タイトーから発売された
「ストライクボウリング」を実際に遊んだ感想を
お話していきます。
1982年にアーケード向けに登場した作品で、
長い間家庭用ゲーム機向けには移植されていませんでしたが
2022年に発売された
”イーグレットツーミニ”の
イーグレットツーミニ 専用パドル＆トラックボールゲーム拡張セットに
収録され、家庭用ゲーム機でも遊ぶことが可能になりました。
そんな、ストライクボウリングを遊んだ感想をお話します。
どのゲーム機で遊べるの？
ストライクボウリングは、
家庭用ゲーム機向けには長い間移植されていなかったため、
遊べる機種は現時点では
”イーグレットツーミニ”
のみとなっています。
ただ、一度移植が実現したので、
今後も何らかの機会で移植されることは
あるかもしれませんね。
※私が遊んだのはイーグレットツーミニ版です
アーケード版は未プレイ
非常にシンプルなボウリングゲーム
1982年のゲーム、ということもあり
最近のボウリングゲームのような凝った作りではなく
上から見下ろし視点の非常にシンプルな
スタイルのボウリングゲームです。
この時代はそもそも私はまだ生まれていない時代でしたが、
時代を感じる作品ですね。
ただ、ゲーム自体は一応しっかりボウリングになっていて、
Wiiスポーツなどのように直感的操作はできませんが
ボウリングとして、それなりに雰囲気も
味わうことができる作品にはなっていると思います。
特殊なルールなどはない
ボウリングゲームの中には
特殊なピンの配置で楽しめるモードがあったり、
Wiiスポーツのような100ピンモードなどなど、
ゲームならではの特殊なモードなどが
用意されている作品も多いですが、
このストライクボウリングはまだ
そういう時代に発売されたタイトルではなかったために、
かなりシンプルなつくりになっています。
特殊なボウリングを楽しめるモードなどは
用意されていないので、純粋に”普通のボウリング”を
楽しむだけ、と言う感じですね。
意外と病みつきになる感じも…？
最初は時代を感じながら1プレイすれば満足かな？
などと思っていたのですが
実際に遊んでみると、意外と、妙に病みつきになるような
不思議な感覚のあるゲームですね…
気付けばイーグレットツーミニのトラックボール拡張セットで
遊ぶたびに、
他のゲームのついでに息抜きで1回遊ぶような、
そんな作品になっていました（笑）
シンプルに短時間で遊べるので
ついついハイスコアを狙ってしまうような、
そんな、妙な病みつき要素のあるゲームです。
CPUとの対戦などは存在しない
このゲームにはCPUなどは存在しないので、
1人プレイの場合は、
ただ黙々と一人でボールをピンに向かって
投げ続けるだけです。
とは言っても、結局最後には
自分のスコアとの戦いになるわけですし、
CPUとの対戦はなくても、
このゲームに限っては特に問題はなかったように思います。
演出もシンプル
最近のボウリングのゲームは、ストライクなどを取ると
派手な演出があったりしますが、
このゲームの場合はやはり”シンプル”ですね。
一応、スペアやストライクを取った時には
BGMが流れたり、専用の演出が表示されたりは
しますが、全体的にはシンプルです。
カーブより直線の方が簡単？
ボールを投げる際には、
直線に投げるか、カーブさせて投げるか
選ぶことができますが、
個人的には真っすぐ（直線）で投げた方が
かなりやりやすい印象を受けました。
カーブも上達すれば使いこなせるようには
なるのだとは思いますが、
直線でもストライクは取れますし、
特に不便な感じはなかったので、
私は直線投げの方が、
このゲームでは多用しています。
トラックボールでの操作
イーグレットツーミニでは
トラックボールのついた専用のコントローラーで
操作して遊ぶのですが、
（※本体のボタンや通常のコントローラーでは操作できません）
これがなかなかいい感じで、
妙に病みつきになる感じですね。
このコントローラーのおかげもあって
先程書いたように、”1プレイでいいや”と思っていたものを
それなりに遊ぶことができたのかもしれません。
イーグレットツーミニを買うだけではプレイできず
拡張パックも必要になってはしまいますが、
他のゲームとセットで、ついでに購入してみるのは
良いのではないかと思います。
隠し要素や裏技はあるの？
ストライクボウリングの隠し要素や裏技は
特にありません。
何度プレイしても、どんなハイスコアを記録しても
新しいモードが増えたりすることはないので、
純粋に遊ぶだけ、という形になっています。
ストライクボウリングの続編は存在するの？
ストライクボウリングの続編は
特に存在しておらず、
この1作品だけになります。
イーグレットツーミニに収録されるまでは
家庭用ゲーム機に移植された経験もなかったため、
アーケードゲームと縁のない人には
あまり印象がない作品だったのではないでしょうか。
今から「ストライクボウリング2」のような作品が
発売される可能性も限りなく0に近く、
今は、昔と違い”ボウリング系”のゲームは
ほとんど発売されない時代になりましたが、
（PS1ぐらいまではある程度は出ていた気がします）
こうして、イーグレットツーミニに収録される形で
家庭用ゲーム機向けに移植されたので、
今後も、このような形で、
続編ではなく”移植”であれば十分に可能性はあるとは思います。
ただ、タイトーからボウリングのゲームの新作が
出る可能性は、ほぼ0と言えそうです。
