ニンテンドー64で発売されたFPSゲーム、
パーフェクトダーク。
レア社による開発で、任天堂から発売されたゲームです。
その後、レア社はマイクロソフトの傘下になったため、
続編の「パーフェクトダークゼロ」はXBOX360で
発売されました。
独特な作風を持つFPSゲームで、
特にニンテンドー64版のほうは、当時遊んだ!
という方も多いのではないでしょうか。
こちらでは、そんなパーフェクトダークシリーズを語ります。
なお、隠し要素や裏技については
⇒パーフェクトダークシリーズ全作品の隠し要素&裏技の
記事の方をご覧ください!
シリーズ作品と時系列まとめ
パーフェクトダーク⇒パーフェクトダークゼロの順番に
発売されましたが、時系列としては「パーフェクトダークゼロ」が
先で、その後がパーフェクトダークです。
そのため、パーフェクトダークゼロの方が昔の話になるわけです。
主人公のジョアンナは両作品で主人公を務めています。
また、ダニエル・キャリントンなどの人物もゼロと初代、
両方に登場しています。
(結構見た目が違いますが…)
世界観も共通になっています。
そのため、同じ組織名が登場します。
キャリントン協会や、データダイン社などの単語は
両方の作品に登場しています。
武器はニンテンドー64版の方が圧倒的に多いですね。
XBOX360で発売された「ゼロ」は武器数だけで
見ると大幅に削減されてしまっています。
XBOX360でも初代パーフェクトダークが
ダウンロード配信されています。
こちらは高画質化されており、内容は同じですが
64版よりもパワーUPしています。
両作品とも繋がりのある作品ですが、
基本的にはどっちか一つだけ遊んでも十分
楽しめる作品にはなっていると思います。
初代パーフェクトダークのレビュー
ニンテンドー64でヒットしたFPSゲーム
「ゴールデンアイ007」の開発元であるレア社が
開発した新作FPSゲームです。007ではないものの、
システムなどはゴールデンアイ007のものが採用
されており、実質的な続編と言える作品です。
ゴールデンアイ007にはまった人ならば
このパーフェクトダークも同じように楽しめると
思います。
私も楽しめました!
ただ、ちょっとSF色が強くて独特な雰囲気なので
そのあたりが苦手な人には向いてないかもしれません。
ステージマップはゴールデンアイ007に比べて
かなり広くなっており、探索のし甲斐があります。
データダイン本社やアラスカ空軍基地などは
個人的にお気に入りのマップです
SF世界故か、面白い武器が多いです。
自動機銃として設置できる”ラップトップガン”や
弾道を操作できる”スレイヤー”
敵兵を操ることのできる”サイキックガン”
壁を貫通して狙撃できる”ファーサイト”
などなど、他のFPSでは見られないような
独特な武器ばかり・・・
使っていて楽しいです。
コンバットシミュレーターは
要するに対戦モードなのですが、
コンピューターを10体近くまで
参加させることができ、大人数での
対戦が可能になっていました。
今でこそ大人数対戦可能なFPSは多いですが
当時はあまり無かったので斬新でした。
弟とよく遊んでましたね。。
当時、小さかったのであまりわからず
イベントはスキップしてました。。
後にプレイした時に見てみましたが、
宇宙系のSF色強いストーリーです。
まぁ、可もなく不可もなく…です。
普通のステージのほか、トレーニングや
射的などを自由に楽しめる
キャリントン教会、というモードがあります。
これに当時はまってましたね…
特に射的はミニゲームとは思えないほど
奥深く、クリアすることで手に入るボーナスも
あるのでやりがいがあります。
個人的には今までプレイしたFPSの中でも
1,2を争う作品です。
独特な雰囲気のBGMも魅力でした(笑
続編のパーフェクトダークゼロ(XBOX360)は
微妙な出来だったので、
よりこの作品が輝いて見えます。。
ストーリーネタバレ!作中の犠牲者は?
犠牲者1 トレント・イーストン
国家安全保障局の長官。カサンドラと裏で手を組んでいる。
大統領を始末しようとするも失敗し、その責任を追及され
ミスターブロンド(スケダー)によって始末される
犠牲者2 ドクター・キャロル
データダイン社に開発された人工知能。
ステージ”深海”で施設を爆破するため、施設に残り最後を遂げる
犠牲者3 カサンドラ・デブリーズ
データダイン社のトップ。ミスターブロンドらと手を組んでいたが、
用済みとなったため、捕らえられてしまう。
宇宙船でジョアンナと再会後、自らが囮となり、スケダーを
引き付けるも、逃げ切れずに命を落とす。
犠牲者4 スケダーキング
スケダーの王者。全てのスケダーの頂点に立つ。
スケダーの神殿に乗り込んできたジョアンナと戦闘するも
敗れ去り最後を遂げた。
主に犠牲になったのは敵方の登場人物たちですね。
味方サイドのジョナサンやキャリトン達は無事に
生還を果たすことができました。。
ステージ一覧と主な出来事ネタバレ
データダイン本社<始動>
〇ジョアンナ・ダーク 登場
〇ダニエル・キャリントン 登場
〇カサンドラ・デブリーズ 登場
データダイン地下研究所<探索>
〇ドクター・キャロル 登場
データダイン本社<保護>
キャリントンの別荘<人質>
シカゴ<潜入>
G5ビル<盗撮>
〇トレント・イーストン 登場
〇ミスター・ブロンド 登場
エリア51<突破>
〇ジョナサン 登場
エリア51<救出>
〇エルビス 登場
エリア51<脱出>
アラスカ空軍基地<変装>
大統領専用機<暴露>
〇大統領 登場
墜落現場<対決>
Xトレント、本性を現したブロンドに始末される
・ミスターブロンドの正体がスケダーであることが判明
ペラジック2<妨害>
深海<別れ>
Xドクター・キャロル、自らを犠牲にして基地を爆破
キャリントン教会ビル<防衛>
スケダー宇宙船<制圧>
Xカサンドラ、スケダーの引き付け役を買って出て犠牲に。
スケダーの神殿<決戦>
〇スケダーキング 登場
Xスケダーキング、ジョアンナに倒され、命を落とす。
・すべてのスケダーが闘争心を失い、壊滅状態に。
ミスターブロンド
マイアンSOS
WAR!
