龍が如く7 光と闇の行方のレビュー!慣れれば今まで通り楽しめる!

龍が如く

「龍が如く7 光と闇の行方」は、
2020年にプレイステーション4向けに発売されたソフトです。

龍が如くシリーズの新章とも言える作品で、
これまでアクションアドベンチャーだったジャンルは
RPGゲームとなり、
主人公も新しい主人公になるなど、
大きな変更が施された作品でした。

こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。

※後にリマスター版も出ていますが
私が遊んだのはPS4版になります。

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最初は違和感が強かった

主人公の雰囲気が大幅に変わったのもそうですが、
最初はゲームのジャンル自体が変わってしまったことで、
購入自体を躊躇し、
それまでの0や6、極などは発売日に購入していたものの
7は発売時点では見送り、
しばらく購入していな時期が続きました。

主人公の変更はともかく、
一度にジャンルと主人公という大きな要素が
ガラリと変わったことで”本当に大丈夫かな?”という気持ちの方が
強かった感じですね(笑)

その後、7外伝をプレイ後に安くなったこともあり、
ようやく手に取ったのがこの7でした。

世界観自体はしっかりと「龍が如く」シリーズ

主人公もジャンルも変わってしまい、
最初は結構戸惑ったものでしたが、
実際に遊んでみると、ちゃんと”龍が如く”シリーズの
世界観はしっかりと再現できていて、
”龍が如くを遊んでいる”という感じはちゃんとしました。

敵の感じなども、ちゃんと龍が如くらしい雰囲気に
なっているので、この点は実際にプレイしてみると
安心できた部分のひとつでした。

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ジャンルの変化は「慣れ」が必要

一番個人的に懸念していたジャンルの変化は
「慣れ」が必要ですね。
慣れてくれば、バトル以外の部分は
ちゃんといつもの龍が如くの雰囲気なので
全然遊ぶことができますが
バトルに関しては、最初はやはり戸惑いました。

ただ、ジャンルの変更により
”別ゲー”になっている…ということはなく、
ちゃんと龍が如くらしさは残っているので、
”慣れ”さえすれば龍が如くとして
遊べる作品になっていたように感じます。

ジャンルまで変わってしまうと、ゲームそのものが
違うゲームになってしまうような、そんな気も
遊ぶ前はしていましたが、思った以上に上手く、
”龍が如く”として作られていた、そんな感じですね。

ただ…個人的にはアクションゲームの方が好きなので
これは好みの問題ですが
やっぱり技を選んでいる最中などに、
そのまま直接相手に攻撃しに行きたくなります(笑)

できれば、これからも7外伝のように
アクションの龍が如くも作ってほしいところではあります。

イベントは長め。鑑賞できるムービーが減った?

新しい主人公ということもあって、
最初はその主人公の過去から描くため、
イベントシーンが非常に多い印象を受けます。

物語自体は面白いので、個人的には
全然大丈夫ですが、”あれ?今、ほとんどゲーム部分なかったような?”と言う感じで
プレイをやめるときもあったりして、
イベントシーンが長いのが苦手な人は注意です。

また、今までの龍が如くと比べて、”会話シーン”(ボタンでスキップ可能)の
割合が増えている印象で、
結構大事なシーンも回想モードで見ることが出来ない状態に
なってしまっていたので、
ここは今後の作品で早いところ改善してほしい感じはします。
(7外伝も同じなので、見返せるイベントシーンがかなり限られてしまってます)

全部ムービーにする!というのは容量などの都合上でも
大変そうなので、会話シーンも鑑賞できるようにしてもらえると、
解消される気がするのですが…。

ストーリーはいい感じ

新主人公ということもあり、不安でしたが
ストーリーは、今回も楽しめる内容でした。

後から購入したこともあり、
先にある程度知ってはいたものの、
細かい部分までは知らなかったですし、
展開を知っている部分も十分に楽しめたので
ストーリーに関しては満足です。

キャラクターも個性的でなかなかいい感じでした!
(個人的には石尾田あたりが印象に残りました笑)

やり込み要素は膨大。外伝のあとだと特にそう感じる

やり込み要素はいつも通り、
非常に膨大で、クリア後もじっくりと
楽しめる作品になっています。

特に、個人的には7外伝をプレイしたあとに
7をプレイしたため、
(7外伝がいつもより価格の安い作品であったこともあって
やり込み要素もいつもより少なかったので)
非常にボリュームのある作品に感じました。

RPGゲームになったことで、
RPG的なやり込みの部分が増えたのも
一つのポイントのように感じます。

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過去作品を遊んでなくても大丈夫?

龍が如くシリーズは、結構物語の繋がりがあるので、
途中から遊ぶにはあまり向いていないシリーズですが、
7に関しては主人公が変わっていることもあり、
比較的”途中から”でも遊びやすい作品であるようには感じました。

物語自体もある程度1からなので、
5だとか6だとか、そういう作品を途中から遊ぶよりは
はるかに、初めてであっても遊びやすいタイトルであることは
事実だと思います。

ただ、それでも終盤を中心に過去シリーズのキャラクターが登場したり、
過去作品から登場している用語や舞台設定なども絡んでくるので、
全く知識がないと、やっぱり難しいかな?という感じはありました。

それでも、もしも”途中から”始めるなら、この7は良いきっかけに
なるかとは思います。

食わず嫌い気味だったものの…?

ジャンルや主人公など、一気に色々変わったことで
警戒して”後回し”にしていましたが
遊んでみた感じは”食わず嫌いだった”という風に感じましたね…

十分にいつも通りの龍が如くとして
楽しむことができました。

ただ、やっぱり戦闘中にアクション操作で
敵を倒してしまいたい気分になるので
どっちか選べるなら、個人的にはアクションがいいですね(笑)

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