メトロイドフュージョンのレビュー!後の作品に繋がるメトロイド!

メトロイド

ゲームボーイアドバンスで発売された
「メトロイドフュージョン」は、
メトロイドシリーズ本編の第4作目にあたる作品で、
横スクロールアクションゲームとなっています。

ちょうどほぼ同時に「メトロイドプライム」も
発売されており、そちらはFPS形式のゲームになって
その後も独自の進化を遂げていくことになりますが、
こちらのフュージョンの方は従来のメトロイドを継承した
タイプの作品になっています。

そんなメトロイドフュージョンを実際に遊んだ感想を
お話していきます。

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遊べる機種は?

「メトロイドフュージョン」が発売されている機種は
現時点では下記の通りとなります。

・ゲームボーイアドバンス
・ニンテンドー3DS
・WiiU
・ニンテンドースイッチ

このうち、パッケージで発売されたのは
ゲームボーイアドバンスのみで残りは全てダウンロードや
非売品になっています。

まず、WiiU版は「バーチャルコンソール」での配信で、
こちらは2023年3月には配信終了となりました。
(WiiUのダウンロードサービス自体が終了のため)

残りの3DS版に関しては
3DS本体は、発売から1年も経過しないうちに大幅な値下げを行ったため
最初に購入した人向けに無償で「お詫び」のような形で
GBAのソフトなどが多数配信され、そのうちの1本としての配信です。
そのため、3DS版は一般販売はされていません。

スイッチ版はニンテンドースイッチオンライン追加パックの
加入者特典となっており、
加入者向けに配信された
「ゲームボーイアドバンスNintendo Switch Online」の
中に収録されているタイトルです。
こちらもオンラインの追加パック加入者以外には配信されていません。

そのため、現時点で「普通に」購入できるのは
ゲームボーイアドバンス版のみと言うことになります。

※私が遊んだのはニンテンドースイッチ版となります。

従来より親切になったメトロイド

メトロイドシリーズは前作にあたる
「スーパーメトロイド」までは非常に無機質な感じの作品で、
広大な空間に放り投げられて「はい、頑張って」みたいな感じの
作品でしたが、
この「メトロイドフュージョン」以降は、
多少ストーリー展開の盛り付け(ただし長々ムービーが出て
ゲームの邪魔をする感じではありません)がついたことや、
次の目的などを指示してくれるようになったため、
「スーパーメトロイド」までの作品より”分かりやすく”なっています。

もちろん、前の方が良かった!と感じる人もいると思いますが
個人的にはこちらの形式の方がやりやすいように感じますね。

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後の本編に繋がるメトロイド

私はこれよりも先にWiiの「メトロイドアザーエム」や
スイッチの「メトロイドドレッド」を遊びましたが、
後からメトロイドフュージョンをプレイすると、
その2つに繋がる重要な部分であると感じさせられる作品ですね。

もちろん、フュージョン未プレイで後の作品をプレイしても大丈夫ですが、
「アザーエム」の方ではフュージョンに登場するコンピューター・通称アダムの
元となった人間が登場し、その過去が描かれていますし、
「ドレッド」では、本作に登場した「X」が引き続き登場するなど、
後々のメトロイドに結構深く絡んでいる作品です。

私の場合は”順番にプレイするプレイヤー”とは逆の楽しみ方を
しましたが、後からでもメトロイドファンなら
フュージョンのことは知っておいても損ではないと感じましたね。

易しい遊び方もできる作品

メトロイドフュージョンは、難易度を三段階で
設定することができ、イージーに設定すると
比較的シリーズの中でも簡単な部類の難易度になるように感じました。

アダムによる指示もあるので、
そんなに極端に行先に迷うこともないですし、
”遊びやすいメトロイド”になるかと思います。

もちろん、基本的な部分は初期のメトロイドと変わっておらず、
従来のメトロイドファンであっても遊べる作品ですね。

同時期に発売された「メトロイドプライム」のほうが
個人的には完成度が高いように感じますが、
あちらの方はFPSゲームでもあることから
”かなり人を選ぶ”と私は感じるので、
フュージョンの方が好きな人もいると思います。

メトロイドフュージョンの売上は?

メトロイドフュージョンの売上は
日本国内では約18万本とされています。
(全世界では100万本を突破)

前作のスーパーメトロイドは70万本を超えているため
時代の流れと共に大幅に売上としては
下落してしまった形ですが、
それでもゲームソフト全体的な売上本数から考えれば
それなりに売れているソフトであるとは思います。

また、海外での人気は非常に高く、
国内よりも高い売上を記録する傾向にあり、
その傾向は後々のシリーズでも続いている状態ですね。

なお、メトロイドフュージョンと
同時期に発売された「メトロイドプライム」以降、
国内ではメトロイドシリーズは10万本突破をすることが
出来ない状態が続いていましたが
2021年にニンテンドースイッチ向けに発売された
「メトロイドドレッド」が久しぶりに10万本を突破し、
メトロイドシリーズ久しぶりの10万本突破となりました。

続編は発売されているの?

「メトロイドフュージョン」の後にも
メトロイドシリーズは多数発売されていますが
直接的な続編としては、2021年に発売された
「メトロイドドレッド」のみですね。

2010年の「メトロイドアザーエム」も一応本編系統の
作品ではありますが、描かれるのは
フュージョンの前の物語で、
一応、公式的にはゲームとしては外伝作品の模様です。

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