「すりぬけアナトウス」は、
任天堂から発売された
ダウンロード専売のアクションパズルゲームです。
特定の形に穴が開いた壁が
次々と出現するので、
ブロックを動かして、壁にぶつからずに
上手く穴の部分をすり抜けていくことを目指す、
というゲームになっていますね。
こちらでは「すりぬけアナトウス」シリーズの
レビューと、シリーズ一覧、続編は発売されるのか
どうかなどなど、情報をお話していきます。
シリーズ一覧！
「すりぬけアナトウス」は現在、2作品が
発売されています。
初代となる、Ｗｉｉウェア（ダウンロード専売ソフト）の
「すりぬけアナトウス」は2010年に登場、
その後、2011年にはニンテンドー３ＤＳ向けに
（こちらもダウンロード専売）「疾走すりぬけアナトウス」として
発売されました。
現時点ではこの2作品ですね。
どちらも基本的にはルールは同じで
前方に進んでいくブロックの前に出現する壁の穴を
上手く潜り抜けていく、という内容です。
非常にシンプルな内容ですが、
どことなくはまってしまう感じの、
レトロなスタイルです。
なお、私がプレイしたのは
Ｗｉｉの「すりぬけアナトウス」の方になりますので、
３ＤＳ版とは内容が異なる場合があります。
シンプルに楽しめる！
ルールとしては非常にシンプルで、
操作もシンプルです。
とても分かりやすい作品ですね。
クリアできるかどうかは別として
誰でもすぐに遊べる感じの
作風になっています。
特に難しいストーリーだとか
そういうものもなく、
本当に純粋楽しめる作品なので、
さっくりと遊ぶにはぴったりな
印象を受けました。
ゲーム的には
昔ながらの感じで、ひたすら同じようなことを
していく、というレトロスタイルです。
グラフィックは意外と綺麗
あくまでも当時としては、の話ですが
Ｗｉｉのソフトの中では
グラフィックはなかなか綺麗な印象でした。
夕日みたいのが見える背景のステージは
特に綺麗なイメージ…。
背景もシンプルで、余計な描写が
必要ないからこそ、綺麗に見えるのだとは
思いますがＷｉｉの中では結構頑張っていた
グラフィックだと思いますよ。
また、フレームレートも安定した感じに
なっているので、サクサクと快適に
動いてくれるのも個人的には
魅力的な印象でした。
ＢＧＭに関しても
ゲームの雰囲気にはよく合っていたのでは
ないでしょうか。
グラフィック・サウンド面は
どちらも良い感じです。
反射神経が鍛えられる？
次々と出てくる壁に
ぶつからないように、すり抜けていくゲームなので
結構瞬発力が鍛えられる感じです
（実際、そういうものが鍛えられているのかまでは
知りませんが…）
特にステージが進み、難易度が上がってくると
ビクッとするようなことも…
反面、反射神経のようなものが
必要になるので、そういったものが
苦手な人にとってはちょっと辛い部分もある
ゲームかもしれません。
ボリュームは値段相応
最近のダウンロード専売ソフトとは違い、
この当時のＷｉｉウェアというものは
本当に「ミニゲームレベル」の作品が
多かったのも事実です。
Ｗｉｉ自体の本体の保存容量が少ないこともあり、
大容量のゲームソフトを配信することは
できなかった！という事情もありますね。
（Ｗｉｉはパッケージで発売されているソフトの
ダウンロード版とかは、まだ存在していない時代の
本体でした）
そのため、すりぬけアナトウスに関しても、
ボリューム的にはそんなにたっぷりなソフトでは
なく、5時間程度で大体はクリアできてしまう
（どのぐらいスムーズに進めるかだとか、
個人の遊び方によってこのあたりは変わってきますが）
のではないでしょうか。
長々じっくりと遊ぶ感じのソフトでないのは
確かですから、
そのあたりは覚悟したうえで、遊んでいきましょう。
見た目がいい感じ
見た目はカラフルで、
清潔感のある（？）感じですね。
個人的には好きな雰囲気です。
明るくも、ちょっと幻想的な感じもしますし、
上でも書いたように
グラフィックは、Ｗｉｉの中では
だいぶ頑張っていた印象なので、
世界観（？）や雰囲気も良い感じでした。
周囲で遊んでいる人を見ているのも
面白いタイプのゲームかな…という
印象ですね。
攻略本やサントラは出ているの？
すりぬけアナトウスシリーズの
攻略本やサウンドトラックＣＤは
発売されているのかどうか。
これは、残念ながら、
どちらも発売されていません。
ダウンロード専売タイトルの場合
ほとんどのタイトルは攻略本もサントラも
出ないことが多いですね。
すりぬけアナトウスも、
どちらも発売されておらず、
今後急に発売される可能性は
限りなく低いのではないかと思います。
続編は出ないの？
すりぬけアナトウスの続編は
出ないのかどうか。
すりぬけアナトウスは一応、
２タイトルが発売されていますが、
第1作目が発売されたのが2010年、
第2作目が2011年と続けて発売されています。
が、それ以降は全く新作が発売されておらず、
2020年現在まで、9年間沈黙を続けてしまっています。
確かに、何度も何度も発売するようなジャンルの
ゲームではありませんし、
続編についてはなかなか厳しいのではないでしょうか。
仮にもし発売されるとすれば、
2020年現在で考えると
任天堂タイトルですし、ニンテンドースイッチでの
発売が濃厚でしょう。
急にパッケージソフトで発売されることは
まずあり得ないですから
ダウンロード専売のスイッチタイトル、という感じが
（もし出るとすれば）妥当かと思います。
