新型PS5は売れるの?売上の流れを予想!今、PS5がすべきことは…?

ゲーム

プレイステーション5の薄型モデルが
2023年11月10日にようやく発売されることになりました。

この新型モデルの売上はどのぐらいになるのか、
発売後からの売上の流れを予想していきたいと思います。

私も、かねてから、”薄型PS5が出て値下げされればPS5は一般層にも普及し、
売上が伸びる”と予想していましたが、
実際に出て来た薄型PS5は、予想の真逆を行くものでした…。

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まさかの値上げ!これは売上への影響は避けられない

今までのゲーム機は、
発売から時が経てば経つほど、値下げされていくものでしたし、
薄型が出れば、その時にも値下げされていくのが普通でした。
プレイステーションに関してもそうでしたが、
実際に発表された薄型PS5は、
まさかの現行モデルよりも”値上げ”されるという
前代未聞の事態となってしまいました。

円安等、厳しい事情はあれど、
既にゲーム機としては非常に高い価格設定のPS5が
さらに値上げとなると、インパクトは計り知れないものがあります。

もちろん、円安だから仕方がないという意見も、
このスペックでこの値段なら頑張っているという意見も分かりますが、
”一般ユーザー”はそういう見方はしませんし、
単に”高すぎる”で終わってしまうので、
まさか値下げをせずに逆に値上げをするとは驚きでしたし、
客観的に見れば売上にも大きな影響を出すと思います。

発売直後はある程度売れる

例え値上げされたモデルであっても、
ゲーム機の新型モデルはある程度は最初に売れますので、
薄型PS5も、最初はある程度の売り上げを記録すると思います。

通常の週間売上台数と比較すれば、
発売週からしばらくの間は、売上をある程度伸ばすはずです。

ただ、この価格になってしまうと、コア層を中心にしか
動かないと思いますので、
爆発的に売上を伸ばすことはないと思いますし、
発売直後の勢いが失われたあとは、厳しい状況に陥ると
考えられます。

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年末年始終了後は、厳しい売上になりそう

薄型PS5発売直後の勢いが落ち着くと、
今度は”今までよりもさらに高いPS5”しか選択肢がなくなる
(現行モデルは在庫が無くなり次第終了と発表されています)ため、
売上ペースは今までよりも”落ちる”ことが予想されます。

せっかくPS5も品薄が解消され、毎週5万台前後ぐらい売れていたのが、
1~2万程度、毎週あたりの売上が落ちる可能性もあります。

薄型PS5を”値下げ”で発売すれば
switchの週間売上台数を抜く週も定期的に出て来るぐらいには
なれたと思うのですが、
”値上げ”で薄型PS5を発売してしまったため、
今度の売上ペースは鈍化することは、ほぼ間違いないと言えます。

ただ、薄型PS5発売直後の勢いが衰える時期は、
ちょうど年末年始シーズンに入っているので、
そこは”年末年始”の力でカバーできると思いますが、
問題はお正月が終わったあと…

ここで、PS5の週間売上台数に”値上げ”の影響を強く感じられる
状況になってくると予想しています。

売上が伸びる可能性はないの?

この可能性は”限りなく低い”と考えられます。

”薄型PS5”を”値下げ”で発売すれば
間違いなくPS5の売上は伸びていたと思いますし、
週販ではスイッチの売上を超えることも出てくると思いますが、
”薄型PS5”を”値上げ”で発売するとなると、
最初だけで、あとは逆にPS5の普及を鈍らせるだけであると考えられます。

今回の薄型PS5の発売が、国内のPS5の普及にとって
プラスになる可能性は低く、
逆に新型がマイナスの要因になる可能性の方が高いです。

売上や普及を考えるなら、まだ現行モデルのままの方がマシ

薄型PS5を値上げで発売するというのは、
ゲーム店元店長の立場から見ると”かなりの悪手”であると思います。

せっかく、PS5もようやく普及しはじめて…というところに
メーカーが自ら水を差す行為をしてしまった印象で、
確実に売上ペースの鈍化を招く行為です。

発売直後は売れると思いますが
その後は厳しい状況になるでしょうし、
これならまだ”現行モデルをそのまま展開していた方がマシ”で
あったと、厳しいようですが、そう思いますね。

いくら円安と言えど、
ゲーム機で6万~7万になってしまうと、
もう一般層への普及はかなり難しいですし、
このままだと、”任天堂が後継機を出さなくても、国内では毎週switchの
売上を下回り続ける”可能性も高いです。

廉価モデルの発売を急いだほうがいい

このままだと、PS5の売上はこの先、国内では”厳しい”ものになるでしょう。

巻き返すためには、
とにかく”廉価モデル”の発売を急ぐことです。
色々、メーカーとしてもプライドはあると思いますが
”最高のゲーム体験を”という部分は一度捨てて、
(最高のゲーム体験を提供、なんて言っても高くて買ってもらえなければ
無、ですからね)
とにかくコストカットをして、廉価モデルも用意するべきです。

”遊べればそれでいい”という拘りのないユーザーはメーカーが
考えている以上に多いです。

コストカットの方法としては、

・本体の形状のこだわりを捨てる
・PS4との互換性を廃止する
・ゲームに必要のない機能は廃止できるものは廃止する
・コントローラーを有線専用、振動廃止、アダプティブトリガー廃止などで
 徹底的にコストカットした”シンプルセンス”とも言うべき廉価コントローラーに切り替え、
 それを同梱する
・箱のデザインを白黒に。見た目よりもコストカットを重視
・本体容量をPS4と同程度に削減(ライトユーザーならそれでも十分)
・無駄な光る部分などを廃止。

など、数えきれないほど存在します。

少なくとも、これらを本気でやれば、6万、7万というような
価格にはならないはずなので、
PS5をもしも国内でもさらに普及させたいとメーカーが考えているのであれば
(もうコアユーザー路線でいいやと方針を変えたなら話は別ですが)
廉価モデルの発売は”最優先事項”であると思います。

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