Cube Farmerのレビュー!ボリュームと価格のバランスには難あり…。

パズルゲーム

「Cube Farmer(キューブファーマー)」は、
ニンテンドースイッチやXBOX、PCなどで配信された
パズルゲームです。

目的はキューブを移動させて、
指定された回数以内に、ステージに用意されている穴に
キューブをはめ込む、という内容のパズルになっています。
ただ、キューブを穴にはめ込む際には、
水色になっている部分が上になるようにはめ込まないといけない、
という感じですね。

ちょっと文章だけでは説明しにくいのですが、
↑とゲーム画面を見合わせて貰えればルール自体は
分かると思います。

こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。

※私が遊んだのはニンテンドースイッチ版になります。

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覚えればシンプルなパズルゲーム

ゲーム自体が日本語に対応していないので、
若干不安を感じる人もいると思いますが、
最初の問題で適当にキューブを動かしていれば
すぐにルールは把握できるぐらいに、
内容としてはシンプルです。

特に特別難しいギミックなども存在せず、
途中からキューブの数が増えたり、
ワープゾーンが出て来たりするぐらいで
複雑なゲームではありませんので、
この点は安心して貰ってよいと思います。

ルール自体はそれなりに楽しい

ルール自体は一度覚えると
それなりに楽しく遊べるパズルゲームでした。
スイッチでは似たようなキューブ系のパズルゲームで
「アイランドメイズ」というものが存在していますが
個人的にはそのアイランドメイズよりもルール自体は
シンプルで、こちらの方が好きですね。

また、風景もなかなか良い感じで、
特に水の表現はなかなか綺麗であるように
見えましたね。
リラックスできそうな感じの雰囲気も〇です。

難易度自体は中盤以降からそれなりに上がっていき、
最後の方はかなり難しいですが、
序盤は簡単なので、程よい感じという印象でした。

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問題数は全部で40問。全部クリアすると?

問題数は全部で40問存在しています。
最初から表示されている数だけで全てで、
40問クリアすると”次のページ”ということは
ありません。

21問目からはキューブの数が2つ、3つ、4つと増えていくので、
半分を過ぎたあたりから飛躍的に難易度が上がる印象ですが、
不可能レベルではない…という印象でした。
(また、どうしてもの場合マイナーなゲームですが
動画サイトなどに攻略プレイ動画も上がっているのも確認できましたので
そういったものを利用していくのも良いかもしれません)

なお、全部クリアするとスタッフロールと
メッセージが表示されます。
それ以外には特に追加される要素はありませんでした。

価格を考えるとボリューム不足

ゲーム自体は悪くないのですが、少し残念な部分も
いくつか存在しており、その一つが”価格とボリュームが見合っていない”
と、いうことですね。

本作の価格はswitch版は2623円(税込み)となっており
ダウンロード専売ソフトの中ではかなり高額です。
定期的に破格(数百円)にセールでなっていますが
(私もその時に買いました)
それでも、定価は2623円なのですから、
その価格を考えてしまうと”ちょっとボリューム不足かな…?”という
感じがしてしまいます。

全40問は仮にスムーズに解ければ1時間ちょっとで終わるぐらいの
ボリュームでしかなく、
特にやり込み要素もない(問題ごとのランク表示などもないです)ので、
価格設定を間違えているような印象は受けてしまいました。

セールで100円ちょっとまで下げられるのであれば
最初から高くても1000円前後にしておいた方が
売れそうな気がしますし
イメージも良いのではないかな?という印象ですね。

あまり高い価格をつけて、そのあと90パーセントぐらいオフして
売るようなゲームは、何とも言えない気持ちになります。
(もちろん、元々の定価が最初からゲーム内容に見合っていれば
全然良いのですが)

タイトルに戻るたびにロゴはマイナス

タイトル画面に戻る機会は、そんなに頻繁には
ないとは思いますが
タイトル画面に戻る度に、何故かメーカーロゴの部分から
見せられることになります。

これが、微妙に鬱陶しい感じもしたので、
人によっては気になるかもしれません。
時間にして数秒ではありますが、
何度も何度もタイトル画面に戻ると「またか」と
なってしまう感じはありました。

ゲームに必要なロードであれば仕方ないですが
あのタイミングにロードしているわけではなさそうですからね…。

キューブの操作が少し微妙?

キューブの操作が単純に十字キーやスティックを
倒しただけでは行うことが出来ず、
行きたい方向を押しながら、別のボタンを押す必要があり、
若干、この手のゲームとしては面倒な操作形態には
感じました。

慣れてくれば問題ないですし、
恐らくは誤動作を避けるためなのだとは思いますが、
もう少し気楽にコロコロできるようになっていると
なおよかったようには思います。

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続編は発売されているの?

本作の続編は
「Cube Airport(キューブエアポート)」というタイトルで
スイッチにも既に配信されています。
こちらは↑で悪い点として指摘した価格面もかなり改善されているので
その点は好印象です。

エアポートの方に関しても定期的にセール対象になっており、
かなり安い価格に下がることも多いので、
急ぎで無ければ狙ってみるのも良いでしょう。

なお、私も既に↑(エアポート)は購入済みなのですが
これを書いている時点ではまだ遊べていないので
そのうち、遊ぶことができたらそちらのレビューも
書いていこうと思います。

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