スーパーマリオアドバンス1のレビュー!原作同様、癖のある作品!

マリオ

「スーパーマリオアドバンス」は
2001年3月に発売されたタイトルで、
ゲームボーイアドバンスと同時に発売されたタイトルでした。

題名自体は変わっていますが、新作ではなく、
以前にファミコンで発売された
「スーパーマリオUSA」を遊びやすくリメイクし、
初代マリオブラザーズをセットにしたリメイク系のタイトルとなっています。

そのため基本的な内容自体はスーパーマリオUSAがベースに
なっています。

こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。

※私が遊んだのはswitch版になります。

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どの機種で遊べるの?

スーパーマリオアドバンスが
遊べるのは、下記の機種になります。

・ゲームボーイアドバンス
・WiiU
・ニンテンドースイッチ(※スイッチオンライン追加パック特典)

どの機種でも基本的な内容は同じですが、
switch版のみ、単体では販売されておらず、
ニンテンドースイッチオンライン追加パックの加入者特典となっています。
このソフトだけを買うことはswitch版ではできないので、注意してください。

原作との主な違いは?

原作「スーパーマリオアドバンス」との主な違いは
以下の通りです。

・マリオブラザーズを同時に収録
・グラフィックがリメイク
・BGMのアレンジ、一部新曲も追加
・やり直しができる機能の追加
・セーブがエリアごと⇒ステージごとに変化
・ヨッシーチャレンジの追加
・最大ライフ数の増加
・キャラクターボイス(セリフではなく掛け声程度)が追加

以上のような点が、主な違いになります。
新ステージなどは残念ながら追加されていませんが、
原作や、スーパーマリオコレクションに収録された
バージョンよりも、さらに遊び安くなっている印象は受けます。

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遊びやすく進化。それでも癖のある作品

「スーパーマリオUSA」は、元々、
マリオの横スクロールアクションゲームの中では
ゲームシステムも世界観も、かなり”癖のある”作品で、
人によって、好き・嫌いが分かれそうな感じのタイトルになっています。

万人受けする2Dマリオ本編と比べると
かなり個性的な感じ…とでも言えば良いでしょうか。

が、このスーパーマリオアドバンスでは
色々な部分が遊びやすく調整されているため、
原作と比べると”かなり”遊びやすくなっていて、
ライフの増加もセーブも、やり直しの機能も
どれも非常に助かる存在です。

ただ、それでもやっぱり、
スーパーマリオUSAの”癖”は完全には抜けきっておらず、
始めてこの作品をプレイする人は
特に戸惑いが大きいかと思います。

私も正直なところ「スーパーマリオUSA」は
そこまで得意な作品ではないので、
やっぱり、リメイクされてもこの感じは抜けない、
というのが正直なところでした(汗)

普段より難しく感じる

普段の2Dマリオよりも、個人的には
このスーパーマリオアドバンス(マリオUSA)の方が
難易度が高いように感じます。

普段のスーパーマリオブラザーズは
個人的に結構慣れているせいもあるかもしれませんが、
マリオアドバンス1は、結構考えさせられる部分も多く、
アクション以外とシビアだったりするので、
個人的には今でも、スーパーマリオブラザーズやワールドと比べると
難しいような印象を受けます。

癖が強い分、敷居はマリオシリーズの中でも
高い作品には感じますね。

売上は?どのぐらい売れたの?

スーパーマリオアドバンス1の売上は
集計機関によっても異なりますが、約89万本と言われています。
リメイクながら、かなりの売上を記録しているのが
分かりますね!

ただ、その後のマリオアドバンス2が92万本
(こちらはスーパーマリオワールドのリメイク)であることを
考えると、やはり普段のマリオの方が人気がある、
ということの表れのようにも見えます。

なお、スーパーマリオアドバンス3(ヨッシーアイランドのリメイク)は
約46万本、
スーパーマリオアドバンス4(スーパーマリオブラザーズ3のリメイク)は、
約76万本となっています。
(アドバンス4はゲームボーイアドバンス発売から大分年数も経過していたので
少しその影響で売上が落ちているように見えます)

ラスボスネタバレ!ラスボスは誰?

スーパーマリオアドバンスのラスボスは
”マムー”です。
原作のスーパーマリオUSAと同じですね。

マリオシリーズのラスボスと言えばクッパが多いですが
この作品では、特にこの時代としては珍しく
クッパ以外のキャラがラスボスになっていました。

この後、マムーがラスボスになったことはなく、
マリオの絵本に少し登場したり、
ゼルダの伝説 夢をみる島にゲスト出演したりするに
留まっています。

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同時発売タイトルにこれを持ってくるのはチャレンジャー…

スーパーマリオアドバンスの原作となった
スーパーマリオUSAは、マリオシリーズの中でも
かなり個性が強く、人を選ぶ作品のように
個人的には感じます。

が、そのソフトのリメイク版を、
当時の最新携帯ゲーム機である「ゲームボーイアドバンス」の
発売日と同日に発売するとは、
個人的にはなかなかチャレンジャーな気がしますね…笑

ただ、結果的にはゲームボーイアドバンス本体も、
このスーパーマリオアドバンス1も売れているので
その判断は間違いではなかったのだと思いますが、
個人的には、
スーパーマリオワールドのリメイク(スーパーマリオアドバンス2)を
本体と同時発売した方が良さそう…と、いう風には感じました…!

ワールドの方が、多分万人受けしますからね…

とは言え、この辺はゲームメーカーにしか分からない
”なにか戦略”があるのかもしれないですし、
結果的には本体もソフトも売れたので
これで良かったのだとは思います。

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