「Super Rebellion(スーパー反逆)」は
ニンテンドースイッチ向けに配信された
縦スクロールのシューティングゲームです。
内容自体は非常にシンプルな内容で、
あっさりとした感じの作品ですね。
こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。
タイトルの部分がまず怪しい…
ゲームのタイトル画像を見ると
「スーパー反逆」と大きく書かれていますが
実際のタイトルは
”Super Rebellion”(スーパーリベリオン)で
登録されており、スイッチのショップでも
”スーパー反逆”と検索してもこのゲームは
検索にかかりません。
確かにSuper Rebellionとも書かれてはいますが
あんなにデカデカとスーパー反逆と書かれているのに
ネットの検索でもニンテンドーのショップでも
引っかからないのは違和感を感じます。
(タイトルが「Super Rebellion」で登録されているためですが
タイトル画像をああいう書き方をするなら
「Super Rebellion スーパー反逆」でも良いので、
「スーパー反逆」でも引っかかるようにしておいてくれた方が
良かったと思います。
内容自体は非常にシンプル
内容はシンプルな縦スクロールシューティングゲームで、
スペシャルウェポンが3種類(アイテムを取得することで使える)が
ある以外は、かなり普通のシューティングゲームです。
アップグレード要素もありませんし
機体のパワーアップ要素もありません。
良くも悪くも、スマホやパソコンの
フリーソフトでも探せば見つかる感じの内容かな?とは思います。
(※内容の例えであり、スイッチで出ている以上、無料でないことには
別に文句はありませんし、評価は下げていません)
全体的にダラダラとした展開
敵の数がそれほど多くなく、
スクロールのスピードもそんなに速くない感じのゲームで、
似たような感じの配置で敵がダラダラと出現する…という
ステージ展開なので、
どうしても”ダラダラとした感じ”は拭えません。
エフェクトなどにもあまり爽快感のようなものはないので
全体的に”もっさり”という印象です。
ステージも背景以外にはあまり特徴を感じず
どのステージも”似たような感じ”なので
一度クリアしたらもう一度やろう、という感じは
あまりしなかったです。
ステージは5種類。各ステージにボスも登場
ステージは全部で5種類で
背景や音楽は変わりますが
前述の通り、全体的に単調で
敵の配置などにあまり個性を感じないため
”似たような内容のステージ”が5個続きます。
各ステージの最後にはボスも待ち受けていて
全員、別々のボスではありますが、
やっぱりこちらもあまり個性を感じるような
ボスたちではありませんでした。
もしかすると難易度を上げたりすると
ステージが増えたりする可能性はありますが
私は難易度「簡単」(難易度は三段階)をクリアして
満足してしまったので、
それ以上のことは不明です。
途中セーブは不可能。やり込み要素は少ない
セーブ自体は可能ですが
”途中セーブ”はできないので
ゲームオーバーになったり、途中でやめたりした場合は
再びSTAGE1からです。
最近ではステージセレクトなども可能になった
シューティングゲームが多いですが
スーパー反逆は昔ながらのスタイルで
STAGE2をクリアしたらそこでセーブをして…
みたいなことはできません。
そのため、
気軽にプレイできる感じのシューティングゲームではなく
昔ながらのスタイルです。
そんなに1周自体は長くないですが
単調な展開が続くため、できれば途中でセーブ出来た方が
個人的には良かったです。
ローカライズが滅茶苦茶。ストーリーはシュールに
ストーリーはテキストとイラストで
ステージクリアごとに解説される形で
展開されていきます。
(ステージ中にセリフが出たり、ボイスつきだったりということは
ありませんし、スキップもできるので
ストーリーがいらない!という人にも影響はないと思います)
ただ、ローカライズが滅茶苦茶で
ゲームを開始してすぐに「エイリアンの結婚レースにより地球が侵略された」みたいな
文章が出て来た時や
ゲームオーバーになった際に「さよなら友達!」と表示された時には
笑ってしまいました。
ゲームプレイ自体には支障はありませんが
ローカライズは”とりあえず日本語になっているけどかなりひどい”
レベルなので、
ストーリーは悪い意味でシュールになってしまっています。
よくよく考えれば”スーパー反逆”の時点から
怪しい空気が出ていたので仕方ないですね(笑)
内容は最低限。おまけは少ない
内容は最低限の内容で、やり込み要素などは
ありません。
難易度は三段階ありますし
最初にチュートリアル(スキップ可能)もありますし
オプションもありますが
”最低限のものを揃えた”と言う印象で、
それ以上の遊び心は感じません。
高難易度でクリアすればもしかしたら出るかもしれませんが
普通にクリアしただけでは
ステージセレクトやボスラッシュなど定番のおまけが
出ることもありませんでした。
このぐらいの価格帯のゲームでも「ハブロキシア2」など
おまけが充実したゲームもあるので
この点はスーパー反逆にはもう少し頑張ってほしかったところです。
わざわざ選ぶほどの魅力は感じない
スーパー反逆は680円ですが
スイッチでも色々なSTGを遊んできた私からすると
”わざわざ選ぶほどの魅力は感じない”というのが
感想ですね。
ただ、次回作があるのであれば
ステージにもっとメリハリをつけて
単調な展開を改善すれば
良い作品になっていくとは思います。
(「ハブロキシア」というSTGのように1から2で進化した作品も
あるので、この作品も内容次第では進化できると思います)
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