉じ込められている兵士たちが
生き残っているはずなので
恐らくラトリッジたちが疑われたりすることはない…とは
思いますが…。
思ったよりも強くなかった
作中で敵集団が初登場した際には
警備の兵士も全員戦闘不能にするなど、
かなり強そうなイメージで登場しましたが
話が進むにつれて”あまり強くない感じ”が
滲み出てしまっていました(笑)
このぐらいの相手なら最初の警備たちが
油断していなければ撃退できたような感じもしますが…笑
ただ、強い弱いはともかく、
映画としては敵方もそれなりに個性がありましたし
良かったと思います。
作中の犠牲者ネタバレ
「ワイルドストーム」の作中で犠牲になってしまった
登場人物たちをご紹介していきます。
作中の時系列順に並んでいます。
〇ラトリッジ(父)
冒頭のシーンで、
ハリケーン・アンドリューにより犠牲になる。
〇ジャキ
武装グループの一員。ジミーらの回収のために街に出た際に
ケーシーらと遭遇。ケーシーの放った銃弾が直撃して命を落とし、
そのまま車ごと追突して爆発する。
〇ザンダー・ライス
武装グループの一員。ジミーと共にケーシーらを追うも負傷、
その後、救助が到着したものの、
風を利用したウィルの攻撃を受けて命を落とす。
〇ジミー・ディクソン
街の保安官。裏で武装グループと繋がっていた。
リーダーのコナーと中盤で対立した際にコナーに撃たれて命を落とす。
〇ランディ・モレノ
施設の管理責任者。コナーたちが金庫を開けることに成功した直後、
コナーに撃たれて命を落とす。
〇クレメント・ライス
武装グループの一人でザンダーの兄。
終盤に現金を輸送している最中にケーシーと交戦状態になり、
最後はケーシーに撃たれて命を落とした。
〇コナー・パーキンス
財務省の職員。裏では武装グループのリーダー。
終盤でラトリッジ兄弟の作戦にはまり、
ハリケーンに飛ばされた荷台の直撃を受けて爆発、命を落とす。
〇サシャ・ヴァン・ディートリッヒ
武装グループの一人。ハッキング担当。
ハリケーンに飲み込まれてフリアーズ共々命を落とす。
〇フリアーズ
武装グループの一人。ハッキング担当。
ハリケーンに飲み込まれてサシャ共々命を落とす。
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