「ライデンファイターズエイシズ」は
2008年3月27日に発売された
XBOX360向けのシューティングゲームです。
縦スクロールシューティングゲームの「雷電」シリーズの
派生作品にあたる作品・「ライデンファイターズ」の
3作品をまとめて収録したタイトルになっています。
雷電シリーズ本編とは、またちょっと異なった作風の
シューティングゲームを楽しめます。
こちらのライデンファイターズについて
詳しくお話をしていきます。
収録タイトルは3タイトル
収録されているタイトルは下記の3タイトルです。
・ライデンファイターズ
・ライデンファイターズ2
・ライデンファイターズJET
いずれも、アーケード向けに稼働した作品となっており、
家庭用ゲーム機向けに上記作品が移植されるのは
これが初めてです。
現時点で
「ライデンファイターズ」シリーズは、
この作品以外では遊べず、
1や2、JET単体では家庭用ゲーム機向けには
販売されていません。
入手が非常に難しい!
ゲームの内容自体のレビューではないのですが、
まず、最初に言っておかなくてはいけないことが、
「非常に入手しにくい」
ということですね…
と、いうのも、既にソフトの生産は終了していて
(これは別に特別なことではありませんが)
生産本数自体もそれほど多くないため、
現在ではプレミア価格になってしまっています。
アマゾンの商品ページを見れば分かると思いますが
とんでもない価格になっていますし、
オークションなどでもかなりの高価になってしまっています。
私が購入した時点(私は中古で買いました)でも、
定価すれすれぐらいの価格になっていましたが
今は定価越えも多く、正直、簡単に手を伸ばせる
レベルではなくなってしまっています。
ゲームの内容自体とは関係ないですが
プレイ開始にたどり着くまでのハードルが
ものすごく上がってしまっているので、
この点はマイナスですね…。
ゲーム店に普通に中古で売られていれば
定価以下なこともあるかもですが、
私もゲーム店にいた限り(5年以上いました)
ライデンファイターズエイシズが中古で売られてきたことは
一度もなかったぐらいなので、
(買取量が少ないお店ではなく、系列店でした)
なかなか入荷は難しいと思います。
ダウンロード版はないの?
ゲームオンデマンド(ダウンロード版)が配信されていましたが
こちらも配信終了となっており、
今からダウンロードすることはできません。
海外版は日本版終了後もダウンロードできていたようですが
(今もあるかは不明)
北米版本体が必要になるなど、
プレイのハードルは非常に高いです。
ダウンロード版も手に入らなくなった以上、
現状ではパッケージ版を探すしかありません。
なお、PCで「Raiden Legacy」というものが
ダウンロード販売されており、こちらに
ライデンファイターズシリーズが収録されてますが
移植度の点で劣るため、本格派のファンの方には
おすすめできません。
シンプルなシューティング!
ゲームとしては、本家雷電シリーズと同じように
非常にシンプルな感じで、
シューティングゲームが好きならば、
好き嫌いはあれど、無難に楽しめそうな
印象を受けました。
ただし、逆に言うと、シューティングゲームに
興味がなかったり、嫌いだったりすると
全く楽しめないと思いますので
そこは注意したほうがいいですね。
シューティングが好きでないと、
たぶん「何だこの古臭いゲームは?」
という状態で、終わると思うので…。
高評価が多いには、落とし穴もある
ライデンファイターズエイシズの評価は
レビューサイトなどでも非常に高い傾向に
ありますが、これは落とし穴があり、
「購入者のほとんどがファンである」という点ですね。
そのため、評価がある程度高めになるのは
当然のことです。
今の場合、そもそも入手が難しく、プレミア化
しているような作品ですから、
興味があったり、好きでなければ買いません。
そのため、ある程度評価が通常よりも
高めに出る傾向があり、
その点は留意して、他サイトのレビューなども参考にする際は
考える必要があります。
上でも書いたように、シューティングに興味がなければ
客観的に言えば「古臭いゲームが3つ入ってるだけのゲーム」
ということになりかねません。
オプションや機能が親切
それぞれのゲームに充実した設定項目が用意
されており、非常に親切な印象を受けます。
難易度に関しても幅広く設定できますし、
最低難易度にすれば、シューティングが苦手でも
クリアできるレベルになるので
(前述した通り、シューティングに興味ない人は
あまり楽しめない感じもしますし、価格の問題からも
なかなか手を伸ばす人はいないとは思いますが)
安心して楽しむことができます。
色々な機能がついているのは、
好印象です。
隠し要素などのアンロック要素は少ない
家庭用のシューティングゲームというと
条件を満たすとどんどん隠し要素が追加されていって…
なんていう作品も多いですが、
ライデンファイターズエイシズはそういった面は
薄めで、あまり隠し要素はありません。
何かをアンロックしたり、
達成項目をクリアしていくことにやりがいを
感じるような人には、
プレイの目的をあまり見出すことができず、
早い段階で飽きてしまうのではないかな?という
印象を受けました。
スコア稼ぎだとか、高難易度のクリアだとか
自分自身で目標を見つけ出して、それを
楽しめるような人じゃないと、
案外長続きはしないかと思います。
ライデンファイターズの新作は出ないの?
ライデンファイターズの新作は出ないのかどうか。
これは、厳しいと思われます。
雷電シリーズは現在でも展開はされており、
移植であれば可能性はありそうですが、
さすがにライデンファイターズの完全新作、となると
本家である雷電の新作が優先される可能性が
非常に高いために、厳しいのではないでしょうか。
あるとすれば、現状で言うと
ライデンファイターズ(エイシズは移植しない、と明言されているため別の形で)の
移植になるのではないでしょうか。