実写版 名探偵ピカチュウのレビュー!原作を知らなくても大丈夫?

ポケモン

「名探偵ピカチュウ」は、
元々、ニンテンドー3DSで発売されたゲームですが、
その後、2019年に実写映画版も公開されました。

ポケモンシリーズの実写映画は、
本編も含めてこれが初めてのことになりますね。

そんな、実写版名探偵ピカチュウを実際に見た
感想をお話していきます。

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原作を知らなくても大丈夫?

私自身、名探偵ピカチュウのゲーム自体は
遊んだことがなく、
物語の流れも知りませんでしたが、
この映画自体は問題なく楽しめました。

”ポケモン”の基礎的な部分だけ知っていた方が
良いとは思いますが
(私もポケモンの基礎的な部分の知識はある状態で見ました)、
名探偵ピカチュウ自体は遊んだことがなかったとしても、
十分に内容は理解できると思いますし、
楽しめる作品になっていました。

実写でありながら不思議な感じ

実写映画ではありますが、
かなりゲーム的な雰囲気もあったりして、
実写の中にポケモンたちが溶け込んでいるので
なかなか不思議な感じの作品です。

ただ、ポケモンたちも実写の中に
不自然に浮かんでいるようなことは
ありませんでしたし、上手く実写の中に
溶け込んでいた感じだったので、
あまり強引な感じはしませんでしたし、
上手くできていたように、個人的には思います。

…こういう映画を見ると、完成された映像ではなく
撮影時、どんな風に撮影しているのかは
気になりますね(笑)
撮影中は”喋るピカチュウ”もいないでしょうし、
一人で喋ってたりしてるのでしょうか…

メイキングが見たいと思えるような作品でした!

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物語自体も分かりやすい感じ

物語自体も分かりやすい感じで、
始まりから、最後の結末まで
上手くまとめられている印象です。

展開的には意外と王道な感じで、
”こういうことなんだろうな…”という予想が
見ながらにしていくつか当たってしまうような
感じではありましたが、
意外な部分(メタモンとか)もあり、
十分に驚きもある作品になっていました。

名探偵ピカチュウに関する知識が無くても、
十分に物語は理解でき、
楽しめたので、原作を知らなくても
十分に楽しめるという印象です。

原作を知っているとまた印象が違うかも

私は、名探偵ピカチュウのゲーム版は、
細かいことは知らない状態で見ましたが、
逆に、名探偵ピカチュウのゲームを遊んでいて、
思い入れがある人だったりすると、
この実写版の見え方も、また違ってくるかもしれません。

実写版は
”原作を知っているかどうか”で、結構見え方が
変わったり、評価も変わったりするので、
名探偵ピカチュウのゲームを遊んだことがある人だと、
私の感じた感想とは大きく異なる感想に
なったりするかもしれませんね…。

ピカチュウはいい感じに…

名探偵ピカチュウシリーズの魅力は
おっさんみたいな感じのピカチュウだと思いますが、
今回もおっさん臭さがよく出ていて、
よい感じでしたね…!

先程書いたように、実写にもしっかりと溶け込んでいる印象で、
あまり不自然に感じるようなことはなかったですし、
質感もちゃんと出ていて
”そこに存在している”ような感じなのは、見事でした。

なお、ゲーム版では声優の大川さん
(帰ってきた~では、山寺さん)がピカチュウの声を
担当していますが、
実写映画版では俳優の西島さんが、声を担当しています。

ゲーム版(PVで大川さんバージョンも山寺さんバージョンも
見たことはあります)とは、また違う印象ですが、
西島ピカチュウ(?)もいい味を出していますね…!

最初は学生かと思った

主人公のティムは、最初の方の
親友と遊んでいる描写を見て
勝手に学生だと思い込んでいましたが、
その後のシーンの親友との会話で、
社会人だと分かりました(笑)

なんとなく学生かと思っていたので
少し驚きでした
(特に社会人設定は最後まで
あまり影響はないですけど…)

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最初だけで出番が終わる親友…

物語の前半に、主人公のティムにカラカラを
捕まえさせようとして、
ふざけている親友が登場していますが、
この親友、大事なキャラだと思っていたら
最初の方のシーンだけで、以降は全く登場しない
脇役でした(笑)

父親の件で主人公のティムに電話がかかってきてからは
一度も登場してなかったはずです…。

最後も、主人公が父親と一緒に暮らす道を選んだため、
主人公の唯一の親友を名乗ってたこの親友は
ある意味可愛そうですね(笑)

また、親友以外にも、吉田警部というキャラが、
役者さん的にも重要そうに見えましたが
全然重要なキャラじゃありませんでした(笑)

作中のラスボスネタバレ!犠牲者は?

作中のラスボスは「ミュウツー」ですね。
ただし、厳密に言うと、ミュウツー本人ではなく、
ポケモンとの共存を訴えてきた企業の会長の
クリフォードという人物がミュウツーと融合する形で、
敵対する…という感じです。

最終的には、主人公がクリフォードとミュウツーを分離させて、
クリフォードの陰謀を阻止しました。

作中での犠牲者は、人間の犠牲者は特に出ておらず、
主人公の父親に関しても、最初は故人扱いされていましたが
終盤で生存していることが判明し、
無事に生存しています。

黒幕のクリフォードも逮捕されただけなので、
特に誰かが犠牲になるようなことはないですね。

ただ、人間に変身して暗躍していた
クリフォードのメタモンは、
主人公との戦いによってガスを浴びて
そのまま消滅しているのと、
ミュウツーを研究していた施設の人間(回想で登場)が、
その後どうなったのか不明なので、
このあたりが数少ない犠牲(かもしれない)キャラになります。

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