ゲームボーイアドバンス向けに発売された
「マリオカートアドバンス」を
実際に遊んだ感想をお話していきます。
マリオカートシリーズとしては
初の携帯ゲーム機向けに発売された作品で、
「スーパーマリオカート」「マリオカート64」に続く、
マリオカートシリーズ第3弾として発売された作品です。
こちらの感想や、遊べる機種などについて
詳しく解説していきます。
発売されている機種は?どの機種で遊べるの?
「マリオカートアドバンス」を遊ぶことができる機種は
下記の通りとなっています。
・ゲームボーイアドバンス
・WiiU
・ニンテンドー3DS
・ニンテンドースイッチ
以上の4機種ですね。
ただし、通常販売されていたのは、ゲームボーイアドバンスと
WiiUのバーチャルコンソール版のみとなっており、
残りは特殊な形式での配信になっていました。
まず、ニンテンドー3DS版は
「アンバサダープログラム」と呼ばれる特殊なスタイルで
配信されたもので一般販売はされていません。
これは、3DSが発売から約半年で大幅値下げをしたため
”それ以前に購入したユーザーへのお詫び”として
多数の過去ハードのタイトルが無償提供されました。
それが”アンバサダープログラム”ですね。
その中の一つがこのマリオカートアドバンスでした。
また、スイッチ版に関しては
ニンテンドースイッチオンラインの追加パックに加入した人が
遊べる「ゲームボーイアドバンスNintendo Switch Online」の
収録タイトルの一つとしての配信となっており、
これも、これ以外の方法で単品販売はされていません。
そのため、普通に単品で購入できたのは
アドバンス版とWiiU版、ということになります。
※私が遊んだのはスイッチ版となります。
初代に似ている数少ないマリオカート
このマリオカートアドバンスで、私はアーケード版などを除く
全てのマリオカートシリーズ本編を遊びましたが、
この「マリオカートアドバンス」が唯一、
スーパーファミコンで発売された初代マリオカートの
正統進化系とも言える作品ですね。
他は、マリオカート64ベースになっている印象なので、
この作品だけ、数少ない貴重な初代ベースの作品と言えます。
…ただ、私は64以降のマリオカートにすっかり慣れてしまった
(初代も小さい頃に結構遊びましたが)ので、
逆にやりにくくも感じました(笑)
ステージはシンプルながら個性的
最近のマリオカートと比べると
ステージもシンプルですが、スーパーマリオカート(初代)と比べると
大分個性的になっていて、
ロケーションも色々用意されています。
グラフィックは当然ゲームボーイアドバンスの水準ですが
当時の水準で考えれば
十分頑張っているほうなのではないかと思います。
8を遊んだ後だと別の楽しみ方が…
私は「マリオカート8デラックス」まで遊んだ後に
この作品をスイッチオンラインの追加パックで
遊びましたが、”後から遊んだからこその楽しみ”を
味わえました。
それが「8デラックス」に登場している
ゲームボーイアドバンスのリメイクステージの原作を見る、
という楽しみ方ですね(笑)
8デラックスに登場している
リボンロードやチーズランド、マリオサーキット、
テレサレイク(追加コンテンツ)などなど、
アドバンスのステージの”原作”を始めて見たので、
かなり逆の意味で新鮮でしたね。
アドバンス時代はまだ「空を飛ぶ」概念が
マリオカートシリーズになかったので
ステージの基本的な形状は同じながら
まるで別のステージのような印象を受けました。
アドバンス⇒リメイクは、
予想以上に大変そうだと、ある意味実感することができました。
ボリュームは意外とある
ボリューム自体は、ステージ数は今よりも少なめとは言え、
ちゃんとグランプリもありますし、
ランクシステムなどもあるので、
十分にボリュームがあると思います。
また、カップが5個あり、この当時のマリオカートは
4カップが基本だったので
(これの後に出たダブルダッシュ(ゲームキューブ)も4カップでした)
隠しステージも含めて、結構なボリュームであると感じます。
今、改めて遊ぶと時代も感じる作品ではありますが、
ハマることができれば、十分に、それなりに楽しめる
作品であるとは感じました。
(私は一通り遊んだ後に8DXに戻りましたが笑)
隠し要素や裏技は?
マリオカートアドバンスの
隠し要素や裏技についてご紹介します。
隠し要素や裏技は
⇒マリオカートシリーズ全作品の隠し要素・裏技のページの方に
まとめてありますので、
そちらのほうを参考にしてみてください!
隠しカップや隠しステージなど、
様々な隠し要素が用意されています。
売上はどのぐらいだったの?
マリオカートアドバンスの売上は
「94万本」(国内)と言われています。
集計機関などにより、若干前後はあるとは思いますが
大きく変化することはないでしょう。
初代や64と比べるとその数字は落ちており、
”マリオカート本編で、100万本を超えなかった”数少ない
タイトルの一つではありますが
はじめての携帯ゲーム機タイトルであったことなどや
売上自体はゲーム全体で見ればかなり高い数字であることから
決して売れなかったわけではありませんし、
十分すぎる売上を記録しているとは思います。
(なお、もう一つ100万本を超えることができなかった
マリオカート本編はゲームキューブの
「マリオカートダブルダッシュ」でした)
WiiU版以降についてはパッケージとしては発売されていないので
売上は不明です。