ニンテンドースイッチ向けに配信された
「Stack Tower Up 3D Builder Simulator Don’t Crash」を
実際に遊んだ感想をお話していきます。
ニンテンドースイッチ発売以降、
私は数百のソフトを遊んできましたが
その中でも”あまりの内容の薄さ”に驚愕したゲームが
この作品ですね…
定価は299円ですが、
同価格帯の他のゲームでも、
なかなかここまで内容の薄いゲームにはお目にかかれず、
ある意味貴重な存在と言えます。
ブロックをひたすら積んでいくゲーム
Stack Towerは、ブロックをひたすら積んで
タワーを作っていくゲームで、
ブロックを積むのに失敗するとゲームオーバー、
という非常にシンプルな内容です。
”何個のブロックを積むことができるか”を
競うタイプのゲームですね。
なお、対戦系のゲームではありませんので、
一人プレイ専用となっており、
ひたすらハイスコアを目指して繰り返しプレイ
するタイプのゲームになっています。
操作は非常にシンプル。ルールも分かりやすい
この作品で一番評価できる部分は
操作がシンプル・ルールは分かりやすい、という部分ですね。
他はあまり評価できる部分はありません…。
操作自体は、
タワーの頂上でブロックが勝手に動いているので、
タイミングよくボタンを押してそのブロックを載せる、
という操作だけです。
それ以外の操作は特にはありません。
ルール自体も、ブロックをなるべく正確に載せて、
どこまで積み上げられるかを競う、というだけの内容なので
チュートリアルなどもありませんが、
すぐにルール自体は理解できると思います。
こういった”分かりやすさ”の部分に関しては
評価はできますね。
何もやることがない
タワーを積んで、崩れたらゲームオーバー。
それ以外に、特にやることのないゲームで
”あまりの内容の薄さ”に驚くと思います。
早い人は5分持たずに
”ゲームに満足”して飽きることでしょう。
ここまで”何も要素がないゲーム”はかなり珍しく
ある意味、驚きましたね…
（前にレビューを書いた「木琴」ですら
複数の曲が一応は収録されていましたし…笑）
特にステージがあるわけでもなく、
クリアしていく要素があるわけでも、
何かゲーム内のミッションやアンロック要素が
あるわけでもないので、
パソコンやスマホの無料ゲームレベルの内容…
と、言えるような作品です。
ゲームの基本的なルール自体は
私は嫌いではないのですが
流石に味付け不足というか、
これで発売してしまうのは少し悲しいところですね…
低価格であっても…
定価は299円なので、安いですし
この価格帯なら、別に”悪い”と言ってしまうほどでは
ありませんが、
同じぐらいの価格のゲームを
私はたくさん遊んできましたが
「もっと内容の深いゲーム」はたくさんありますし、
何なら定価が110円のパズルゲームや、
アクションゲームでも、ここまで内容の薄いゲームは
なかなか発掘できません。
いくら低価格と言っても、
やっぱりもう少し味付けのような部分は
必要であると感じますね。
私は”ダウンロード専用ソフトにはこういうソフトも多い”ということを
理解した上で、色々な経験ができると思い、
色々買っているので、良いのですが
ニンテンドースイッチはライトユーザーも多いので、
こういうあからさまに買った側が悲鳴を上げそうな状態の
作品が増えていることには、少し懸念も覚えるところです。
何も知らずに買った人は、「えぇっ！？」となるでしょうからね…。
（このソフトではありませんが、ほぼ同じ内容のゲームが
別メーカーから出ていることもありますし…笑）
ハイスコアは記録される
ここは評価できるポイントで、
一応それまでの”ハイスコア”は記録されており、
電源を切っても、ハイスコア自体は残っています。
なので、このゲームのルール自体が
気に入ればハイスコアを目指して
繰り返し遊ぶことはできる…かもしれません。
とは言え、目的要素がないので
家族内でこのゲームに一緒にはまる人がいるだとか、
そう言うことでもない限り、
ハイスコア稼ぎに燃える、というのも
なかなか難しい気はします。
メニュー画面のアイコンが怖い
↑の写真を見てもらえると分かると思いますが
ダウンロードすると、スイッチのメニューに
↑のようなアイコンが登場します。
「何故、左上に「New」の文字が書かれているのか」
これは、スイッチ側の機能ではなく、
このゲームのアイコンに元々「New」となぜか
書かれているので、
当然のことながら何度プレイしても「New」表示は消えません。
こんな風に自ら「New」と主張しているゲームは
相当な数のスイッチソフトを遊びましたが
これが初めてだったので、少し驚いたものです。
日本語非対応。これは問題なし
本作も、このメーカーの他のゲームと同じく
日本語非対応になっていますが、
これ自体は全く問題は感じなかったです。
と、言うのもこのゲームには
ストーリーもありませんし、
チュートリアルもオプションも存在していないので
そもそも”文字”を読むこと自体が
必要ありません。
なので、日本語非対応の点に関しては
何も問題はないと思います。
連続でピッタリ配置できると回復する
Stack Towerは、ブロックを積む際に
ズレた位置に置くと、少しずつブロックが
小さくなっていってしまいますが
連続でぴったりとブロックを配置できると
このサイズが少し回復します。
一旦回復したあとに、さらに続けてピッタリ
配置できると、どんどんタワーの大きさが回復していくので、
攻略の際にはこのことを覚えておくと良いですね。
