ニンテンドー64で発売された
格闘ゲーム「スペースダイナマイツ」を実際に遊んだ感想と
隠し要素・裏技の情報をそれぞれご紹介していきます。
かなりSF臭の強い格闘ゲームで、
人を選ぶ作品だとは思いますが
ニンテンドー64ではそれほど多くない
本格的な格闘ゲームなので
貴重な作品の一つです。
全体的に暗い世界観
かなりSF臭いというか、洋ゲー臭い感じのゲームで、
全体的に暗く、重苦しい感じの世界観です。
グラフィックの感じ、ステージ、音楽に至るまで
全てが重い感じなので、
なんとなくプレイしていて暗くなるというか、
あんまり心地よい感じのゲームではありません。
まぁ、洋ゲーらしいと言えばそれまでなのですが
イマイチ日本受けしそうにないような
そんな感じを受ける世界観でした。
私はあまり得意な世界観じゃないですね…。
キャラクターもいかにも洋ゲー
キャラクターデザインもいかにも洋ゲー!という
感じのキャラクターが揃っています。
これも、あまり日本受けしそうにない感じの
デザインですね。
当然、イケメンとか、可愛い系とかそういう
キャラクターはいないです(笑)
個人的にはエネルギー体みたいなキャラクター
モーフィックスが好きでしたが、
まぁ…一般受けする感じではないですね笑
動作も重い感じ
格闘ゲームとしての動作も
どことなくもっさりしているような感じで
重々しい感じに思います。
コンボなど爽快感があるものもあるのですが
反応が鈍い感じで、全体的にずっしりした感じなので
この辺りもイマイチ魅力を感じない作品でした。
一応、格闘ゲームとして普通に遊べる範囲内では
あるとは思いますが
繰り返し遊ぼう、だとか、極めよう!と思えるような
作品では個人的にはありませんでした。
先程書いたように、世界観が個人的にあまり
合わないのもきつい感じです。
ストーリーはおまけ程度
一応、ストーリーも用意されており、
バックストーリーはなんだか無駄に壮大な感じですが、
いきなり前作もあったみたいな感じで
話が始まるので、
なんとなく雰囲気で理解は出来ても
イマイチ盛り上がらない感じです。
この点に関しては、海外では前作?も展開されていた
ようなのですが日本では、このスペースダイナマイツという
タイトルで発売されたのが初めてっぽいので、
その結果、”シリーズモノじゃないはずなのに、
前作があるみたいな始まり方をしているぞ?”という
不思議なゲームになってしまっています。
ストーリーとしては壮大なSF!という感じですが
そこまで膨らむ感じではなく
ワクワクするような演出は特に見当たりません。
隠し要素・裏技
スペースダイナマイツの隠し要素と裏技を
それぞれご紹介していきます。
コマンド系の隠し要素が複数存在しています。
・ソノークとデミトロンが使用可能になる
タイトル画面で、
A、B、R、L、C下、C上の順番に入力する。
・アーロンのエンディングをいきなり見る
タイトル画面で、
十字キー上、C左、R、十字キー右、十字キー下、R、R、C左の順番で入力する。
・デモニカのエンディングをいきなり見る
タイトル画面で、
十字キー上、C左、R、十字キー右、十字キー下、R、R、C上の順番に入力する。
・イブのエンディングをいきなり見る
タイトル画面で、
十字キー上、C左、R、十字キー右、十字キー下、R、R、C右の順番に入力する。
・ゴアのエンディングをいきなり見る
タイトル画面で、
十字キー上、C左、R、十字キー右、十字キー下、R、R、C下の順番に入力する。
・モーフィックスのエンディングをいきなり見る
タイトル画面で、
十字キー上、C左、R、十字キー右、十字キー下、R、R、Bの順番に入力する。
・ニッキのエンディングをいきなり見る
タイトル画面で、
十字キー上、C左、R、十字キー右、十字キー下、R、R、Aの順番に入力する。
・スカーレットのエンディングをいきなり見る
タイトル画面で、
十字キー上、C左、R、十字キー右、十字キー下、L、L、C左の順番に入力する。
・ゼンムロンのエンディングをいきなり見る
タイトル画面で、
十字キー上、C左、R、十字キー右、十字キー下、L、L、C右の順番に入力する。
・ソノークのエンディングをいきなり見る
タイトル画面で、
十字キー上、C左、R、十字キー右、十字キー下、L、L、C上の順番に入力する。
・デミトロンのエンディングをいきなり見る
タイトル画面で、
十字キー上、C左、R、十字キー右、十字キー下、L、L、C下の順番に入力する。
スペースダイナマイツの続編は出ているの?
スペースダイナマイツの続編は
少なくとも日本国内では発売されていません。
海外では出ているかもしれませんが
マイナーなゲームのため、ハッキリと確認することは
出来ませんでした。
海外で出ている・出ていない問わず
日本国内でスペースダイナマイツ2が出る可能性は
ほぼ0に近く、非常に厳しいと思われます。
今、「2」など出しても知らない人がほとんどだと思いますし
ゲームのジャンル上も、売れる可能性は
限りなく低いでしょう。
一方、このスペースダイナマイツは
日本ではこれしか出ていませんが
海外ではこの「スペースダイナマイツ」自体が
別作品の続編として発売されたもののようです。
(日本では発売されていません)
それを1っぽいタイトルで日本に出したために
先程書いたように、ストーリーが
「第1作目のはずなのに続編みたいな語り方をしているぞ!?」みたいな
ことになってしまっているわけですね…
色々な意味で、微妙に感じる部分の多いゲームでした。