「トランスクリプティッド」は、
シューティング要素とパズル要素を
織り交ぜた作品になっています。
ナノ探査機を利用して
病原体と戦っていく、という内容に
なっていますね。
ちょっと不気味で、カラフルな感じの
世界観が特徴的な作品です。
こちらの作品のレビューと、発売機種などについて
お話していきます。
どの機種に発売されているの?
トランスクリプティッドは家庭用ゲーム機向けだと、
プレイステーション4、ニンテンドースイッチ、XBOXONE向けに
配信されています。
その他、PC版も発売されていますね。
各機種ごとの違いとしては、
特にステージ構成やストーリーなど
ゲームの内容に関する違いはなく、
ゲーム機ごとの特性による違いがある程度です。
例えばプレイステーション4版であればトロフィーに
対応しているので、やりこみ要素のひとつとして
楽しめますし、
ニンテンドースイッチ版であれば、携帯モードに対応
しているので、持ち運んで遊ぶこともできる…
という感じです。
個人的な購入動機
世界観とシューティング要素が気になって
プレイステーション4版のほうを購入しました
プレイステーション4版の発売以前に、
ニンテンドースイッチなどでもダウンロード配信
されていましたが、その時は200円足りなかったので
わざわざポイント補充するほどではないかな…、購入を見送り
していました。
が、プレイステーション4版配信のタイミングで、
ちょうどポイントも残っていたので購入…
という感じですね。
画面は綺麗!
画面はカラフルで個人的には好きな感じです。
あまり壮大な風景とかではなく、体内という設定ゆえか
シンプルな画面構成なので、綺麗に見えます。
色彩豊かなのも良いですね。
世界観は独特なので、好き・嫌いは
分かれそうですが、
個人的にカラフルな光(イルミネーションとかそういう系)が
好きだからか、見た目的には悪くないように思います。
全体的に地味な印象を受ける
ひたすら暗いです(笑)
タイトル画面も、ゲーム自体も、音楽も
とにかくひたすら暗い印象…
これは、個人的にはちょっとマイナスな印象を
抱きました。
暗い…というのはゲームの世界観には
確かに合っている気はするのですが、
全体的に「地味」な印象も受けてしまいます。
ゲーム中の演出なども
派手なエフェクトなどは存在せず
地味~に続く感じの作品になっているため
全体的に「暗く」「地味」な印象を受ける作品に
なってしまっています。
世界観として「上手な暗さ」を演出できている、
という感じではなく、
「暗さゆえに地味になってしまっている」という、
”マイナス方面”での暗さを感じてしまいます。
ストーリーは地味。ローカライズも微妙
ストーリー演出(テキストメイン)もありますが、
これは地味な感じです。
少なくとも「先が気になる!楽しみ!」という感じは
あまりしません。
また、ローカライズ(翻訳)もかなり微妙な感じで、
キャラクターのセリフが
直接翻訳に放り込んだレベルで、
適当な感じで、人間味を感じさせない
台詞ばかりになっています。
ストーリーがそもそも地味なのに加えて
ローカライズも微妙となってくると…
うーん…という感じは拭えない作品です。
融合に失敗した感じがある
シューティングの要素と
パズルゲームの要素を織り交ぜた作品ですが
展開が単調になりがちな印象で、
しかも、意外とクリアに時間がかかったり
繊細な操作が要求されるため、
なかなか難しい印象も受けます。
シューティングとして考えると
パズルの要素もあり、
あまり爽快感はありませんし、
パズルとして考えると、
シューティング要素があるために
じっくりと考えたりすることができず、
これまた微妙な感じです。
シューティングとパズルという
異なる要素を融合させようとした試みは
面白いと思いますが
この作品に限って言うのであれば、
融合させようとして失敗した結果、
シューティングとしてもパズルとしても
微妙な感じの作品が出来上がってしまった…という感じに
なっています。
アイデアは良かっただけに、
ザンネンな感じはします。
ボリュームはどのぐらい?
私はやりこみとかまでやっておらず、
途中で「もういいや」となってしまったのですが
クリアまでのボリュームとしては
大体5時間前後になるかと思います。
一応、成長要素などは
ありますが、あんまり長続きする
モチベーションを得られるような感じの
作品ではありません。
はまったとしても、クリアしてしまえば
「もういいかな」と、なってしまう人も
多いのではないかな?という印象ですね。
ダウンロード専売のソフトで、
トランスクリプティッドぐらいの価格帯のソフトは
大体このぐらいのボリュームであることも多いので、
特別内容がスカスカということではありません。
トランスクリプティッド2は出るの?
トランスクリプティッド2は現時点では
発売されていません。
発売される可能性についてですが、
ダウンロード専売のソフトの場合、
売上に関係なく「2」が発売されるようなケースも多く、
また、売上自体があまり公にならないようなことも
あるために、何とも言えません。
2が出るほどのタイトルでは
なさそうに見えますし、
2を出すぐらいであれば、同じようなジャンルで
あっても新規タイトルとし発売したほうが
大化けする可能性のあるタイトルに感じますが、
続編が出る可能性は、完全に「0」とは言い切れませんね。
ただ、仮に続編が出たとしても
1同様に、再びダウンロード専売タイトルとしての
発売になるのではないでしょうか。