「Kill It With Fire」は
ニンテンドースイッチやPCなどで配信された
FPSゲームで、
蜘蛛を見つけ出して退治する…というスタイルの
少し変わったスタイルのゲームです。
プレイヤーは駆除業者として
蜘蛛を駆除していく…というものになっていますね。
実際にニンテンドースイッチ版をプレイした感想を
お話していきます。
蜘蛛を探して退治していく
ステージ内に隠れている蜘蛛を見つけ出して
それを退治、一定数退治すると、出口への扉が
アンロックされてステージクリア…!という内容の
ゲームになっています。
蜘蛛退治…という内容は
今までに色々なゲームを遊んできましたが
家庭用ゲーム機向けでは珍しい気がします
(私は初めてでした)
家中のモノを適当に投げ飛ばしたり、
花瓶を容赦なく割って、蜘蛛がいないかを探したり、
部屋中に火をつけたり…と、その場所が
メチャクチャになってもお構いなしの内容なので
どことなくシュールな感じもします(笑)
以前、私が遊んだゲームの中に「エレビッツ(Wii)」という
作品がありましたが
それとちょっと似ている印象も受けました。
(今回のこのゲームは「見つける」だけではなく「退治する」ゲームですが)
ステージは個性的。数はそれほど多くない
ステージ数は全部で9ステージとなっており、
数としてはそれほど多くはありません。
一つ一つ順番にアンロックされていく形式で
クリアするだけなら、それほど長い時間はかかりません。
(クリアだけなら1ステージ20分前後ぐらいでしょうか)
ステージ自体はなかなか個性的で、
家の中から、オフィス、スーパーらしき場所、外、研究施設など
色々な場所が用意されているので
先のステージに進む楽しさもありました!
やり込めば色々な要素も
各ステージにはサブミッションのようなものも
用意されていて、それをクリアするやり込み要素も
用意されています。
私はそこまではやらずに終えてしまいましたが、
やり込みの部分も全部やろうとすれば、
なかなかの時間、遊ぶことができるのではないでしょうか。
また、武器のアップグレード要素などがあるのも〇です。
武器は豊富。駆除のためにそこまで…?
ゲームの進行と共に新しい武器を入手することができ、
どんどん使える武器が増えていきますが、
武器の種類が無駄に豊富で
「蜘蛛にそこまでする!?」と笑えてしまうような
武器も一部に存在します。
平気で屋内に火をつけてまで
蜘蛛を退治する姿は
海外的なネタゲー要素を感じますね(笑)
※海外のゲームなので、いかにもそんな感じの雰囲気です。
虫が苦手でも大丈夫…?
私も別に虫は得意ではありませんが、
私自身は特に問題ありませんでした。
グラフィックはトゥーン調になっていて、
リアル調な作品ではないので、
そこまで怖い感じではないかな?という印象ですね。
ただ、トゥーン調のようなグラフィックとは言え、
後半に進めば進むほど、出現する蜘蛛の数が増えて、
そこそこの数が床を徘徊していたりする場面も
あるにはあるので、
(まぁ…私もほんの少しだけ気持ち悪い気もしましたが
嫌な感じがするほどではなかったです笑)
極端に虫が苦手な人は
やめておいた方が良いかもしれません。
とは言え、昆虫ホラー系のゲームではなく
あくまでも蜘蛛退治を題材としたゲーム、というレベルなので
”極端に苦手でない”なら大丈夫だと思います。
虫が出て来る系のゲームで言えば
「地球防衛軍」シリーズや「ネクロネシア(Wii)」などに
比べればはるかにやさしいほうなので、
もしも↑のどっちかを遊んだことがあって
「大丈夫だった」という人ならば、全く問題ないかと思います。
洋ゲーの雰囲気がかなり強い。苦手な人は注意
ゲームの雰囲気が「いかにも洋ゲー」な雰囲気で、
グラフィックからサウンド、世界観、
ストーリー的な部分など、
全てが洋ゲーの要素全開です。
そのため、洋ゲー特有の雰囲気があまり得意じゃない…
という人には、多分ステージ1からかなりつらい(雰囲気が)と
思うので、この点は注意した方が良いです。
私も、バリバリの洋ゲーはあんまり得意じゃないので、
世界観的には若干個人的にはマイナスでした。
かなり洋ゲー色が強く出ています。
ストーリーはほとんど描写無し
ストーリー描写はほとんどなく、
ゲーム中に人物が出て来て会話するようなシーンは
一切ありません。
テキストで軽い説明があったりする程度です。
また、ゲーム中にムービーが出て来るようなこともなく、
エンディング直前になってようやく…という感じですね。
そのため、ストーリー的には
”何をやってるかよく分からないけど、
とりあえず細かいことは考えないで蜘蛛を退治しよう”みたいな
感じになりがちです。
終盤は意味深な展開になりますが、
正直、プレイしていても何をしてるのか
ノリと雰囲気でしか分かりませんでした(笑)
ストーリーを期待して買う人は少ないとは思いますが、
もしもそういう人がいるのであれば
注意してください。
視点はFPSなので人によっては酔うかも
私は3D酔いしないので全然平気ですが
ゲーム視点としては「FPSゲーム」です。
そのため、人によっては酔う可能性が
あるので注意してください。
敵と戦うようなFPSゲームと比べれば
そんなに視点をぐりぐりと動かすようなシーンは
少ないとは思いますが、
それでもある程度は動かしますし、
蜘蛛を追いかけてるときは、
それなりに視点を動かす必要もあるので、
酔いやすい人は、先に動画などで確認することを
おすすめします!
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