「マッドセクタ」は、ハドソンから発売された
FPSゲームで、
巨大昆虫のサイボーグたちと戦っていく
ゲームになっています。
ハドソンと言うと、あまりFPSのイメージは
ない人がほとんどだと思いますし、
実際にそういうゲームはほとんど見当たらないので、
ある意味では、とても珍しい作品に
なっていますね。
こちらでは、マッドセクタを実際に
遊んだ感想などをお話していきます。
無難に遊べるFPSゲーム
低価格のダウンロード専売ソフトに
なっているので、さすがにパッケージ版で
発売されているようなFPSゲームには
とても及ばない内容ではありますが
価格が1000円程度、ということも考えると
十分に遊べる作りになっている、という
印象の作品です。
特別秀でたような部分はあまり
感じることはできませんが、
特別、欠点のようなものも、
特には存在せず、
無難に遊べるFPSゲーム、
というところでしょうか。
敵を倒す爽快感はそこそこ!
敵となるのは、巨大昆虫たちです。
結構な数が襲い掛かってくるので、
それらを次々と倒していくのは
なかなか爽快感がありますね!
処理落ちしたりすることもなく
動作自体もなかなか快適なので、
この点も遊びやすい部分の一つです。
敵は虫…でも意外と平気かも?
敵が”虫”系統なので、
どうしても虫が苦手!という人には
きついかもしれませんが、
よほど苦手でなければ大丈夫かなぁ…
という感じのレベルの描写です。
私自身も虫はそんなに得意じゃないのですが
特に気持ち悪い…!とまでは感じませんでした。
あくまでも”昆虫サイボーグ”なので、
そんなに虫~!って感じはしません。
(もちろん、ものすごく苦手なら気持ち悪く感じるかもですが)
個人的には地球防衛軍シリーズや
同じWiiのネクロネシアの昆虫のほうが
気持ち悪く感じましたね…
ステージ数は?クリアまでの時間は?
ステージ数は全部で13ステージ
存在しており、時々ボスが出現する感じですね。
1ステージ1ステージそこまで長いわけではないので
5時間程度で全部(もっと早く行くこともできます)
終れるとは思います。
ただ、難易度がいくつか用意されていたり
するので、そういった部分まで
やり込めばそこそこの時間は遊べると思いますし
この価格帯のソフトであれば
十分すぎるぐらいは、遊べるソフトです。
難易度はどんな感じ?
FPSゲームというと、難しいイメージを
受けるかもしれませんが
マッドセクタには難易度設定が用意されていて
最初から3段階から選べるようになっています。
一番簡単な難易度にすると
そこそこ簡単にクリアできるので、
FPSゲームが苦手であっても
ある程度は遊べる作品になっていると感じます。
私はマッドセクタ以外にもFPSゲームを
プレイしていますが、
それらと比べても、マッドセクタは
優しい感じのゲームなので、
FPSの入門的にも良いのではないでしょうか。
武器や敵の種類は…
低価格なゲームだけあって
武器や敵の種類は、若干少ないですね。
この点は、値段相応と言えば値段相応なので、
仕方のない部分ですし、
この価格帯のゲームと言うことを考えれば
十分頑張っていると思います。
ただ、価格のことを考えないのであれば、
やはり、普通のFPSゲームと比べると
だいぶ武器・敵ともに種類は少なめですから
そういった点は割り切る必要があります。
欲張り…な感想ですけれど汗
全体的に地味な感じはある
これも価格的に仕方のないところですが、
価格が安いから!とマイナスに感じた部分を
書かずに黙っているのでは意味がないですから
書いてしまうと、全体的に地味な感じはあります。
登場人物は主人公を含めて3人となっており、
他にキャラクターは登場しません。
昆虫サイボーグたちは意志を持って
会話してくるようなものはいないので、
無言で襲い掛かって来る感じです。
そのため、人の気配は作中でもほとんど感じられず、
無人の空間をひたすら戦っていくような感じなので、
全体的に地味に感じる人はいると思います。
ストーリーに関しても王道と言えば王道な感じで
特に深々と描かれるようなわけでもないですから、
”先が気になる”とか、そういう感じのものでは
ありませんでした。
淡々と進んでいく感じですね。
BGMに関しても、特に印象に残るようなものは
個人的にはありませんでした。
当時は…
発売当時はWi-Fiを利用した
対戦モードを遊べました。
ストーリーモードで共闘したり、
昆虫サイボーグを倒してスコアを競ったりするルールですね。
他のFPSゲームでよく見かける
「撃ち合い」みたいなものはありませんが、
この価格で対戦までついている、となると
やはりお得感はありますね。
マッドセクタ2が発売される可能性は?
可能性は0とは言いませんが、
限りなく低いです。
マッドセクタが登場してからだいぶ年月が
経過しており、マッドセクタ自体、大ヒットしたような
作品ではありません。
そのため、今からわざわざマッドセクタ2を出すメリットは
セールス的にもあまり感じられず、
もしもFPSゲームを出すにしても
”マッドセクタ”ではなく、新規のタイトルとして
発売したほうが売上の可能性としてはUPするでしょう。
また、マッドセクタを発売したハドソンは
既にコナミに吸収されており、存在していません。
ハドソンタイトルはコナミが引き継いでいますが
一部のタイトル以外は新作発売が行われておらず、
そんな中に、わざわざこのマッドセクタの続編を出す!
ということはちょっと考えられにくいです
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