「バイオハザード デスアイランド」は、
2023年7月に公開され、10月にブルーレイ&DVDが発売された
バイオのフルGC映画の第4弾(配信のインフィニットダークネスを入れるとCG作品第5弾)に
あたる作品です。
ヴェンデッタの時は映画館で見ましたが、
今回は吹き替え版がヴェンデッタの時と同じように後からだったこともあり、
(どうせブルーレイも買ってしまいそうなので)ブルーレイで発売日に購入、
実際に作品を視聴しました。
そんな、バイオハザード デスアイランドの感想などをお話していきます。
※後に発売された漫画版のレビューもあります。
漫画版のレビューはバイオハザード デスアイランド(漫画)のほうをご覧ください。
↓では、映画版のレビューをお話していきます。
安定のCGバイオ
実写版は実写版で良いのですが、
バイオの映画はCGの作品の方がゲーム版と繋がっていることもあって、
個人的に好きなので、
今回も公開前から楽しみにしていました。
今回はヴェンデッタの時と同様、アクション色が強めで
個人的にはCGバイオの中でも上位のお気に入り作品となりました。
映像がより綺麗になった感じ
CGバイオはいつも綺麗ですが、
今回のデスアイランドはさらにワンランク綺麗に
なった印象で、
特に序盤の、レオンがバイクで走っているシーンや、
終盤の水の描写などは、非常に綺麗な印象でしたね。
CG作品はディジェネレーションから全部見ていますが
今回は、さらにパワーアップした印象を受けました。
展開はお約束的な感じはあるものの…
展開的には、バイオファンであれば大体予想できる感じで、
特に大きな驚きはありませんでしたが、
安定して楽しむことのできる展開でした。
敵も、良い意味でも悪い意味でもバイオっぽい
キャラクターで良い味を出していましたね…笑
いかにもやられそうなキャラクターはちゃんと(?)やられて、
敵は最後にはモンスターになって、
主人公たちは生還するという、そんな感じの展開が
繰り広げられています。
悪く言えばマンネリとも言えなくもないですが、
個人的にはインフィニットダークネスのような少し複雑な
感じの話よりも、
こういうシンプルな感じの話の方が
バイオハザードらしくて良いような感じはします。
登場人物たち…
今回の敵の「ディラン」は、不気味な感じが出ていて
なかなか個人的には気に入ったキャラでした。
日本語吹き替えのCVが子安さんなのも、いい味を出していますね…!
マリアは、ヴェンデッタからの続投ですが、
ああいう感じで”生き残った”敵キャラはバイオシリーズでは
”その後、登場しません”(笑)みたいなことも多いのですが
今回はちゃんと登場して決着がついたので、
少し珍しく感じました…。
(インフィニットダークネスのウィルソンとか、リベレーションズ2の
アレックスとか、結構みんなスルーされてますからね…)
あと、脇役ですが、途中で出て来たSWAT隊長が
吹き替えボイスが龍が如くの主人公・桐生と同じ人だったので、
どうしても桐生に聞こえてしまえて笑えました。
(しかも、あっさりとサメに食われて退場します)
今回はバトル比率が多め
今回はBOWとのバトルなどの描写が比較的多い印象です。
この辺りも、ヴェンデッタと比較的
似通った部分がある感じでしょうか。
クリーチャーがそんなに大量に出現するわけではありませんが、
アクション面はそれなりに派手なので、
アクション寄りの要素が強めの方が好きな人には
おすすめできる作品です。
私自身も、バイオのCG作品ではヴェンデッタが一番好きなので、
デスアイランドもなかなか楽しめました。
”映画”としてのバイオはこういう方が面白いような気がします。
過去作品から登場した要素
デスアイランドは”過去のバイオ(ゲーム版)”をある程度
理解している前提のところもあり、
特にCG映画の「ヴェンデッタ」との繋がりは深いです。
何の知識もなくいきなり見るのは少し辛いところもあるかもしれないので、
あくまでもバイオハザードシリーズファン向けの作品、という印象です。
私はバイオファンなので楽しめましたが、
そうでない人とは、評価も分かれそうな感じはあります。
なお、過去作品から登場した要素は下記の通りです。
〇登場人物
ジル、クリス、レオン、クレア、レベッカ、ハニガン、マリアが
過去作品から続投して実際に登場するほか、
ウェスカー、ピアーズ、アリアス、ディエゴの名前や存在が会話内に登場。
〇登場組織
BSAA、テラセイブ、DSO、アンブレラの名前がそれぞれ登場。
〇過去の出来事
ディランの回想シーンで「ラクーンシティ壊滅事件」が登場したほか、
ゲームの5の「ウロボロス事件」の際のジルの出来事などが会話内に登場
このように、過去からの要素が複数登場しています。
作中の犠牲者ネタバレ
バイオハザード デスアイランドの作中で
犠牲になってしまったキャラクターをご紹介します。
(作中の時系列順に並んでいます)
〇J.J
回想シーンに登場。ディランの仲間だったものの、
ラクーンシティ事件の際にウイルスに感染、ディランに命を奪われる
〇ザック
アルカトラズ島を訪れていた配信者。ゾンビ化してしまう。
〇SWAT隊長
レベッカの護衛として同行。島の周囲を徘徊していたサメ型のBOWによって
部下の隊員共々全滅する。
〇アントニオ・テイラー
ディランに撃たれてしまい負傷。クレアが助けようとするも、
それは叶わずに息を引き取る。
〇マリア・ゴメス
終盤でレオンと直接対決。最後はレオンに蹴り飛ばされた際に、
施設内の突起に突き刺さり、命を落とす。
〇ディラン・ブレイク
自らにウイルスを投与し、サメ型のBOWと融合。
主にジル、クリス、レオンの三人と交戦し、最後は三人の
連携攻撃によって倒された。
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