「スーパーマリオアドバンス4」は
ゲームボーイアドバンス向けに発売された作品で、
その後WiiUやスイッチにも移植されました。
ゲームボーイアドバンス当初から発売されていた
”スーパーマリオアドバンス”のシリーズとしては
これが最後になった作品ですね。
こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。
遊べる機種は?
スーパーマリオアドバンス4を遊べる機種は
下記の通りです。
・ゲームボーイアドバンス
・WiiU
・ニンテンドースイッチ
このうち、WiiU版はバーチャルコンソールでの配信となっており、
スイッチ版は単品販売されておらず、
ゲームボーイアドバンスNintendo Switch Onlineに収録される形での
発売となっています。
なお、↑は「ニンテンドースイッチオンライン追加パック」加入者特典と
なっているため、”オンラインに加入せずにマリオアドバンス4だけ買う”ということは
スイッチではできません。
パッケージで発売されていて、単品で購入できるのは
現時点ではゲームボーイアドバンス版だけになります。
※私が遊んだのはスイッチ版です。
「スーパーマリオブラザーズ3」のリメイク
スーパーマリオアドバンス4はタイトルこそ違いますが
「スーパーマリオブラザーズ3」のリメイク移植になっていて
内容は「スーパーマリオブラザーズ3」です。
新作ではありませんのでこの点は注意してください。
また初代「マリオブラザーズ」(スーパーではない)も収録されています。
私もこの作品を遊ぶ前に、
スーパーマリオブラザーズ3はファミコン版と
マリオコレクション版(SFC、Wii、スイッチで3回)と、
スイッチ版(FCの移植)をそれぞれ遊び、
散々遊んできましたので、
”基本的にはまたマリオブラザーズ3をやっている”という印象でした。
ただ、変更点なども色々あるので
全体的に”遊びやすくなった”という実感は持てますし、
マリオブラザーズ3を遊ぶなら個人的に
”マリオアドバンス4で遊ぶ”のが一番ベストな選択肢であると思います。
内容は安定。しっかり楽しめる
内容は基本「スーパーマリオブラザーズ3」なので、
今更語ることもなく、しっかりと楽しめる作品です。
その上「マリオアドバンス4」の調整・追加部分で
より遊び安くなっているので、
”遊び安いスーパーマリオブラザーズ3”という印象でした。
マリオが好きならこの作品も安定して楽しめるはずです。
大胆に変わっているわけではない。追加コースは〇
スーパーマリオアドバンス4はそこまで大胆に変わっているわけではなく
「スーパーマリオブラザーズ3」(マリオコレクション収録版のほう)を
調整し、プラスアルファした感じの作品です。
カードe+による追加コースはありますが
本編中には特に追加コースはなく、構造自体も同じです。
ただ、カードe+による追加コースはそれなりの数存在しており、
WiiU版、スイッチ版ならカードe+なしで遊べるので
私も堪能できました。
(WiiU/スイッチはカードe+に対応していないので最初から収録されている感じです)
GBA版の場合は、今からだとカードe+の入手が少し難しいので
追加コースまで遊びたい場合、WiiUかスイッチをおすすめします。
クリア後もやり込みできるようになったのは〇
スーパーマリオブラザーズ3はファミコン版もマリオコレクション版も
元々”クリアすれば終わり”で、後戻りはできませんでしたが
このマリオアドバンス4版はクリアすると、好きなワールドに戻り、
好きなステージを遊べるようになったり、
”クリアしたキャラクターのマークがつく”など、
”クリア後もやり込みできるように”変化しています。
個人的に”クリアしたら終わり”よりも
こういう要素があるゲームの方が好きなので
この点は個人的に”非常に大きく評価UP”することができる
部分です。
売上はどのぐらいだったの?
「スーパーマリオアドバンス4」の売上は
どのぐらいだったのか。
記録を確認すると、76万本(※集計機関によって若干前後あり)と
なっており、それなりに売れていることが分かります。
原作ほどは売れていませんが、移植+リメイク的な作品で
ここまでの売上を記録していれば十分に大ヒットと言える
数字ではないでしょうか。
なお、前作の「スーパーマリオアドバンス3」よりは
売上を伸ばしており
(アドバンス3はヨッシーアイランドのリメイク)、
2>1>4>3の順番にアドバンスシリーズは売上を記録しています。
スーパーマリオアドバンス5は存在していないの?
スーパーマリオアドバンスシリーズは、
1が「スーパーマリオUSA」2が「スーパーマリオワールド」
3が「スーパーマリオヨッシーアイランド」と続いて来ましたが
4で最後となり、それ以降、発売されることはありませんでした。
この時点で”スーパーマリオアドバンス”として発売できそうなタイトルは
もう「スーパーマリオブラザーズ1と2」ぐらいしか残っておらず、
流石にワールドや3を出した後にそこに戻るのも難しかったでしょうし、
結果的に続編が発売されることはありませんでした。
また、翌年には後継機のニンテンドーDSも登場したこともあり、
”もう時間もなかった”と言うのが現実的なところでしょう。
ただ、当然ながらマリオの2Dアクションはその後も発売が
続いており、最近では「Newスーパーマリオブラザーズ」シリーズとして
展開されていることが多いですね。
DSや3DS、据え置きのWii、WiiU、スイッチなどでも発売されています。