ブームブロックスのレビュー!世界観の好みが非常に分かれそう!

パズルゲーム

Wii向けに2008年に発売された
パズルゲーム「ブームブロックス」を
実際に遊んだ感想をお話していきます。

積まれたブロックをボールで崩すことを
目的としたゲームで、
シンプルながら面白い感じの、
そんな作品になっています。

”遊び”の部分を追求したような
そんな感じのパズルゲームですね。

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ブロックを崩すことが目的

指定された条件(ボールの数など)で
ブロックを崩すことを目的としたゲームで
内容としては単純明快です。

進むにつれてだんだんとギミックが登場したり、
特別なルールが登場したりするようなところもありますが
全体的にシンプルな内容なので
ゲームとしては分かりやすいですし、
あまり複雑になりすぎない、という点も
本作の魅力のように感じます。

純粋に、ボールを投げて崩す、という一連の動作は
子供心に帰ったような気分で
楽しいと感じられる内容だと思います。

始めた当初は特に気持ちいいというか、
楽しいというか、そんな気持ちでプレイすることが
できた作品でした。

世界観がかなり微妙。好みが分かれそう

ブームブロックスの個人的に思う最大の欠点が
”洋ゲー色がとにかく強すぎる”という点ですね。

洋ゲーなので仕方がないのですが
とても、日本受けするような世界観ではなく、
私自身も(これを遊んだ当時は特に)そんなに
洋ゲーの世界観は得意ではないので、
見ているだけでテンションが下がるような、
そんな感じの世界観でした。

キャラクターデザインも奇妙ですし、
いかにも洋ゲー!という感じの
世界観、音楽に至るまで
なかなか馴染むことができませんでした。

ゲームの基本的なルール自体は
とても好きなのですが
奇妙なキャラクターが出て来る度に
テンションが下がってしまい、
最終的には全部クリアする前に耐えがたくなり、
プレイをやめてしまった…
そんなタイトルですね(笑)

ゲーム自体はとても個性的で、
シンプルながら面白いので、
おすすめできますが、
少しパッケージや動画などを見てみて
”これは…”と感じる人は
やめておいた方が良いと思います。

良くも悪くも洋ゲー感が非常に強いので、
洋ゲー独自のノリみたいなものについていけない人は
そっちが気になってしまう可能性は十分にありますし、
私は実際に”このゲーム自体を遊ぶモチベーション”も
削がれてしまいました。

私は非常に多くのゲームを遊んでいますが、
キャラクターが出て来る系の洋ゲーを、
今でもあまり遊ばないので、
似たような感じの人は、注意した方が良いかもしれません。

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ブロックの飛び方は良い感じ

同じWiiで言うと「エレビッツ」というゲームに
非常に似ているモノの飛び散り方をする作品で、
これは純粋に見ていて”面白い”と、思える部分ですね。

この点は大きく評価できる部分です。

物理演算が使われているようなのですが、
ボールを当てると崩れるあの感じは、
他のゲームではなかなかないですし、
ブームブロックスの大きな魅力の一つでは
ないかと思います。

それだけに…私としては国内メーカーが
こういうのを作って欲しかったところです!

爽快感はもう一押し必要

せっかく、ブロックの崩れ方も爽快な
ゲームですが、効果音や演出の味付けが薄く
全体的に”もっさり”した感じです。

タイトル画面、モードセレクト画面、
ステージクリア、ブロックが倒れている時の音など、
そういった部分に”爽快な要素”が薄く、
全体的に暗く、地味な印象を受けてしまうデザインなので
この点は”ゲーム性とは真逆の所に行ってしまっている”感じですし、
個人的にマイナスと感じる部分です。

ブームブロックスのような感じで、
ブロックが崩れる時に華やかな演出や効果音があったり、
モードメニュー画面などももうちょっと華やかな爽快感ある
感じであれば、さらに良かったと思うだけに
個人的には残念な部分の一つだと感じましたね。

難易度はそれなりに高い

ルール自体はシンプルですが
進むにつれてだんだんと難易度は上昇していき、
”それなりの難易度”になります。

なかなか歯ごたえがあるので、
歯ごたえを求める人にはちょうどいいと思いますし、
やり込み要素もそれなりにあるので
シンプルなパズルゲームながら
私のように途中でやめてしまったりしなければ
それなりに長い時間遊ぶことができる作品です。

ただ、”それなりに難易度が高い”ので、
その点は覚悟が必要です。

パッケージデザインはちょっと…

ブームブロックスのパッケージデザインは
”どう見ても日本国内で売る気がないような”そんな
感じのデザインに見えてしまいます。

実際、私も「何だこのゲーム?」と思っていて
しばらく安いのに買わなかったぐらいですし、
敬遠されがちな雰囲気が漂っているように思います。

パッケージの表面も、裏面も
どことなく地味で、内容が伝わりにくい感じなので、
せっかく国内で発売するのであれば
海外はともかく、国内向けのパッケージデザインは
もう一工夫必要かな?という印象を受けました。

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ブームブロックス2は発売されているの?

ブームブロックスの続編は
現時点では発売されていません。

既に2008年の発売から25年が経過しているため
今になって続編が発売される、という可能性は
薄そうですね。

個人的には、この感じのゲームなら
キャラクターや無駄な設定はいらないので
シンプルな爽快感に振り切って
こういう内容で発売すれば
もっと良い感じに仕上がるような感じはしました。

少なくとも国内向けであれば
その方がヒットするのかな?という感じもします。

ただ、もしもこの先続編が出るようなことがあれば、
個人的にはまた遊んでみたい、とは思える作品です。
内容自体は好きだったので…!
(またデザインがこんな感じならやめるかもしれませんが笑)

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