スーパーファミコン向けに発売された
「星のカービィ3」を実際に遊んだ感想を
お話していきます。
人気アクションゲームシリーズの本編の一つですが、
後継機であるNINTENDO64が発売されてから
およそ2年が経過しようとしているタイミングで
スーパーファミコンに発売されたという、
ある意味珍しい作品ですね。
遊べる機種は？
「星のカービィ3」が遊べる機種は
現時点では下記の通りとなっています。
・スーパーファミコン
・Wii
・WiiU
・ニンテンドースイッチ
このうち、単体パッケージで発売されているのは
スーパーファミコン版のみで、
WiiとWiiUはバーチャルコンソールでの配信となっていました。
ただ、Wiiの方はバーチャルコンソール以外に
「星のカービィ20周年スペシャルコレクション」というパッケージソフトにも
”星のカービィ3”が収録されていました。
また、ニンテンドースイッチは
スーパーファミコン Nintendo Switch Onlineの収録タイトルの一つとしての
登場で、単品では販売されていません。
今の時点で遊べるのはこの4機種となります。
※私がプレイしたのはWii版とスイッチ版です。
安定した出来栄えの作品！
王道的な「いつものカービィ」という感じの作品ですね。
後述するような独特な雰囲気はあれど、
カービィの本編としてしっかりと作られていると思いますし、
安定して楽しめる作品です。
ただ、色々なカービィシリーズをプレイしてきた私からすると
”何だかそれほど印象に残らなかった”作品で、
面白い作品ではあるのですが
”カービィシリーズ内で、とびぬけた存在にはなることができない”
そんな感じの印象を受けました。
「カービィシリーズで一番好きなタイトルは？」と質問した際に
「星のカービィ3！」と答える人は
あまり多くなさそうな、そんなイメージですね。
とは言え、最初に「安定した作品」と書いた通り
出来栄え自体はいつも通り素晴らしいと思いますし、
問題なく遊べる作品です！
少し独特な雰囲気がある
グラフィックがほのぼの系のような感じで、
初期のカービィとも違いますし、
64以降のカービィとも違いますし、
かなり独特な雰囲気を放っている作品になっています。
全体的に柔らかい感じの、
そんな感じの世界観ですね。
BGMに関しては
静かな感じのものが多かった印象で、
カービィシリーズの中では比較的耳に残りにくい印象を
個人的には受けました。
やり込み要素はいつも通り
やり込み要素は、この頃のカービィからの
定番の”ステージ内の収集要素集め”などが
存在しており、ミニゲームや
隠し要素なども用意されているので、
なかなか充実した作品であると感じます。
ゲーム本編をただクリアするだけなら簡単ですが
全部やり込もうとすると
それなりにボリュームがあるのは
この星のカービィ3もそうですし、
後に続くカービィシリーズもそうなので、
良い部分だと思いますし、
今後も継承してほしい部分だと感じます。
若干64と似ている感じも
発売時期が発売時期だからか、スーパーファミコンが
既に現役を終えかけている頃に出た作品だからか、
3の要素がそこそこ64に引き継がれたような印象を受けます。
敵の黒い雲関連もそうですし、
アドやデデデ大王の戦い方や
隠されたボスがいるような点も
後の「星のカービィ64」に似ていますね。
私のカービィシリーズ初プレイは
星のカービィ64だったので
少し懐かしいような、そんな印象も受けました。
星のカービィ3の売上は？
星のカービィ3の日本国内での売上は
「約36万本」と言われています。
カービィシリーズの本編の中では非常に厳しい売上で、
外伝作品の一部（例えば毛糸のカービィなど）よりも
低い状態です。
確かに36万本と言えばそれなりに売れている作品でもありますし、
十分な売上であることも確かですが
”星のカービィ”の新作としては苦しいところになってしまいました。
その理由としては
既に後継機のNINTENDO64が1年半以上前に発売済みで
あったことや、CMなどが事前にあまり行われなかったこともあり、
このような結果になってしまったものと考えられます。
なお、Wii/WiiU/スイッチ版に関しては
ダウンロード形式での販売なので、売上については不明です。
隠し要素や裏技は？
星のカービィ3の隠し要素・裏技を
ご紹介していきます。
※隠し要素・裏技については、以前、別記事で既に書いたため、
⇒カービィシリーズ全作品の隠し要素・裏技の方に移動して
参考にしてみてください。
星のカービィ4って存在しないの？
星のカービィシリーズは
「星のカービィ3」まではナンバリングも発売されましたが
今現在「星のカービィ4」というタイトルは存在していません。
（そもそも初期の頃から「夢の泉の物語」や「スーパーデラックス」など
本編にあたる作品にも番号がついてないことも多いシリーズでした）
ただ、星のカービィ4が存在しないからと言って
続編が出ていない、ということではなく
この後もカービィシリーズの本編は、
64、鏡の大迷宮、参上ドロッチェ団、Wii、トリプルデラックス、
ロボボプラネット、スターアライズ、ディスカバリーなど
多数の作品が発売されています。
「4」はありませんが、続編は色々とある、ということですね。
なお、星のカービィ3と一番近い感じで
繋がりも感じられる続編は、
本作のあとにNINTENDO64で発売された
「星のカービィ64」になりますね。
