シンゴジラのレビューとネタバレ!その後の予想や総辞職ビームの考察も!

ゴジラ

シンゴジラ。
2016年に公開されて大ヒットを記録した映画ですね。

2004年に上映された
「ゴジラファイナルウォーズ」以降、久しぶりとなる
ゴジラシリーズの国内最新作で、
今までにないヒットを記録した作品です。

このシンゴジラのレビュー、
作中の色々な考察、ネタバレをまとめました。

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個人的な感想

ゴジラファイナルウォーズ(2004)の時代は
家族で映画を見に行っていたので…
あれから随分時が経ったな~と思いつつ。

今回のゴジラ、見終えて思ったことは
大人向けなゴジラ、ということです。
子供が喜びそうな怪獣VS怪獣はなく、
ひたすら政治家たちが頭を悩ませ、
自衛隊の方々が懸命の覚悟でゴジラに挑んでいく、
そういう話でした。

20を超えた今だからこそ、思わず見入るぐらいに
はまり、数あるゴジラ映画の中でも
個人的には上位に位置するお気に入り作品となりました

爆音上映で見たので音の迫力も
とてつもなく。。
思わずCDも買っちゃいました(笑)

そして出演者も豪華。
え、この人がこれだけ!?みたいな方も結構いましたね。。

さらにとことんリアルを追求したゴジラ、ということで
あくまでも戦うのは自衛隊。
今までのゴジラのようにミュータントだのメカゴジラだの
メーサー砲、なんてものはありません。

それが余計におもしろく感じる要因だったのかもしれません

よく現実ではこうはならない~みたいな批判を
している方々も居ますが、
個人的には凄くリアルに見えましたし、
恐らく一般の人(政治に関して素人)は、
まったく気にならないはずです。

と、いうことでこのシン・ゴジラ おすすめです。
気になる方はぜひ(これから出るであろう)ブルーレイなどで
見てみてください!おすすめですよ。

…もしこれが10年前だったら
「今回のゴジラはつまらなかった!」って感想だったかも
しれませんが(汗)

ブルーレイとDVD それぞれの違いを解説!

シン・ゴジラのブルーレイ&DVDは全部で4種類です。

○ブルーレイ特別版 3枚組
6800円+税

○ブルーレイ特別版 4K Ultra HD同梱版 4枚組
8800円+税

○ブルーレイ2枚組(通常版)
4800円+税

○DVD2枚組(通常版)
3800円+税

この4つです。では順番に見ていきましょう。

DVD2枚組
4バージョンの中で、唯一のDVDです。
ブルーレイではなく、DVDで見る!という方はこれ一択ですね!
限定版等は全てブルーレイディスクなので…。
ちなみに、このDVD2枚組が一番安いので
とにかく安く買いたい!という人にも良いのではないでしょうか!

ちなみに、通常版でも下記の特典映像ディスクがついています
・プロモーション映像集
・イベント記録映像集

ブルーレイ2枚組
ブルーレイ版の通常版です。
特典だのなんだのは必要ない!シンゴジラ本編をとにかく見たいんだ!
という方はこちらが良いですね。
ブルーレイで見たい方の中で、安く見たい方はこれがおススメです!
実際に限定版買っても、結局本編しか見ない!なんてことも
ありますしね…(汗

ブルーレイ通常版にも、DVDと同じ特典映像ディスクがついています!
・プロモーション映像集
・イベント記録映像集

ブルーレイ特別版 3枚組
6800円+税の特別版。通常版の2枚組に加えて、
更にディスクが一つ増えています。

193分の特別映像ディスク。
内容は…
・現場メイキング
・現場アウトテイク未使用テイク集
・現場アウトテイクNGテイク集
・現場アウトテイク現場出しニュース
・番組集
・プリヴィズリール集
・プリヴィズ
・特撮アウトテイク集
・VFXメイキング〜Shin Godzilla Visual Effects Breakdown〜

となっています。
流石、2000円+されるだけあって、
なかなか豊富な内容です。
ちなみに、ケースの仕様も若干変わっています。

ブルーレイ特別版 4K Ultra HD同梱版 4枚組
…で、最後の一つがこちら。
上の特別版より さらに+2000円となる豪華版。

上の3枚のディスクに加え、4K画質でシンゴジラを楽しめる
ディスクがプラスされたセットですね。
4Kの環境が整っているなら、コレも良いかもしれません!

通常版でも特典映像が少し入っているので、
特にこだわりが無ければ通常版でも十分楽しめそうですね!

