スイッチの次世代機はいつ?2025年以降の可能性が高まった!

ゲーム

ニンテンドースイッチの次世代機は
いつ発売されるのか…。

興味を持っている人も多い話題であると思います。

今年の2月終了の時点で、
私もこのサイトで”2024年に後継機が出る可能性は50%”と
言いましたが現在ではその可能性は”かなり落ちた”と
考えています。

ゲーム屋元店長による
最新の予想と分析を改めて、お送りしていきたいと思います。

※今年初め時点での予想は⇒こちら

今回は、2023年も半分過ぎた時点での予測をしていきます。

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スイッチ後継機は2025年以降の可能性

私は↑の2月末時点の状況では、
「2024年に出る可能性は50%ぐらい」としましたが、
現在、その状況は大きく変わり「25%ぐらい」…に変わっています。

つまりは”2024年にスイッチの後継機が出る可能性は薄れた”
と、いうことです。
その理由を解説していきます。

なお、2023年に後継機が出る可能性は既に0%だと思います。

来年後継機の新作ラインナップではない

任天堂が、今年スイッチに発売・発売予定のタイトルは
2023年6月末時点で下記の通りとなっています。

1月…ファイアーエムブレムエンゲージ
2月…星のカービィWiiデラックス
3月…メトロイドプライムリマスタード、ベヨネッタオリジンズ セレッサと迷子の悪魔
4月…なし
5月…ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム
6月…エブリバディ ワンツースイッチ
7月…ピクミン4
8月…なし
9月…ピクミン1+2
10月…帰って来た名探偵ピカチュウ、スーパーマリオブラザーズワンダー
11月…超おどるメイドインワリオ、スーパーマリオRPG
12月…不明

見てみると分かる通り、非常に豪華なラインナップで、
マリオ、ゼルダ、ピクミン、ファイアーエムブレムなど
任天堂の中でも人気の高いシリーズの”本編の新作”が登場しているほか、
マリオRPGのリメイクなども登場しています。

任天堂ハードは”次のゲーム機が出る1年前ぐらいから”
任天堂の発売タイトルは極端に減るorビッグタイトルが出なくなることが
ほとんどなのですが、
今回、スイッチはまだそうなっておらず、
2024年に後継機が出る可能性はかなり薄まったと言えます。

また、2024年にも「ルイージマンション2」や「ピーチの新作」の
発売が決定しています。

過去の例を見ると、
Wiiの最後の1年は「キキトリック、マリオパーティ9、零 深紅の蝶、カービィ20周年コレクション、
ジャストダンスWii2」しか発売されていませんし、
WiiUの最後の1年も「ゼルダの伝説トワイライトプリンセスHD、ポッ拳、スターフォックスゼロ、
マリオ&ソニックATリオオリンピック、ペーパーマリオカラースプラッシュ」が出たのみで、
あとはスイッチ版と同時発売のブレスオブザワイルドが任天堂からは出ただけです。

この2例と比べると、↑のスイッチのラインナップは
”まだ”最後の1年とは言い難いメニューであることは一目瞭然です。

前に予想した3月初めの時点では、
8月以降のソフトが一切発表されていなかったこともあり
”もしもこのままソフトがあまり出なければ…”と思いましたが、
6月のニンダイで大量に新作が発表されたため、
”まだ”先の可能性が飛躍的に高まりました。

なお、”スイッチの次世代機でもスイッチのソフトが遊べるから、
普通に新作が出るだけでは?”と、予想する人もいますが、
Wiiの後継機のWiiUは「Wiiソフトも遊べる」ものでしたが
やはり、Wiiの最後の1年はソフトの発売数が減っています。
(↑の通りなら「Wii」でもそうなっていないとおかしいですからね)

そう考えると、やはりスイッチの次世代機が出る前には
スイッチソフトはある程度減ると考えられますが
今のところ、任天堂がペースダウンする様子はありません。

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株主総会などでのやり取り

2023年6月に行われた任天堂の株主総会においても
次世代機に関する質問をいくつか確認できますが、
その回答はいずれも”すぐに発売することを考えているものではない”
と、読み取ることができるものばかりでした。

もちろん、こういった場での発言は全てが「真」とは限りませんが、
それでも、上記の発売ラインナップと組み合わせて考えると、
今回に限っては”まだすぐには出しませんよ”というメッセージとも
取れます。

ゼルダ本体同梱版の発売

2023年3月開始時に予想した際には
”ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム”の発売日が決まったのに
本体同梱版はない、という状態でした。

”いつもなら”絶対に同梱版が出るはずなのに今回はない=後継機がある程度近い?
と、当時は判断しましたが
その直後、同梱版も後から発表されました。

これまでの傾向から言うと、同梱版を発売する場合、
最近は”次世代機の発売から約1年”は、開けている印象なので
(WiiUも最後に同梱版が出たのはスイッチから1年前のポッ拳だったはずです)
今回も、それなりに後継機の足音は遠のいたと言えます。