決闘
と、いう流れになっています。
最後の4ステージはおまけステージなので、
物語上の動きはここではありません。
攻略本やサントラは発売されてるの?
攻略本は2種類ほど発売されています。
小学館の任天堂公式ガイドブックと、ニンテンドードリームの攻略本ですね。
後に配信されたXBOX360版の本は出ていませんが、内容は基本的に
同じなので、これらの攻略本も利用できます。
パーフェクトダークの音楽CDは発売されていません。
前作にあたるゴールデンアイ007のサントラも発売はされていませんし
この辺りは仕方のない部分もあるのかもしれません。
楽曲は、ゲームの中で楽しみましょう。
ゲーム内にサウンドテストモードはあるのかどうか。
これも、ザンネンながら搭載されていません。
聴きたいBGMを楽しむためには、その曲が流れる場面まで
進まないといけない、ということですね。
ニンテンドー64で発売されたパーフェクトダークですが、
後にXBOX360版もダウンロード配信されているほか、
続編のパーフェクトダークゼロも、XBOX360で発売されています。
開発元のレア社がマイクロソフト傘下になったため、
XBOXでの発売になったようです。
続編「パーフェクトダークゼロ」の関連商品についても書いておきます。
パーフェクトダークゼロのほうは攻略本もサントラも発売されておらず
関連商品の発売は無かった状態です。
時代も進みましたし、攻略本自体の発売が減ってきているので…。
パーフェクトダークシリーズ全体を見てみても、発売されている
関連商品としては、初代パーフェクトダークの攻略本だけ、ということに
なりますね。寂しい感じはしますが、元々FPSゲームは、そんなに本やら
CDが出ることは少ないジャンルになっています
劣化したパーフェクトダークゼロ?
その名の通り、パーフェクトダークの続編です。
前作同様、近未来チックなSFの世界観が魅了ですね。
ちなみに、物語はN64版の前となり、ジョアンナが一人前の
エージェントとなるまでを描きます。
近未来的な雰囲気や、ゲームのシステムなど雰囲気は
ニンテンドー64で発売されたパーフェクトダークそのまま!
初めてプレイした時には「あ~懐かしい」とすら
思わせてくれました。
BGMの雰囲気もいかにもパーフェクトダーク!って
感じが出ていて良いです!
言葉ではあまり言い表せないのですが、なんかあの
独特なメロディー…w
特にメニュー画面のBGMがお気に入り。
雰囲気や音楽、ゲームシステムなどは
パーフェクトダークそのものなのですが、
何か…足りないです(汗
ステージ構成とか、おまけ要素とか、
モード構成とかそういう部分が64の初代
パーフェクトダークに比べるとかなり劣化してしまった…
そんな印象を受けます。
ジョアンナの過去を描いている作品。
しかしながらストーリーはおまけ程度のようなものですね。
ありきたりな展開で、特に先が気になるようなモノでは
なかったです。個人的には、ですが。。
N64版で私が大ハマり(?)したキャリトン教会。
これに変わるモードが無かったのはザンネンでしたね…
コンバットシミュレーターみたいのも無かったですし…。
あの時楽しんだパーフェクトダークはもう居ない…
そんな感じでした(笑)
雰囲気だけは再び楽しむことができましたが、この内容では
初代パーフェクトダークには遠く及ばない気がします…。
ゼロの出演声優まとめ
パーフェクトダークゼロの担当声優は下記の通りです。
ジョアンナ・ダーク …釈由美子
ジャック・ダーク …立木文彦
チャンドラ …湯屋敦子
ダニエル・キャリントン …茶風林
ツァン・リー …佐藤正治
メイヘム …浅川悠
キリアン …高木渉
ジョナサン …森川智之
ドクター・ジーグラー …阪口周平
Drキャロル …西村知道
作中のイベントなどは全てフルボイスになっています!
日本語声優はなかなか豪華なキャスティングになっているので、
物語を楽しめます!ただ、主役のジョアンナは女優さんが
演じているので、少し棒読みです。
XBOXONEで発売されたレアリプレイにも
パーフェクトダークゼロが収録されていますが
そちらのパーフェクトダークゼロは、英語版になるので、
日本語ボイスは収録されていません!