Island Maze（アイランドメイズ）はニンテンドースイッチやPC向けに
配信されたパズルゲームで、
キューブをゴールまで導いていくゲームです。
ゴールまで導くと言っても、落下しないように
ゴールまで進んでいくアクションタイプのゲームではなく
（もちろん落下はミスにはなりますが）
アイテムを上手く収集しながら、最短手数でゴールに
向かうことを目指すパズル的なゲームとなっています。
こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます！
どんなルール？
キューブを転がしてゴールまで導くことが
目的ですが、
色のついた宝石のようなものがはめ込まれたマスがあり、
その上を通行するには、同じ色の宝石（ステージ内に落ちている）を
はめ込んだ面で通行しないとキューブが砕けてしまう（ゲームオーバー）ので、
頭を使って、どの面に石をはめ込んで、どうやって
石付きのマスを突破して、ゴールに向かうかを考えながら
進んでいくパズルゲームです。
落下に関しては自らステージの外に進んでいかない限り
基本的には落ちないのでアクションゲームではなく
パズルゲーム的なゲームですね。
また、途中からは”壁に張り付くことのできるパーツ”も登場し、
それもまた頭を使うものになっています。
文章だと分かりにくいと思いますが
実際にゲームをプレイするとルールは案外すぐに
分かるかと思います。
（公式のPVを見るとより分かりやすいはずです）
かなり頭を使う
実際にプレイしてみると、序盤のステージはともかく、
中盤のステージからは、かなり地形が複雑に
なっていき、相当頭を使うパズルゲームに
なっています。
”どこにこの色の石をはめ込むか”など、
かなり複数のことを同時に考えないといけないので
時間制限はありませんが、
私がプレイしたスイッチのパズルゲームの中でも
かなり頭を使う部類であると思います。
ヒントなどは特にないので、
パズルが苦手な人にはあまりお勧めできないかもしれません。
中盤以降は、特に難易度が高めです。
問題数はそんなに多くはない
パズル系統のゲームだと、結構問題数が多めに
用意されている作品も多いですが
アイランドメイズは全28問となっていて、
そんなに問題数は多くはありません。
ただ、一つ一つの問題が最初のほうを除き、
結構難しいので、
価格分の歯ごたえは十分に味わうことは
できるかと思います。
とは言え、仮に全問スムーズにクリアできれば
1時間もあればクリアできてしまうでしょうから
（実際そんなにスムーズにはできないと思いますし
私もスムーズにはできませんでしたが）
ボリューム的には値段相応という感じですね。
雰囲気や世界観は〇
島を舞台とした、のどかな雰囲気と、
そこそこカラフルで賑やかな感じは
良いですね。
個人的には世界観や雰囲気は
好きなパズルゲームです。
また、この価格帯としては
結構グラフィックも頑張っている方だと思いますし、
見やすい感じなので、
”見た目”の部分に関しても、評価できる
作品であると思います。
ギミックのルールは少し不足気味
ゲームは、いきなり島にキューブと共に
放り投げられる感じでスタートし、
特にそれぞれのギミックに関して
説明はないので、少し戸惑う人も
いるかもしれません。
最初の方から登場する色つきの石や
壁に張り付くことができるようになるアイテムあたりは、
初登場のステージで、いかにも効果が分かるように
配置されているのであまり問題はないと思いますが
途中から登場する”自分以外のキューブ”や、
”移動しているキューブ”などのギミックに関しては
説明がないとパッと見分かりにくいので、
この部分は改善点のような気がしました。
やり込み要素はあるの？
基本的には全28問のクリアを目指していく感じですが
各ステージには「☆」による評価があり、
最大で☆3つを獲得できる要素があります。
☆はキューブを転がした回数で決まり、
転がした回数が多くなれば多くなるほど
評価がダウンしていくので
☆☆☆を獲得するためには無駄な動きを
極力削ってゴールに進む必要があります。
ただ、一つ星であれば、
いくらミスをしていても獲得はできるので、
とりあえずクリアしたい人、
やり込みしたい人両方に対応している感じですね。
ステージのアンロックは「☆」で
ステージは順番にアンロックされていく形式ですが
完全に一本道ではなく「☆」の獲得数が一定になると
複数ステージが解放される仕組みになっています。
そのため、万が一”どうしてもこの問題だけ分からない”というのが
あったとしても、とりあえずは進めるようにはなっています。
☆も「全コース三ツ星を取らないとステージが解放されない！」
みたいなレベルで厳しいわけではないので、
ある程度、ステージのアンロックに関しては
易しい印象を受けました。
続編は発売されているの？
アイランドメイズ2は現時点では
発売されている様子はありません。
もしも続編が出るとすれば、
基本的なルールはそのままで
ロケーションを複数用意したり、ギミックの説明を用意するなどすると
より面白い作品になるような気が、個人的にはしますね。
ただ、極端な不満点は個人的にはなかったので、
”難易度が高いことで人を選びそう”という点以外は
今の時点でも十分な作品には仕上がっていると感じます。
続編が出るのであれば今作のようにPCとスイッチあたりに
なるのではないでしょうか。
とは言え、パッケージ版が発売されるようなタイトルになる可能性は
いずれにしても、低そうですね。
