「Gradiently 勾配」は
hook gamesより2021年に配信されたパズルゲームです。
色のタイルを正しいグラデーション（色の順番）に
なるように並べ替えていく、というルールの
パズルゲームです。
非常にシンプルな内容で、
ルール説明を読まなくても
カラフルなタイルを見れば
「あ、色の変化順にすればいいのかな」と、
なんとなく想像がつくぐらいのシンプルな内容です。
配信時に100円セールをやっいていた際に
購入して実際に遊んでみたので、
その感想をお話していきます。
色の変化順に並べるパズル
上でも書いた通り、ルールとしては
”色が変化していく順番”に並び替えるパズルゲームです。
そのため、色の変化が分からないと
ちょっと難しい印象も受けるパズルですね。
私自身も色にそこまで詳しいわけではありませんが、
一般的に色を認識できる人であれば
（体質上などの理由で色の認識が難しい方には
合わないゲームだと思いますので、そういった方は
他のパズルゲームを探した方がいいと思います。
※ゲーム内に特に救済措置などもありません）
プレイ自体には問題なく、特別な知識までは
必要ないと思います。
こういうパズルゲームは、
家庭用ゲーム機向けでは私は今まで見たことがなかったので、
シンプルなのですが、新鮮な印象でゲームを楽しめました。
最初は簡単。だんだん難しく…
最初のほうは非常に簡単で、
問題のサイズも小さいですし、
一部のマスには「X」がついていて、
（ここの部分は必ずこの色ですよ、というマスで
動かすことができないマスですね）
それをヒントに解いていく、という形です。
序盤はほんの数十秒で完成できる問題が
ほとんどですし、
購入前に私は「難しそう」というイメージを
抱いていましたが実際にいじってみると
結構予想より簡単な内容でした。
ただし、当然問題はだんだんと難しくなっていき、
問題のサイズも増えていきますし、
色もだんだん複雑になっていくほか、
ステージによっては「X」（位置が固定されているマス）も
だいぶ少なくなったりして、難易度はかなり上がります。
私も全問クリアはちょっと諦めましたが
第400問（最後の問題）は、もはや見るだけで
戦意を喪失するレベルでした（笑）
緑から黄緑、みたいな変化順に並べ替えるのは
比較的簡単ですが、
進んでいくとだんだんと緑から赤とか、変化の度合いが
強いものを要求されるようになっていき、難易度は
どんどん上がっていきます。
全問クリアは厳しい。でも十分遊べる
私は全問クリアできずにギブアップしましたが
価格を考えると、十分に遊べましたし、満足しています。
半分以上の問題は解けたので、十分遊べたと言えるでしょう。
私と同じように「全問クリア」にこだわらず、サックリと考えられる人であれば
十分に価格分は満足できると思います。
しかしながら「絶対に全問クリアするんだ！」という人には
結構後半の問題は苦行になりそうなイメージですね…。
問題数は？全問クリアのご褒美は？
問題数は全部で400問です。
クリアすると、クリアマークがつくほか、
クリアタイムも表示されますね。
ただし、クリアタイムでランク評価などが
行われるわけではないので、
やり込み要素という面では
「400問のクリアを目指すだけ」という感じで、
それ以上の＋αはありません。
問題自体は「順番にクリアしないと解放されない」わけではなく
「最初から全400問全てを選べる」ので、
どうしても分からない問題があったらそこで詰み、という形式では
ありません。
この点は安心と言えば安心ですね。
全問クリアは前述の通り、私にはできなかったので
分かりませんが、
同じ配信元のほぼ同じモードメニュー画面の他のパズルゲームは
複数全問クリアしていますが
いずれも”全問クリアのご褒美”はありませんでした。
（数独、シカクシェイプス、ヒトリロジックなどで確認済み）
よって、この「勾配」にも全問クリアのご褒美は
ないと思われます。
日本語非対応はプレイに影響なし
スイッチのダウンロードゲームには
「日本語非対応」のゲームがそこそこ存在しており、
この「勾配」も、日本語には対応していません。
しかしながら、
ゲーム自体は非常にシンプルで、
特にテキストを読むような場面もなく
オプションなどをいじる必要もないために、
日本語非対応でも”全く問題なし”でした。
仮に英語が一文字も読めないとしても、
ゲームを遊ぶ分には何も問題ありませんので、
この点は安心してもらって良いと思います。
↑のスイッチメニュー画面のアイコンを見れば
どんなルールだか、ほとんどの人は
なんとなく理解できるかと思います。
BGMがなんとなくヨッシーのオーラを感じる
ゲーム中のBGMは一種類で、
なんとなく眠気を誘うようなのどかな
雰囲気の音楽です。
で、これがなんとなく
私には「ヨッシーアイランド」とか、ヨッシーの
ゲームでかかってそうなBGMに聞こえてしまいます（笑）
”聞こえてしまう”だけで、
別にヨッシーの音楽をそのまま使っているわけでも
アレンジでもありませんが
聞くたびに
「この曲、ヨッシーでかかってても何も違和感なさそう」と
感じてしまうBGMでした（笑）
ゲームの世界観・雰囲気にはとてもあっている気がするので、
悪いBGMではないですね。
ちなみに、ゲームを起動するたびに
この曲のテンポがランダムで決まるようで、
「今日はちょっと早い」「今日はいつもよりスローだな…」みたいな
感じになっています。
