Mega Ramp Motoのレビュー!トライアルズシリーズに似ている!

レースゲーム

「Mega Ramp Moto – Dirt Bike Stunts Simulator」は、
ニンテンドースイッチ向けに配信された
バイクスタント系のアクションゲームです。

バイクに乗って横に進みながらステージから
落下しないようにゴールを目指す、というルールで
レースゲームと言うよりは、横スクロールの
アクションゲームのような印象も受ける作品ですね。

こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。

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トライアルズ系のゲーム

プレイしたことがある人なら、
分かると思いますが、
ユービーアイソフトの「トライアルズ」シリーズと
非常に似ているタイプの作品ですね。

ルール自体や感覚については、
(私もトライアルズシリーズは3作品プレイしたことがありますが)
かなり似ている部分を感じます。

ただ、この作品は定価自体が安いこともあって、
当然、ユービーアイソフトのトライアルズシリーズには
クオリティ面などでは及びませんが、
雰囲気はなかなか出ていると思いますね。

題名はどっち…?

本作は、ニンテンドーストアや、
ニンテンドースイッチのメニュー画面上では
「Mega Ramp Moto」というタイトルが表示されているのですが、
ゲームの中に入ってみると
「バイクスタントトリック2020」というタイトルが
表示されます。

一体本当の題名はどっちなのか…。
しかも、2020とは一体…?笑
(発売は2023年です)

海外メーカーのダウンロードソフトを中心に
時々”題名すら定まっていないゲーム”を見かけますが
このゲームは特に色々怖い感じで、少し笑えてしまいました(笑)

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ゲームのベース自体はなかなか良い感じ

ゲームのルールは、最初にも少し書きましたが
ゴールまで落下しないようにバイクで進んでいくゲームで、
アスレチックのようなところを走り抜けていくゲームです。

内容自体は非常にシンプルですし、
個人的に、こういった内容は嫌いではありません。

多少、カクカクする場面があったり、
カメラの視点が定まらない(プレイするときによって
前と違う視点になったりする)ところもあったりと、
クオリティ面での心配はありますが、
ルール自体は嫌いではありませんでした。

効果音やボイスなどに疑問点

本作では、”バイクのエンジン音”がほとんどしないので、
爽快感がかなり”激減している”気がします。
本当にうっすらとしか効果音がなく、
バイクで走っているような感じがしないので、
ここのあたりは次回作があるのであれば
最優先で改善してほしい部分であると感じます。

これでは、ただ自転車をこいでいるような、
そんな感じです(笑)

また、その割に、
プレイヤーが落下した時の
「うぉぉぉぉぁ」「うぁあぁあ」みたいなボイスだけ
妙にボリュームがでかく、
しかも、落下の仕方によっては何度も叫んだりと、
かなり奇妙で不気味な感じになってしまっています。

そもそも、ボイスよりエンジン音が欲しいのですが…笑

このあたりの部分は要改善であるように感じましたね。

ステージは17種類。ロケーションは寂しい

ステージは全部で17ステージが用意されています。
この手のゲームとしては、ステージ数は
若干少ないですね。

また、ロケーションが基本的に1種類で、
仕掛けなども見たことがあるようなものが
終盤まで続けて登場するので、
”次のステージはどんなステージなのだろう?”という
楽しみはあまり感じられない作品になっています。

ユービーアイソフトのトライアルズシリーズだと、
結構ロケーションや風景にもこだわっていたので、
価格的にあそこまでは無理だとしても、
もう少し、風景などにもバリエーションがあると
良かったような気はします。

なお、ステージ11から急激に難易度が上がり、
ステージ11の動いている床は、先が見えないこともあり、
運要素のようなものも出て来るので、
かなり厳しくなると思います。
(前のステージをクリアしないと先に進めないタイプの
ゲームなので、仮にステージ11で詰まってしまうと
それ以上先に進むことはできません)

バイクはアンロック形式

バイクは、ゲーム内で稼いだお金で
アンロックしていく形式で、
それぞれ能力などが異なります。

同じコースを何度もクリアして
お金を稼ぐようなこともできるので、
これは、このゲームのやり込み要素の一つですね。

なお、ステージごとのクリアタイムによって
”ランク評価”みたいな要素はありませんので、
ゲームの目的としては
全てのステージをクリアすることと、
この、”バイクの購入要素”だけになっています。

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日本語非対応は問題なし

このゲームの配信元のゲームは、基本的に
日本語に対応していないゲームばかりで、
本作も日本語には対応していません。

ただ、本作はストーリーモードなどが
あるわけでもなく、じっくり文字を読んで
チュートリアル…みたいなものも存在していません。

そのため、英語が読めないと困るような場面は
ゲーム中には存在しておらず、
全く英語が読めないとしても、問題なく遊べる印象でした。

基礎は〇、要改善で良い作品に?

ゲームの基礎自体は、時々見かけるジャンルなので
良い作品だと思います。

ただ、定価は一応、1600円ちょっとするので
(私はセールで100円ちょっとで買いましたが)
次回作があるのであればバイクのエンジン音などの改善、
演出面の改善、ステージのロケーションの追加など、
そういったもう一工夫を加えることで、
より良い作品になるのではないかな?と、感じました。

次回作がもしもあるのであれば
そういった部分に注目したいと思います!

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