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ブルーレイ版の感想!

通常版を購入しました
ブルーレイは3種類発売されていて、通常版と限定版、4K限定版が
ありました。4Kは私の家では見れる環境にないのでスルー。
そして通常と限定ですが、
迷った挙句、通常版を購入しました。
・・・特典ディスクって結構1回見て終えてしまうので、
「本編だけでよいかな?」と…

値段が…
ブルーレイの中ではそこそこ安いのではないでしょうか?
先日、購入しようとしていた別のブルーレイはもう少し
高かったので…(汗
まぁ、普段ブルーレイをあまり買わないので、知らないだけ
かもしれませんが…

内容は…
劇場でも見ているのでシンゴジラは2回目ですが、
やはり良い映画ですね。今回はブルーレイについてなので、
内容にはあまり触れませんが、なかなか良い映画です。
ただ、劇場で見る迫力と、家で見る迫力では
やはり劇場の方が圧倒的ですね…
当時、爆音上映で見たのでなおさらです。

特典ディスクも…
通常版でも特典ディスクは一応ついていましたね
プロモーションやキャンペーン映像などが入っていました。
こういうのを見ていると、ちょっとだけ限定版にすれば
良かったかな…とちょっぴりだけ思います。

劇場で見ましたが、それでも購入して後悔はありません。
パッケージ絵もなかなかインパクトのある絵ですね。
映画館で見たことがない人はなおさら楽しめるのでは
ないでしょうか?

シンゴジラ音楽集のレビュー

映画、シンゴジラのオリジナルサウンドトラックCD。
ゴジラの顔がアップで映し出されているパッケージが特徴的ですね。
鷺巣詩郎さんによる楽曲が収録されています。

過去作からの…?
過去のゴジラシリーズからの流用曲なども多く収録されています。
私はゴジラシリーズのサントラ類を持っていなかったので、
なかなか嬉しい収録でした。
メインタイトル/「ゴジラVSメカゴジラ」/終曲その4  とかが
個人的にお気に入りですね…。

エヴァの…?
エヴァシリーズのBGMなども使われており、
そちらのファンにも嬉しいCDなのではないでしょうか?
私はエヴァシリーズを見たことがないので、純粋に
新しい曲として楽しみました。

印象的な曲…
個人的に印象的な曲は、
Who will know (24_bigslow)/悲劇  でしょうか。
劇中で使われた場面の衝撃的な展開と上手くマッチングしていて、
なかなか印象的な曲でした。
CDで聞いてもあの辺の場面を思い出します。。

解説…
ブックレットには楽曲の解説が詳しく掲載されています。
サウンドトラックCDは、こういうのも楽しみの一つですね。
紙だけ入っていて何も書いてないサントラも結構ありますが、
シンゴジラのサントラみたく、色々と書かれていると、
読み応えもあって嬉しいです。

歴代ゴジラシリーズの曲や新曲、エヴアシリーズの曲など
色々盛り込まれているサウンドトラックCDで本編と同じように
楽しむことが出来ました。
それにしても…映画館で映画を観ると、より良いサウンドに
聞こえて、ついつい見にいった映画のサントラCD
買ってしまうんですよね…(笑

パンフレットの感想!

他の映画と同じようにキャストのインタビューや、
映画の内容、グッズ紹介などが書かれたパンフレットです。
舞台裏などについても書かれていますね。
映画館に足を運んだ記念にはピッタリなヤツです!

ネタバレ注意…
パンフレットに「ネタバレ注意」って帯がついてたのが
印象的ですね。私が見に行ったほかの映画の
パンフレットでは見たことがないので…
まぁ、私は言われなくても分かっているのですが、
こういう配慮があるのは良いことですね!

キャストインタビュー
キャストのインタビューはなかなか見ごたえがありました。
映画館で映画を見終わった後に帰宅して読んだのですが、
結構楽しめました。

脇役まで細かく…
登場人物の一覧は良かったです。脇役まで細かく。
シンゴジラは人気俳優さんが一瞬だけの出演だったりと
見逃してしまうことも多いと思うので、コレを見て
初めて「あ、あの人出てたんだ!」ってこともあるのではないでしょうか?
「あ、いたんだ!」って人居ましたから…w

ストーリー
ストーリーも写真付でたくさん掲載されていました。
最初から最後までしっかりと掲載されていました!
あーこんなだったな^と思い出しながら読むのもありです。
…確かに映画観る前にこれを見たらネタバレだらけです(汗

質も良い感じ
パンフレットは大体皆そうですが、紙質も良い感じでした。
ちょっと重量感のある豪華な感じです。
まぁパンフレットも安いものではないので、安っぽくても
アレですけどね…

一般的な映画パンフレット!という感じですね。
私は観にいった映画のパンフレットはたいていの場合
購入するので、シンゴジラのものも、例外なく購入しました。

シンゴジラは歴代最強のゴジラ?

