ビーキーパーのレビュー!深く考えずにアクションを楽しむ映画!

映画

「ビーキーパー」は、2024年(国内では2025年)に公開された映画で、
ジェイソン・ステイサム主演のアクション映画です。

「ビーキーパー(養蜂家)」と呼ばれる謎の組織に所属していた
主人公が、悪徳詐欺グループに騙されて命を絶ってしまった
命の恩人の仇を取るために、
ひたすらそのグループと裏に潜む黒幕を殲滅していく物語が
描かれる作品です。

こちらの映画を実際に見た感想をお話していきます。

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とにかく主人公が強い

主人公のクレイは、元ビーキーパー
(※深く詳細は明かされませんが、裏で様々な任務を行う特殊な組織)で、
圧倒的な強さを持つ主人公です。

敵対する相手も、全く歯が立たないレベルの
強さを持っているので、
作中で”苦戦”するようなこともなく、
とにかく、敵を圧倒して粉砕していきます。

ここまで主人公が強い作品もなかなか珍しく、
そういう意味での爽快感を楽しめる作品です。

最後まで”苦戦”という苦戦をしない圧倒ぶりは
他映画ではなかなか見られない凄まじさです。

深く考えずにアクションを楽しむ作品

内容としては”とにかくアクションを楽しむ作品”で、
物語も当然描かれますが、
細かいことは粉砕していくような、そんな映画です。

”ビーキーパー”と呼ばれる組織の全貌だったり、
主人公の過去だったり、
ヒロインとの恋愛だったり、
そんな細かい要素はなく、とにかく敵を圧倒して
葬っていくタイプの作品で、
個人的にも、存分にアクションを堪能できました。

ここまで開き直ってアクションに特化している作品も
なかなか珍しいですし、見ていて面白かったです。

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アクション満載!あまりの強さに爽快感もあり

序盤から、アクションシーンが多く
圧倒的な強さで敵を葬り、追い詰めていくことから
爽快感もある作品ですね。

特に詐欺グループが、あっという間に追い詰められて
壊滅させられるあたりは、とても映画として
見ていて面白く、爽快感もある場面です。
(案外、主人公の直接的な仇は早めに葬られます)

その後、黒幕に近付いていく中でもアクションシーンは
随所に散りばめられていて、敵サイドが哀れになるほど
主人公が強いので、最後まで爽快感を楽しむことができました。

敵対する人物も個性的…ただし…?

敵対する人物も個性的で、
最初の詐欺グループの男や、途中で対決するビーキーパーの後任、
終盤で登場する義足の傭兵など、
普通の人間が敵対したら厄介そうな相手が多く、
それぞれ個性的ですが、
それでも主人公には敵わず、力ずくで粉砕されていきます(笑)

ビーキーパーの後任も、あっさり燃やされて片付けられたところは
妙にシュールでした(強いはずなのに、主人公には全然敵わない…)

終盤の傭兵は「かつてビーキーパーの一員を始末した」と豪語する人物で、
銃撃を受けても立ち上がる化け物でしたが
(首を撃たれてる気がするのですが、それでも普通に動いて来る感じです笑)
そんな彼もやはり主人公には敵わず、倒されてしまいました。
(作中で主人公にわずかにダメージを与えたのは、この相手だけですね…笑)

最後だけは少しあっけないかも

映画の敵の親玉的存在のデレク・ダンフォースは、
作中でもどうしようもない振る舞いを見せて
”憎まれ役”として物語を盛り上げてくれます。
(雰囲気も出ていて、演技もいい感じですね)

ただ、最後、このデレクと対峙した際の場面は
割とあっけなく決着がついてしまうので、
(そこに向かうまではアクション満載なのですが)
この点だけは、少しあっさりに感じました。

最後の最後まで、デレクが怯えるような感じもなく、
サラッと命を奪われてしまったので
若干拍子抜けするような印象を個人的には受けましたね…。

物語自体は、最後が駆け足になってしまうとか、
そういうことはないので、
その点は問題ありません。

潜入要素もあり

アクションが中心ですが、
最後の戦いのときだけ、敵の敷地内に入るまでは
スパイ映画のような、そんなシーンもあります。

ただ、その後は堂々と姿を現して力で粉砕していく感じで、
途中の高層ビルの時もそうでしたが、
あまり隠れるようなこともせずに、
堂々と正面から乗り込んでいく姿も印象的でした。

一部…一般人も巻き込んでいるような気がしますが
(警察官とか、ガソリンスタンド関係とか)、
”ビーキーパー”は、作中の描写から別に正義の味方ということでは
ないと思うので、それでいいのかもしれません(笑)

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作中の犠牲者ネタバレ

「ビーキーパー」の作中で犠牲になってしまった登場人物を
ご紹介していきます。
作中の時系列順に並んでいます。

〇ヴェローナの兄
物語開始以前に、任務中に殉職したことが
ヴェローナの口から語られている。

〇パーカー夫人
詐欺グループに騙されて、全ての資産を奪われてしまい、
その日のうちに自ら命を絶ってしまう。

〇ミッキー・ガーネット
「UDG」のリーダー。
クレイに目をつけられて報復を受け、
最後には車ごと海に沈められて命を落とした。

〇アニセット・ランドレス
クレイの後任のビーキーパー。
クレイを始末するべくガソリンスタンドで襲撃するも、
返り討ちに遭い、命を落とした。

〇ラザルス
ウォレスに雇われた部隊のリーダー。
終盤でクレイと対決し、銃撃を受けてもまだ襲い掛かって来るものの、
最後はクレイとの激闘の末に完全に倒されて命を落とした。

〇ジャクソン・プリッグ
FBI副長官。デレクによって銃撃されて命を落とす。

〇デレク・ダンフォース
悪徳企業を束ねる男。
クレイがやってきた際に母親を人質に取るも、
クレイに銃撃されて命を落とす。

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