「デスレース」は2008年に公開された
カーアクション系の映画で、
その名の通り、命を賭けたレースが描かれる作品です。
「デスレース2000年」というタイトルの
1975年に公開された映画のリメイクとなっている作品ですね！
こちらを実際に見た感想をお話していきます。
原作を見てなくても大丈夫？
こちらの作品は1975年の映画「デスレース2000年」のリメイクですが、
リメイク作品で、特に原作とのストーリー上の繋がりは
ありませんので、原作を見たことが無くても
十分に楽しめますし、物語も理解できるようになっています。
私自身もデスレースシリーズを見るのはこの作品が
初めてでしたが、全く問題なく、楽しむことができました。
ゲームのようなアイテム有のサバイバルレース
映画内では囚人たちが釈放をかけて命懸けで挑むことになる
「デスレース」が描かれます。
レースは3ステージ制で、それぞれ各レース3周を競い合うことになります。
アイテムも用意されており、
「剣」「盾」「ドクロ」のマスを踏むと、それぞれアイテムの
効果が発動するなど、どことなく”ゲーム”っぽい感じの
命懸けのレースが展開されます。
言うならば「かなりヤバいバージョンのマリ〇カート」的な、
そんな感じの内容ですね（笑）
映画内でも全部4回、レースが描かれていました。
作中のレースのルール
作中のレースのルールは
「3ラウンド制で各ラウンド3周を競う」というもので、
3種類のアイテムが用意されているので
それを利用しながら、対戦相手を攻撃しつつ勝利を目指すというものです。
「剣」は攻撃用のアイテムが、
「盾」はオイルやスモークなど防御用のアイテムが、
「ドクロ」は踏むと強制リタイアになるトラップが発動する、というもので
それぞれ作中でも参加者たちが利用しています。
また、レースに5回優勝すると、釈放されるという特別ルールがありますが
作中の刑務所の所長は釈放する気などなく、
5回目の勝利を賭けたレースには絶対に勝てないようにしている
（アイテムを拾っても入手扱いにしないようにする、
サポート要員の人に勝たせないように交渉しておくなど）こともあり、
所長の道楽のような、そんな位置づけのものになっています。
また、作中の2ndステージのように、所長の気まぐれで
”戦艦”と呼ばれるマシンが乱入するなど、かなりルール無用の
過酷なレースになっています。
個性的な参加者
レースには9人の参加者が参加していますが、
なかなか個性的なメンバーが揃っています。
主に重要なのは主人公を含む3人で、
主人公の妻の命を奪った宿敵と、
元々のフランケンシュタインの宿敵、そして主人公が
主に描かれる感じでした！
特に、マシンガン・ジョーというキャラは
最後には共闘するなど、印象的なキャラクターでした！
他の6人は、3人は最初にちょっと紹介されて
重要そうな感じですが、意外とあっさりリタイアし、
残りの三人はほぼモブ同然でリタイアしています（笑）
ただ、こういうモブがリタイアしていく系の作品は
好きなので、面白かったです（笑）
苦手な人は注意
過酷なレースが描かれるので、
トラップに串刺しになったり、
衝突されて身体ごと吹き飛ばされたり、
結構、人によってはキツイ描写も含まれています。
血の流れるような描写が苦手だったりする場合は
注意した方がいいと思いますね…。
（特にレース中の描写が過酷です）
個人的に…
同じく車系の映画「ワイルドスピード」シリーズに登場している
デッカードとローマンの役者の人がそれぞれ登場しているので、
ちょうど、先にワイルドスピードシリーズを見ていた身としては、
何だか馴染がありました（笑）
それぞれ、今回は主人公とライバルの関係なので、
何となくワイルドスピード感を感じました！
（一応、デッカード役の方はこっちの方が先ですね。
※ローマン役の人は、ワイルドスピードX2が先でした）
作中の犠牲者ネタバレ
デスレースの作中で犠牲になってしまった
登場人物をご紹介していきます。
※作中の時系列順になっています。
〇フランケンシュタイン（先代）
冒頭のレースで、マシンガン・ジョーとの戦いに敗れて
その時の負傷が原因で命を落とす。
〇ジェンセンの妻
前半で、家に乗り込んで来た何者かに命を奪われる
（後にパチェンコの仕業であると判明）
〇サイアド
レース参加者の一人。
1stステージでドクロを踏んでしまい、そのまま押しつぶされて犠牲に。
〇ヘクター・グリム
レース参加者の一人。
1stステージで14Kの攻撃を受け、続けてミサイルでマシンが大破。
マシンから降りたところ、ジョーのマシンの体当たりにより犠牲になる
〇トラヴィス・コルト
レース参加者の一人。
1stステージでジェンセンのマシンの攻撃を受けて炎上、
マシンガン・ジョーの車に追突されて命を落とす。
〇スロボ・パチェンコ
レース参加者の一人。
2ndステージ開始後にジェンセンのマシンに攻撃を受けて
マシンが大破、車から降りたところ、ジェンセンにトドメを刺される。
〇リギンス
レース参加者の一人。
2ndステージで出現した戦艦の攻撃を受けてマシンが大破。犠牲になる。
〇カーソン
レース参加者の一人。
2ndステージで出現した戦艦の攻撃を受けて、リギンス共々犠牲になる。
〇14K
レース参加者の一人。
2ndステージ終盤まで生き残っていたものの、戦艦の攻撃を受けて
マシンが大破。そのまま犠牲になる。
〇T.ウーリック
所長の側近。ジェンセンらの逃亡後、送られてきた爆弾によって
建物ごと爆破される。
〇クレア・ヘネシー
刑務所の所長。ジェンセンらの逃亡後、送られてきた爆弾によって
建物ごと爆破される。
その他、モブキャラ（ドライバーのサポート役）などが
何人か犠牲になっています。