進化が早い
今回のゴジラはとにかく成長が早いですね…
変てこな芋虫みたいな姿で登場し、すぐに二足で立ち、
その後再出現したときにはさらに成長していました。
今までのゴジラは比較的成長が緩やかなイメージだったので、
それに比べると圧倒的速さです。

とにかく強い
自衛隊の通常兵器などもろともせず、爆撃や米軍の攻撃などを
受けても、ほとんどダメージはありませんでした。
戦車部隊も成すすべなく…
しかも、都心でダメージを受けた際には全身から光を放ち、
それにより都心は壊滅、
内閣総理大臣を乗せたヘリコプターまで爆発してしまい、
多くの政治的中心人物を失うことに…。

姿も不気味…
今までのゴジラに比べると非常に禍々しい印象。
尻尾には頭と思われるようなものや、人間のようなものまで
くっついており、得体の知れないイメージは不気味さを
増長させていますね…。

あれで大丈夫…?
最後はヤシオリ作戦という作戦により、
ゴジラの凍結に成功しました。
しかしながら、あれはその場しのぎにしかならないような気が…
これからずっと、あの状態を維持できるのかどうか、
そして、ゴジラにはまだ得体の知れない力があるのではないか、
など色々と考えてしまいます。

あの場所で突如ゴジラが復活したら、最早成すすべもないでしょう。

あの状態ではまだ生きているでしょうし…

核を使っても・・・?
作中では凍結に失敗したら核を使う、というような話が
出ていました。しかし、それであのゴジラを倒せるのかどうか、
といわれると正直「?」になりますね…
それでも倒せなかった場合、最早人類側には…

とにかく強い印象の今回のゴジラ。
あのまま凍結して、復活しないことを願うばかりですが、
果たしてどうなのでしょうか?

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ネタバレ!作中の犠牲者は?

犠牲者1 大河内 清次
内閣総理大臣。大杉さんが演じています。
2度目のゴジラ出現時に、ゴジラが都心に近付いているため、
他の官僚たちと共にヘリで避難しようとするも、ゴジラが突如放った
熱線によりヘリコプターが爆発、犠牲に。

犠牲者2 東 竜太
内閣官房長官。柄本さんが演じています。
都内からの避難が決まった際に、総理大臣と共にヘリで避難しようと
するも、熱線により他の官僚共々犠牲になってしまう。

犠牲者3 その他の官僚たち
皆、上で書いた熱線によるヘリコプターの爆発で犠牲になってしまいます。
犠牲になった官僚たちは…
・郡山 肇  内閣危機管理監。 渡辺さんが演じていました。
・花森 麗子 防衛大臣。そこそこ出番が多かったですね…
・金井 光二 防災担当大臣兼国家公安委員長。
・柳原 邦彦 国土交通大臣。
・国平 修一 副総理兼外務大臣 役名だけ並べられても…ですか?(汗

そのほかの犠牲者…
ゴジラを発見したとされている学者、牧 悟郎。
意味深なヒントを残し、消息を絶っており、作中では最後まで
その行方は不明でした。
(彼の乗っていたボートが無人の状態で発見されています)

また、戦車部隊を指揮していた斉藤さん演じる池田なども
戦車ごと、ゴジラにがれきの下敷きにされてしまいましたが、
果たしてどうなってしまったのでしょうか…。

シン・ゴジラ。
久しぶりにゴジラを脅威として描いた作品でしたね…
人類の味方っぽいポジションで登場することも多いゴジラですが、
やはり今回みたいな立ち位置の方が個人的には似合ってる気がしました。

なぜタバ作戦は失敗したのか?

失敗に終わったタバ作戦
かなりの数の武装が導入され、
ミサイルから戦車部隊による攻撃まで行われたタバ作戦。
しかし、成果としてはゴジラの向きを少し変えたぐらいで
全くと言っていいほどダメージを与えることができませんでした。
では、何故タバ作戦は失敗したのでしょうか?