未だに好調を維持しており、発売する必要がない

スイッチの好調ぶりは、
未だに維持されており、
PS5の週販も、未だにほとんど上回っている状態です。

また、2023年開始時は少しペースが落ちたように見えましたが
ゼルダの発売後は再び爆発的に売れており、
任天堂歴代ハードの中でも絶好調な勢いを未だに維持している以上、
後継機を発売する必要性はかなり薄いかと考えられます。

無理に後継機を発売し、自滅する可能性もあるわけですから、
(例えば転売対策が上手く行かないなど)
スイッチが好調のうちは、引き伸ばしておく、というのは、
ビジネスとしても理に叶っているのではないかと思いますね。

最新の予想

↑のようなことも踏まえ、最新の予想としては「2025年以降」が
スイッチの次世代機の登場になると思います。

例えば2024年に入ってからスイッチの任天堂タイトルが
減って来れば2025年春とか、そのぐらいに出るような感じですね。

ただ、現状では2024年に出る可能性はかなり低くなったと言えます。
(マリオカートやゼノブレイドの追加コンテンツの配信が
2023年末になっているものが、今年初め時点では多かったのですが
これは今の状況を見るとたまたまだったのかと思います)

”近くに次世代機”があるなら、
次世代機に互換性があったとしても、
2Dマリオの新作を10月に出したりはしないでしょうし、
ゼルダもブレスオブザワイルドの時のように、延期してでも
後ろにしたはずです。

数字で示しておくと、今の時点での予想は、
2023年中⇒0%
2024年中⇒25%
2025年中⇒60%

…ぐらいではないかと、思います。

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管理人の個人的な意見

コアゲーマーの皆さんの中には
”スイッチも早くスペックを上げて欲しい”と言う方もいますが、
私はそうは思いません。
と、言うのも、PS5/PS4のようにスペックを追求するハードも必要だと思いますし、
もちろん、XBOXも必要だと思いますし、
そして、ライトユーザーにとっての唯一の入口のような立ち位置の
任天堂ハードも必要だから、です。

何故か、任天堂ハードまで高スペック路線に引き込もうとする人も
時々見かけますが、それはゲーム業界の衰退を招きかねません。

現在、任天堂ハードは”ゲーム人口の拡大”も担うハードだと思いますし、
実際に現在”ライトユーザー”のほとんどを抱えているのは
スイッチでしょう。

コアユーザーからは”スペックが足りない”みたいな声も聞かれますが
ライトユーザーは正直、(実際にお店にいてもそうでしたが)
あまりそんなところは気にしません。

かえって、”スペックを上げた後継機を出されて、価格が5万!”みたいな
ことをされてしまうと、ユーザーは大幅に減るでしょう。

しかし、スペック競争をすれば価格は上がります。

ですので、やはりある程度時間を置いて、
価格を抑えることができるようになった段階まで待つ、
というのもライトユーザー層も多いスイッチにおいては重要になるでしょう。

今、無理にスペックを上げた次世代機を出して
”5万”なんてことをしてしまったら、
任天堂ハードの場合は”相当ユーザー数は減る”ことになるはずです。
コアユーザーは買っても
(私も遊んでいる数的にコアユーザーだと(多分)思うので、買うかもしれませんが)
ライトユーザーはそれではついてきません。

急いでスペックを上げる、ということは
コア層中心のPS5やXBOXにおいては有効的ですが
任天堂ハードは、そこに加わるべきではない、と考えます。

プレイステーションは以前は
任天堂ハードとXBOXの中間的な立ち位置でしたが
最近は、XBOX寄り(コア層に傾いている)感じになった印象を強く受けます。

もちろん、コア向けハードも絶対に必要ですが、
任天堂ハードまでそちらに偏ってしまっては本末転倒ですし、
ファミリー層やライトユーザーの選択肢がなくなり、
大幅にゲーム業界は衰退するでしょう。

他メーカーなどを中心に開発者からスペックの向上を願う声があるのも
当然、分かるのですが、
やはり、最終的にはユーザーがいないとゲーム業界自体が衰退してしまいますし、
少なくとも、スイッチのユーザーには”高スペック路線”を望まないユーザーも
他ハードに比べると多いのは間違いのない事実です。

そういった意味では、私個人としては
”今はまだ、スイッチが活躍するとき”であり、
スイッチがスペックを上げる時は、まだ数年先であると、考えています。

マリオやゼルダのハイスペックな作品も見てみたい気持ちも
ないわけではないですが、
総合的に考えると、ライトユーザーを切り離す結果となり、
次世代機の売上にも大きな影響、結果、ソフトの出る量も減ることに
なりかねないので、私としては”今はスイッチ”を維持すべき時であると
考えます。

開発者の皆さんが、スペックを上げてほしい!と願っても
全てのハードが高スペック路線になることで、
ゲーム業界自体が衰退してしまったら、本末転倒ですからね…。

ある程度”価格を抑えてスペック向上or次なる遊び”を提案できるまでは
まだ、人気もあるわけですからスイッチをメインにやっていくのが
全体的な視点で見渡せばベストであると思います。

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