アルマゲドン2009のレビュー!作中の犠牲者ネタバレも!

映画

「アルマゲドン2009」は、
2009年に公開されたディザスター系の映画で、
地球に彗星が衝突したことにより、磁力の乱れが生じ、
地球が崩壊に向かっていく…
そんな展開が描かれる作品です。

こちらの映画を実際に見た感想を
お話していきます。

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「アルマゲドン」と何が違うの?

アルマゲドンと言うと、
1998年(国内では2000年公開)のアルマゲドンを
思い出す人もいると思いますが
この映画は、そのアルマゲドンの続編ではなく、
”何も関係ない”お話です。

強いて言えば、ジャンルが同じディザスター映画なことぐらいで、
登場人物や世界観などに一切の共通点はありません。

制作会社も異なっているので、
続編などではなく、”単に似ている題名の作品”というだけになります。

いきなり彗星が衝突

本作では彗星(作品によっては隕石)の衝突はメインではなく、
物語冒頭でいきなり地球に彗星から飛び散った一部が
地球に衝突します。

以降、隕石の接近などは作中ではなく、
隕石自体の脅威を描くものではありません。

問題はその後で、彗星の衝突が起きたことで
地球の磁気に異常が生じて、
その結果、各地で地震や、異常な磁気嵐などが
発生するようになっていきます。

この状態を放置していると
作中の博士によれば北極と南極が入れ替わる
”転極”なる現象が起き、
人類は破滅する…ということで、
主人公がその対応にあたっていく話です。

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ひたすら電磁波が襲ってくる

本作の一番の敵は”電磁波”で、
繰り返し磁気嵐が発生し、主人公たちを襲います。

地震も作中で何度か発生していますが
終盤は地震も忘れられたかのように
ひたすら電磁波が襲い掛かってきます(笑)

この電磁波の演出がゲームのボスキャラの技みたいな感じの
演出で繰り返し襲ってくるので、
何となく笑えますが、まぁそれなりに脅威っぽくも見えるので、
悪くはないような感じも…。

作中の電磁波は発生前にラジオや電子機器から
異様な音が放たれて初めて、空にオーロラが出現、
最後には、波動のような形で押し寄せて、
その際に電子機器を使っていると、人間も感電して
犠牲になる…というものになっていて、
作中では多数の登場人物が犠牲になっています。

作中での対処法は、
オーロラなどを確認したら、電子機器を全て電源オフにして
身から放し、さらに車に乗っている場合は
エンジンを切って停車することが求められています。
(なので作中でやたらと車のエンジンを止めるシーンがあります笑)

割と内容自体は、緊迫感もあるかも?

映画の内容自体は、
こういうB級映画系統の中では割とちゃんとしている印象で、
”もっとひどいディザスター系の映画”も、何個も見て来た身としては
割とまともな印象すら受けました(笑)

細かい科学的な部分にツッコミを入れ出したらキリがないと思いますし、
最後はかなりあっさりですが、
そういう部分に目をつぶることができれば、
それなりにB級映画の中ではまともな方だと感じましたね。

最後は割とあっさりしている

物語序盤~中盤までが長く、
最後は意外とあっさり解決します。

解決後、登場人物の多くがスルーされたまま終わりますし、
各地の被害状況なども謎のまま、
すぐエンディングに入るので随分、終わりはあっさりとした
印象を受けました(笑)

主人公の息子のガールフレンドのゾーイとか、
一緒に任務をこなした潜水艦の艦長とか、
どうなってしまったのでしょうね…?
(恐らく無事だとは思いますが)

解決方法は結構強引

磁気の乱れを直すために、終盤では
”彗星衝突時と同規模の衝撃を地球に与えることで元通りになるはずだ”と
突然言い始めて、
核を2つ同時に海底で起爆させることによって、
地球を救うことができる、という展開になっていきます。

色々それっぽく説明していますが
多分無茶苦茶な方法です(笑)

最終的に主人公とその父親らが潜水艦で命を懸けて海底に向かい、
起爆に成功、
脱出はできない(自分たちは犠牲になる覚悟)ことを覚悟して、
主人公たちは海底に来ていましたが、直前で海底火山を見つけて
その噴出に巻き込まれる形なら、逃げ切れるかも、ということで
海底火山を利用して、爆発を逃れ、
最終的に生還を果たすことに成功しています。
(放射能的なものは大丈夫だったのか疑問です笑)

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世界は無事だったの?

世界的に、相当な被害が出てそうな感じでしたが
エンディングを見る限り
あっさり元通りに戻っていて、
なかなかシュールでした。

かなりの数の犠牲者が出ているだけではなく、
電気系統もかなりやられていると考えられるので、
復興には時間がかかりそうな感じもしますが、
作中では特にそういうところまで深くは
考えられていない感じですね(笑)

あっという間に元に戻っていて
大統領が「皆さん 普通の生活に戻って下さい 我々は勝利しました」
みたいなことを言っています(笑)

予算の都合上か、被害を受けたっぽいところでも、
結構”普通の街並み”になっているのは少し笑えました。

作中の犠牲者ネタバレ

「アルマゲドン2009」の作中で
犠牲になってしまったキャラクターをご紹介します。

〇ピーター
ジェームズの助手。彗星衝突の際に犠牲となる。

〇ケビン
シェーンの同級生。シェーンと揉めて、
レースで勝負する直前に発生した
地割れに巻き込まれて犠牲に。

〇ゾーイの父親
終盤でシェーンらと共に避難しようとするも、
ペースメーカーを使っていたために
度重なる電磁波でペースメーカーが停止、命を落とす。

その他、モブキャラが多数犠牲になっています。
(教会に避難していた人々や、車泥棒の男などなど…)

〇その他のアルマゲドンのレビュー〇
アルマゲドン2012
こちらは、ブラックホールのようなものが接近して危機に陥ります。

アルマゲドン2020
隕石が落下してくる王道的な展開です。ただ、世間の状況があまり描かれません。

アルマゲドン2021
2021も「隕石」が地球に近づいて来る王道タイプのシチュエーションが描かれます。

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「アルマゲドン2009」以外の映画の感想は↑からご覧ください!

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