初めての経験
作中では巨大生物、つまりゴジラの出現は初めてでした。
そのため、経験などがなく、ゴジラがどのぐらい頑丈なのかに
ついてもデータが無かった状態でした。
後々行われたヤシオリ作戦や、米の攻撃は、このタバ作戦の
結末を知った状態での攻撃ですから、タバ作戦とはわけが違いました。

普段の平和から…
そもそも、普段、実戦などをしない国ですから、
軍備的には用意されていたとしても、そういう経験があまりないのでしょう。
作中でも、法律上の問題でなかなかゴジラに対する攻撃が出来ず
対応も後手に回っていました。
作戦の結構にもどこか躊躇があったのだと思います。

自国ゆえに…
タバ作戦の決行は自国での攻撃のため、躊躇があったものと思います。
できる限り周囲に被害を出さないようにと動いていた雰囲気がします。
後の米による攻撃などのように思い切った攻撃でなければ
ゴジラにダメージを与えるのは難しいということなのでしょう。。

使えるモノは全部使った…
後のヤシオリ作戦では、ビルを崩したり、在来線を使ったりと
タバ作戦よりも思い切りのある作戦でした。
もうなりふりかまっていられる状況ではありませんでしたからね…。
それが成功につながったのだと思います。

タバ作戦の意味はあった?
直接ゴジラにダメージを与えることはできませんでしたが、
後々の作戦の参考にはなったでしょうから、タバ作戦も
全くの無意味ということはない、と個人的には思います^^

内閣総辞職ビームとは何?

内閣総辞職ビームとは、作中でゴジラが放ったビームのあだ名ですね。
ファンたちの間で勝手についた名前で、作中で
そう呼ばれているわけではありません。
作中中盤後半の夜の東京のシーンで登場します

どういうことなの?
作中で登場する内閣総理大臣や官房長官など、中盤まで
そこそこ出番もあり、活躍していたメンバーたち。
東京にゴジラが近づいてきたため、ヘリコプターでの
避難を行うことに。
しかし、へリの離陸直後、ゴジラが放っていた熱線が
ヘリコプターの直撃、
総理も官房長官も一気に犠牲になってしまいます。
内閣の主要メンバーがこのゴジラの攻撃で一気に
全滅したため「内閣総辞職ビーム」と呼ばれています

あまりのあっけなさに…
搭乗していたメンバーは結構、出番があったのですが
わずか数秒の一瞬のシーンで全滅したため、
最初は何が起こったのかわかりませんでした(笑)
後のニュースのシーンでしれっと犠牲が伝えられています。

BGM
あのシーンで使われているBGMは「悲劇」というBGM。
なかなか幻想的かつ恐怖的な感じでよいBGMです。
このBGMも、サントラを買うきっかけの一つになりました。
悲劇のアレンジバージョンもサントラに入ってます!

あのシーンはなかなか衝撃的でした。
在来線爆弾もそうですが、シン・ゴジラには印象的なシーンが
結構ありますね^^

物語のその後を予想!

物語の最後は?
核攻撃のカウントダウンが進む中、
主人公が考案したヤシオリ作戦が実施され、
激戦の末にゴジラの凍結に成功、ゴジラは活動を停止し、
核攻撃のカウントダウンもそのまま停止。
ゴジラによる脅威はいったんは過ぎ去りました…

しかし…
作中でも語られていましたが、
ゴジラが万が一活動を再開した場合には、
3526秒(58分46秒)後に核攻撃が行われるという
余談を許さない状態です。。

生活は出来ない…?
ゴジラの攻撃による放射能汚染もあり、
2~3年は汚染が続くようなので、都心での生活は困難ですね^^
また、ゴジラがいつ復活するかも分かりませんし、
依然として警戒が必要な雰囲気です。

ゴジラの力…
シンゴジラは歴代ゴジラの中でも最強クラスな印象…。
まだ何か力を隠している可能性もありますし、
尻尾の部分のヒトのような物体も気になります。
案外、あっけなく氷を溶かされそうで不気味です。

もしも溶けたら…
もしも、ゴジラの氷が溶けてしまったら、
もう打つ手はないでしょうね…
核攻撃までのカウントダウンも迫ってますし、
ヤシオリ作戦を再度行うのもかなり困難でしょうから、
その時は核攻撃が行われることになってしまいそうです…

続編は?
シンゴジラの監督、
庵野秀明さんは続編は無い、というような発言をしています。
もしも作られたとしても別の監督による作品になるでしょうし、
シンゴジラの続きを見れることは無さそうですね
(変に作ってしまってぶち壊しになるより良いと思いますが)

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