宇宙戦士のレビュー!安価でクオリティも高めなシューティング!

シューティング

「宇宙戦士」は
ニンテンドースイッチ向けに配信された作品です。

題名からすると、あまりイメージが沸かないと思いますが
成長要素のある横スクロールシューティングゲームで、
ゲーム自体は割とオーソドックスな感じの
シューティングですね。
そこに、自機の成長要素や、レベルアップの要素などが
盛り込まれています。

こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。

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ゲーム自体は、シンプルな横スクロールシューティング

成長要素などはありますが、
それを除けば、ゲーム自体は
非常にシンプルなスタイルの横スクロールシューティングゲームと
なっており、操作やルールなどにも難しい点は
あまりありません。
(自機の攻撃は珍しく自動発射されるタイプです)

シューティングゲームが好きなら、ある程度楽しめる作品だと思いますし、
定価も、この内容で、500円ちょっと、となると
かなり安いイメージですね。

ただ、「タイトル」や「ゲーム画面」から
購入前に「どんなゲームなのか」があまり伝わってこない感じで、
私も、セールで安くなっているのを見るまで、
(シューティング好きなのにも関わらず)特にマークしていない作品でした。

グラフィックはこの価格帯ならかなり綺麗

私は色々とダウンロード専売のソフトもやっていますが、
「500円台」でこのグラフィックはかなり綺麗な印象を受けます。

もちろん、フルプライスのシューティングゲームなどには
もっと綺麗な作品もありますが
価格を考えると、非常に優れたグラフィックであると思いますし
「驚異的なグラフィック」などと宣伝しているだけ
あると思いますね…。

ただ、反面、結構カラフルで画面がごちゃごちゃしている
感じではあるので、
上でも書いた通り「購入前に魅力が伝わりにくい」という
一面がある、という印象は拭えませんし、
場所によっては「どれが地形でどれが背景か」分かりにくかったり、
敵弾が少し見えにくいことがあるのは、気になりました。

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ステージは9種類。3段階の難易度とミッションあり

ステージは全部で9ステージ用意されており、
続けてプレイするスタイルではなく、
ステージセレクトで順番にプレイしていく形式です。

そのため、1ステージ1ステージごとにセーブできたり、
クリア済みならどこでも好きなステージを遊べる作品ですね。

各ステージには3段階難易度が用意されているほか、
それぞれに5つの目標が用意されており、
これを達成していくことで、プレイヤーのレベルを
上げることができるなど、
やり込み要素も価格の割にだいぶ揃っている印象ですね。

プレイした印象としては「そんなに難しくはない」感じなので、
(ミッションの内容も含めて)
比較的遊びやすい印象を受けました。

成長要素とアンロック要素

ゲーム中では「レベル」と「コイン」が用意されており、
レベルは、各ステージのミッションを達成することで、
上がっていきます。
(各ステージの各難易度に5つずつ、難易度が3つなので、1ステージあたり
15のミッションが存在しています)
このレベルを上げるごとに、新しい機体、新しいステージ、新しい難易度が
解放されていく感じですね。

そのため、一直線に最後までプレイする感じではなく、
何度も同じステージをプレイして、レベルを上げるタイプの作品です。
私はこういうのも好きですが、これは人によって
好みが分かれそうな印象は受けますね。

同じスイッチで配信されている
縦スクロールシューティング「スカイフォースリローデッド」の
横スクロールシューティング版みたいな感じです
(メーカーは違います)

コインは、ゲーム中で敵を倒すと入手できるポイントで、
これを使って自機をパワーアップさせていくことが
可能になっています。

個人的には、やり込み要素にもなるので好きですが
人によってはこの要素は「早く次のステージに進みたいんだけど」と
なる人もいる気はします。

ストーリーはおまけレベル

ゲームを開始すると、プレイヤーセレクト(男女一人ずつ)があったり、
プロローグのムービーが入ったりしますが、
ストーリーはあくまでもおまけ程度で、
深いものではありません。
登場人物も特に名前がないような感じで、
ステージの開始時などにたまにセリフが出る程度(ボイスなし)です。

また、一度クリアしたことのあるステージのセリフは
表示されなくなります。

なので、シューティングにストーリーは不要!という人は気にせず
楽しめるレベルだと思いますが、
逆に「ストーリーが楽しそう」という人にはおすすめはできません。

加えて、ストーリーは「打ち切り」みたいな感じで終わっていて
よく分からない状態になっています。
全ステージをクリアして、全ミッションをクリアしても、
特にエンディングはありませんでした。
(何か条件があるのかもしれませんが…)

ローカライズが少しおかしい

日本語に対応していて、
意味は十分伝わるのですが、
ローカライズが若干おかしく、
「~~~しら」と、文章がおかしくなっていたり、
(した、とか、しろ、の部分で使われていた気がします)
登場人物のセリフが、とあるステージでは敬語なのに、
同じ人物が急に(前は敬語で話してた人物に対して)ため口に
なっていたりと、ストーリー上の整合性も合いません。

このあたりは少し気になる部分ではありますが、
プレイ自体には支障はありませんでした。

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音楽と効果音

曲の種類は少なめで、ステージ道中の音楽は
基本的に同じ曲ばかり使っています。
(ただし、曲自体は個人的には覚えやすくて好きです)

また、ステージクリア時の効果音や
ゲームオーバー時の効果音は
同じメーカーから配信されている
「JDMレーシング」や「国内市場車レーシング2」に
使われていたものと同じでした笑
(↑2つはレースゲーム)

両方ともプレイしたことのある私にとっては
違和感がありましたね笑

人を選びそうなコスパの高い作品

この価格で、この内容・クオリティは
「かなりコスパの良い作品」であると思います。
私もあたりを引いた気分です。

ただし、
「人を選びそうな部分」が色々と目立ったことも
また事実だったので、
コスパは良いけど、人を選ぶゲーム、という感じですね。
(私は好きです)

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