Nonogram Minimal(ノノグラムミニマル)は
ニンテンドースイッチ向けにHookより配信された
パズルゲームです。
ラインズXLや数独、その他多数のパズルゲームを
配信している配信元によるゲームですね。
題名が分かりにくいですが、
「ピクロス」や「イラストパズル」の名前で呼ばれている
パズルゲームを楽しめる作品になっています。
シンプルに楽しめるパズルゲーム
ピクロス系のパズルゲームは
スイッチ向けにも色々と配信されており、
私もこれ以前に「お絵描きパズル(レイニーフロッグ)」などを
遊びました。
こちらのパズルゲームも、セールで安くなっていたこともあり、
せっかくなので、ということで購入した作品ですね。
内容自体はシンプルなピクロス系のパズルで、
キャラクターが登場したり、ストーリー展開があるわけではなく、
純粋にパズルの問題を解いていく作品です。
どんなルールなの?
ルール自体は”いつものピクロス”です。
ゲーム内は、後述もしますが全部英語表記なので、
もしも”ピクロス”のルールを知らない人は、
ネットで”ピクロス ルール”とでも検索すれば
分かりやすく解説しているところがたくさん出て来るはずなので、
”ルールが分からない”場合でも
調べればプレイ自体には問題ないと思います。
一応、いくつかのルールが用意されていて、
ランダムモードまであるのは珍しいところですね。
収録されている問題の数は?
収録されている問題の数は
全部で200問となっています。
ランダムモードが用意されているせいか、
ニンテンドースイッチの他の
ピクロス・お絵描きパズル系のゲームに比べると
問題数は若干少ないように思えます。
ただ、それでも少なすぎるわけではありませんので、
個人的にはこれでも良いと思いますが
問題数をひたすら重視する場合は
「ピクロスS」シリーズなど、別のピクロス系統の
パズルゲームをダウンロードした方が良いように感じますね。
どの問題からでも挑戦可能
問題自体は、アンロック形式などではなく、
どの問題からでも好きなように挑戦することが
できますので、”クリアできないから先に進めない”と、
いうようなことにはなりません。
最初から全ての問題がアンロックされているので
とにかく遊びたい人には、ちょうどいいのではないでしょうか。
難易度は少し高いかも?ヒント機能あり
Nonogram Minimalの問題は
他のピクロスゲームに比べると、比較的、序盤から
難易度が高いように思います。
と、言うのも「10」とか「8」とか「0」とか、
そういうあからさまに正解が分かるような列・行が
比較的少なく、どちらかと言うと塗りつぶす場所が
少ないような問題が多かったので、
その分難易度は高いように感じました。
なお、一応ヒント機能はあり、
”この列・行は解けますよ”ということを教えてくれる
機能があります。
(これを使うと評価の☆は下がるので、
やり込みの部分に影響してくる要素でもありますね)
重大なバグがある!クリア関連がかなり不安定
ゲーム自体は”普通のパズルゲーム”と言う感じで
それ以上でもそれ以下でもなく
この配信元(Hook)のいつも通りな感じなのですが
重大なバグが存在しており
”クリアしたはずの問題がメニュー画面の数にカウントされていない”ことや
”クリアしていない問題が唐突にクリア扱いになっている”ことなどを
確認しました。
発生条件は不明ですが、
複数の問題でこれが起きており、
ゲーム自体が不安定な感じがありますね…
私が遭遇したのは、
「Classic」の問題を22問クリアした時点で
確認した際に、確かに22問クリアしているのに
メニュー画面では20問表記になっていた(実際にはもっと早くズレていた可能性も)バグや、
「Classic」しかまだプレイしていないのに
「Color」の問題がなぜか2問クリア扱いになっていて
正解も公開されてしまっていた…というバグでした(笑)
恐らく、クラシックとカラーのズレ方的に、
クラシックの特定の問題をクリアすると、カラーの問題がクリア扱いになり、
その分、クラシックの方のカウントがズレているものと思われますが
こういうバグは致命的な気がしますね…
同社のゲームでは「ラインズユニバース」というゲームで
”絶対にクリアできない問題”(通常、各数字が2つずつしか存在しないパズルなのに、
同じ数字が3つ存在して、どうにもならない問題がある)があったり、
”カーソルが異様に動きにくい問題”があったりと、
最近はバグが目立つので、少し今後が心配なところではあります。
これらの点を考えると、スイッチでピクロスを遊びたい場合
ピクロスS(ジュピター)や、お絵かきパズル(レイニーフロッグ)あたりの方が
無難で、安心だと思います。
日本語非対応。少しわかりにくい部分も?
ストーリーはありませんが
ルール説明は英語で、オプションの説明も英語なので
ルールが全く分からない人には
少しわかりにくいかもしれません。
同社のパズルゲームの中では文字数がそこそこ多いので、気になる人は
気になるかもしれませんね。
ただ、ストーリーなどがあるわけではないので、
ルールさえ把握してしまえば特に問題はありませんし、
そこまで分かりにくいゲームではありません。
聞き覚えのある音楽
恐らくフリー素材を使っているのだと思われますが
同社の「ラインズXL」や「ラインズユニバース」に使われていた曲が
このゲームにも使われているので、
↑のどっちもプレイしたことがある私からすると、
少し懐かしく感じました。
同社の「数独」の曲は、他メーカーのソフトにも
かなり使われているので、
恐らく自社の曲ではなく、フリー素材か何かであると考えられます。