「仮面ライダーX」は1974年に放送された作品で、
仮面ライダーシリーズの第3弾にあたる作品です。
仮面ライダー⇒仮面ライダーV3のように
直接的に続いている感じではなく、
少し雰囲気の変わった部分はありますが、
同じ世界の中での物語にはなっていて、
途中から、初代・V3にも登場した
「おやっさん」が登場しているほか、
終盤では過去作品の仮面ライダーも登場しています。
(※前作レビューはこちら⇒仮面ライダーV3のレビュー)
雰囲気が途中で何度か変わるのも特徴的な作品でした。
こちらでは、そんな”仮面ライダーX”を全話見た感想を
お話していきます。
これまでとは異なる雰囲気も
仮面ライダーと仮面ライダーV3は割と直接的に
続いていて、雰囲気も仮面ライダー最終回⇒仮面ライダーV3第1話は
似ているような感じでしたが、
V3の最終話⇒Xの第1話は、登場人物も全てこの時点では
一新されていたために、かなり雰囲気が異なる印象を
受ける作品になっています。
主人公が「ライドルスティック」という武器を使うのも
印象的ですね。
ただ…私はリアルタイムで見たわけではなく
(そもそも生まれていない)、
”一番最初に全話見たのが仮面ライダーX”だったので、
初めて見た時は特に違和感はありませんでした(笑)
(※後からV3も全話見たあとに見返して見て、
あ…これは随分雰囲気変わったな…という印象は受けました)
序盤は異質な雰囲気も感じる
序盤は主人公と接点のある謎の姉妹なども
交えながら物語が展開し、
敵組織のGODも昭和の仮面ライダーシリーズの中では
極めて特殊な設定を持つ組織で、異質な展開となっています。
私自身も、初めて全話見たのは「X」だったとは言え、
その前に「ストロンガー」や「1号」「スーパー1」などの
一部を見ていたので、少し違和感を感じたのを覚えています。
この序盤(第8話まで)の雰囲気は個人的にはイマイチかな…?という
印象ですね…。
アポロガイストがいる期間が一番お気に入り
第9話になると敵幹部のアポロガイストが登場(第8話にも少し出ています)し、
作風も結構大きく変わります。
個人的に仮面ライダーXを見ていて一番面白かった期間は
この部分で、アポロガイストが完全に退場する第21話までが
最も印象に残っている部分ですね
(1回第14話で倒されますが、すぐに復活します笑)
この期間に登場した怪人は、個人的に印象の強い怪人も多く
マッハアキレス(第9話~第10話)やプロメテス(第10話)、
クロノス(第15話~第16話)、ケルベロス(第16話)が印象的でした。
プロメテスとケルベロスはその回の途中からしか
活躍がなく、すぐに倒されてしまうので
逆に印象に残ってます(笑)
第21話の再生アポロガイストが退場する回では、
再生怪人7体(↑で挙げた印象に残る怪人も全員蘇生しています)も出てきて、
個人的には最終回よりも盛り上がった回でした。
終盤はまた雰囲気が変わる
第22話から新たな幹部「キングダーク」が登場し(声だけ21話から登場してます)
敵怪人の雰囲気も大幅に変わります。
この終盤はまた雰囲気が変わり、
個人的には中盤よりはイマイチな感じではありましたが、
過去の仮面ライダーが登場したり、
色々な意味でネタになってしまう怪人が登場したりと、
見どころは序盤よりはあったような気がします。
ただ、キングダークは、アポロガイストと違い、
あまり行動的ではないのと、
そもそも最終回ではGODのリーダーのロボットのようなもので
あることが分かっているので、
幹部としての面白みはアポロガイストの方が上であったように思いますね。
このあたりでお気に入りの怪人はカブト虫ルパンです。
最終回はあっけない
最終回は”前の回から続いている”ケースが多いのですが、
Xの最終回は、割と普通に始まって
1話完結のような感じで敵のリーダーを倒して終わってしまいます。
一応、敵リーダーの呪博士以外に、
新怪人(と言ってもちょっと使い回しっぽい)の
サソリジェロニモJrが登場していますが、
他作品と違い、キングダークはただのロボ的存在なので、
他の幹部
(1号の時はブラック将軍、V3の時はヨロイ元帥、アマゾンはゼロ大帝、
ストロンガーはマシーン大元帥などが残っていました)がいない状態で
あったことや、再生怪人も出て来なかったので、
少し盛り上がりには欠けた気がします。
(※スカイライダーも最終回時点で既に幹部はいませんでしたが、
こっちは歴代ライダーが登場していたので最終回感はありました)
GOD総司令はどこに…?
本作の序盤~中盤にはGODの首領として
”GOD総司令”なる人物が登場していて、
どんな人物なのか気になりながら見ていましたが、
キングダークの登場後からは、このGOD総司令は登場しなくなってしまい、
最終話でGODの支配者として登場したのも「呪博士」という人物でした。
一応、この呪博士がGOD総司令だったということのようですが
(※作中ではその説明はありませんが、書籍などでそうなっているようです)
当初出ていたGOD総司令と声も性格も違うような…(笑)
…まぁ、声はテープで再生していたので変えていて、
性格はXライダーと対峙した際と、部下の怪人に対する際では
異なっていた…と考えれば納得できないこともないですが…。
なお、続編の「ストロンガー」の最終回で
岩石大首領から「それぞれワシの声に聞き覚えがあるのではないかな?」と
言われた際に、Xライダーは「GOD!」と答えていますが、
GOD総司令も呪博士も岩石大首領の声とは違う声のはずなので
笑ってしまいました笑
⇒五人ライダー対キングダークのレビュー
本作の劇場版のレビューは↑からご覧ください。

